京都西山・善峯寺の紫陽花

いよいよ、紫陽花の季節に入りますね。

紫陽花といいますと、三好達治の詩「乳母車」が自然と思い浮かべられますね。

この詩の一部を抜粋してみました。


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「母よ―――

紫陽花(あじさい)いろのもののふるなり

時はたそがれ 母よ 私の乳母車(うばぐるま)を押せ 

泣きぬれる夕陽にむかって轔轔(りんりん)と私の乳母車を押せ


淡くかなしきもののふる 紫陽花いろのもののふる道 

母よ 私は知っているこの道は遠く遠くはてしない道」


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下記は、昨年の京都西山・善峯寺(よしみねでら)の紫陽花です。

三好達治の上記詩と同様、今年の紫陽花が咲いたときに、一節でも
思い出していただけましたら仕合せと存じます。

尚、皆さんの紫陽花の思い出をコメしていただけましたら幸せです。




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梅雨の晴れ間に善峯寺に上る



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山門を入ると



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早速、紫陽花に迎えられて



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幸福地蔵に歩む



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幸福地蔵から見下ろし



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咲き乱れる苑(その)を



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ぐるりと回って



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幸福地蔵を見上げる




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今日の君たちは



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咲く喜びと



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清楚な若々しさに満ちて



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恋する乙女らかも






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静かに時は流れる



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やがて首(こうべ)を上げ



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更に上へ



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遠く古都が霞み




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返り見れば




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君は水鏡にその身を映す





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そこから垣間見ゆるは愛しの少女




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会う都度に我が胸はときめき




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会う都度に少女はより美しく!











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「密やかに 咲く紫陽花に 夕の鐘」





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今日という日の終りに



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改めて



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紫陽花の苑(その)と



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枝垂桜の青葉に別れを告げる









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風がそっとささやく



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さようなら!



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も一度会おうね




                                                             
                           おしまい
           
                        





 参考)この記事は、昨年、HPに掲載したものです。
 善峯寺の皆さん、並びに善峯寺ファンの多くの方に読まれたものです。