京都・奥嵯峨「祇王寺」の紅葉

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嵯峨野小倉山の麓・ニ尊院から更に山手に入った所に「祇王寺」は、ひっそりとたたずんでいます。
背後の小倉山の端から差し込む日差しは、もう立ち木の上をかすろうとしていました。


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晩秋は、まさに、つるべ落としですね。
庭が落ち葉で埋まるのは、もうちょっと先でしょうか。

控えの間に上がり、吉野窓をパチリしようとしましたが、観光客の皆さんが、その前に座って動かないものですから、パチリは諦めました。


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下記は、祇王寺のパンフに書かれてある「平家物語」より抜粋したものです。

昨日まで寵愛されていた平清盛に追い出される事になった白拍子の「祇王」(ぎおう 女性の名前)が、忘れ形見に障子に書き残した和歌です。注)白拍子(しらびょうし 歌舞の一種 遊女が演じる)

「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いずれか秋に あわではつべき」