米業界は、昔のそのまんま

米卸販売会社「日本ライス」社長石座真佐美(47)ら七人が逮捕されましたが、米業界では今でも100%表示でも古米をブレンドしていますよ。


私の田舎の秋田の親戚の農家では、秋になると、新米を送って来ます。

その時に添付されている従姉妹からの手紙は、毎年、必ず、同じ内容です。



「この米は、自家製の秋田小町100%です。米屋での100%表示の秋田小町のような古米等は一切入っていません」




成る程、この米で御飯を炊きますと、芳香が漂います。更に釜を開けたら何とも言えない甘い香り。
この御飯なら、たくあんだけで充分。白文鳥ピピは、この味噌汁かけ御飯は、狂ったように食べます。


他方、近くの大手スーパーで新米と称する秋田小町には、この香りはありませんし、当然、白文鳥ピピは、狂いもしません。


今回の件で、50年前を思い出します。
当時は、精米屋から米を買うのですが、秋の新米に古米を混ぜてあるのは常識。


何処の精米屋が、古米の混入量が少ないか、つまり、何処が美味しいかは、田舎の街では井戸端会議。
母が存命中の6~7年前でも、この話しをしていましたからね。


尚、従姉妹からの手紙は、別な表現をすると、「市販されている米の100%表示は偽りですよ」となります。

さて、この事件を契機に、私達が食べる米は、果たして美味しくなるでしょうか?