京都あだし野・念仏寺(下)女性の罪洗い

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ここ、あだし野念仏寺は、多くの女性に人気がありますね。
化野の露となっている数千の霊に、心、動かされるのでしょう。

(前回記事)
感動!京都・あだしの念仏寺の仏紅葉(上)
https://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/50687484.html

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石仏・石塔の隣に「水子地蔵尊」があります。無縁仏の中には、水子も含まれるのでしょう。
尚、毎月24日、水子供養が行われます。


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この水子地蔵尊の傍を通って境内の奥に進みますと、竹林の小道。
ここを上った所に、「六面六体地蔵」があります。

ここでは、時計回りに、六つの全てのお地蔵さまに水をかけながら、罪罰を洗い流すのです。

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清めていただける罪障とは
「天道・人道・修羅道畜生道・餓鬼道・地獄道

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水をかけ、そして唱えるのです。
「オン・カカカ・ビサンマェイ・ソワカ

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洗い流された罪罰が、ポトポトと滴となって、紅葉の映る水面に落ちます。


最後に、西行法師の歌

   「誰とても 留るべきは あだし野の 草の葉毎に すがる白露」


                 これで、今年の私の、嵐山・嵯峨野紅葉散策は終りです