感動!京都・あだしの念仏寺の仏紅葉(上)

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奥嵯峨・祇王寺から更に北上して、化野(あだしの)の念仏寺に向かいました。
念仏寺の参道の下のお茶処の庭が、夕陽を浴びて輝きます。
中に入りたかったのですが、何しろ、夕陽が落ちそうでパス。

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いよいよ参道入り口です。果たして、境内には夕陽が差しているでしょうか。

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残念です。西院の河原には、もう陽が去って、無縁仏の石仏・石塔は宵闇を待つばかりです。
まさに、和歌の枕詞「化野の露」ですね。吉田兼好の「徒然草」の一節ですね。

8月23・24日でしたら、「千人供養」で、宵からこの石仏一帯にろうそくが灯るのですが。

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季遊の間の豆柿も、宵を告げています。

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日差しを求めて、急いで仏舎利塔に回って、多少は夕の日差しをキャッチ出来ました。更に、お堂の中の仏坐像さまを拝んでから、境内の竹林を通り、「六面六体地蔵」を拝んでから、再び、仏坐像の前を通ろうとした時です。

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二人のお坊様が、障子を閉めて、それから、夕のお経を唱え始めたのです。
何故か、立ち止まり、お経を聞いたのです。

ふと見ますと、私の背後のもみじ葉が、仏像の上に写っているではありませんか。
驚きましたし、感動しました。一瞬後、夢中で、シャッターを切りました。震えながら何枚も。

                      
⇒(続編) 京都あだし野・念仏寺(下)女性の罪洗い
https://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/50706124.html


07.12.03pm5:30補足説明)

先ずは、この写真の直上の二枚並列写真のうち、右のお堂の写真を見て下さい。
この左側の障子の引き手のところの二枚だけがガラスなのです。右の障子も同様です。

最後の下の写真に戻りまして、写真左上のガラスに先ず写っているのが、直上の写真にある黄色い紅葉ですね。

その黄色い紅葉と対している赤い紅葉の枝とその下に赤い紅葉が見えるでしょう。これが、お仏様の背景と混在一体化して赤い黄金に写っているのですよ。

更に、この写真の右上隅には、赤い紅葉が写っていますね。