あなたのお子さんは大丈夫ですか?
木造365m強。増水すると橋の踏み板が脚から外れる構造である。
昭和26年、渡し舟が廃止され、この橋がかけられたそうだ。
昭和26年、渡し舟が廃止され、この橋がかけられたそうだ。
とんこら、とんこら渡っていると、四十前後のおっちゃんがしゃがんで何かを見ている。
通り過ぎようとしたら、橋の板の間から煙が出ている。
通り過ぎようとしたら、橋の板の間から煙が出ている。
橋が燃えている!!??
一瞬、シャッターチャンス!と、カメラに手が行くが、パチリする余裕は無い。
おっちゃん「何か水を持っているか?」
私「オ~~!ペットボトルのお茶があるぞよ!」
おっちゃん「何か水を持っているか?」
私「オ~~!ペットボトルのお茶があるぞよ!」
三分の二は残っている。その残る半分を煙が出ている板の隙間に流し込む。
これで大丈夫!と去ろうと思ったが、何故か暫くそこにたたずむ。
これで大丈夫!と去ろうと思ったが、何故か暫くそこにたたずむ。
お~~~!再び燃え出して火の粉!!
残るお茶は三分の一。日差しは暑い。
一口ちょっとだけ飲んで、残りを板と板の間に流し込む。
これで駄目なら橋を渡って水を汲むしかない。
一口ちょっとだけ飲んで、残りを板と板の間に流し込む。
これで駄目なら橋を渡って水を汲むしかない。
だが、原因としては、煙草の火では変。
反対側の橋の下を見下ろすと、小学生?中学生?のお坊ちゃま連中五人が橋の下で焚き火。
反対側の橋の下を見下ろすと、小学生?中学生?のお坊ちゃま連中五人が橋の下で焚き火。
「おい!焚き火は、橋から離れたもっと向こうでやれ!」
「なんでや」
「橋に火が付いて燃えていたぞ!」
「証拠があるんかい?」
「なんでや」
「橋に火が付いて燃えていたぞ!」
「証拠があるんかい?」
坊ちゃん連中と思い、少しは物腰柔らかく言ったのだが、一向に消す気配は無い。
私「橋が燃えたら警察に捕まるぞ!」
で、ようやく、しぶしぶ消し始めた。
が、餓鬼大将が消すのを止めさせたのだ。餓鬼大将のプライドか。
で、ようやく、しぶしぶ消し始めた。
が、餓鬼大将が消すのを止めさせたのだ。餓鬼大将のプライドか。
お坊ちゃんと思っていたが、とたんに餓鬼が!と、私、豹変。
私「はよう消さんかいな!」と怒鳴る。
餓鬼「おしっこで消すよ」とオシッコをかけだした。この程度では遺憾!で、カメラを向けた。
餓鬼「おしっこで消すよ」とオシッコをかけだした。この程度では遺憾!で、カメラを向けた。
餓鬼「そこからじゃ、写らんよ!」
私「そうじゃ、おまえのは、小さ過ぎてよう写らんのじゃ」
私「そうじゃ、おまえのは、小さ過ぎてよう写らんのじゃ」
もういいだろう、と思う程の時間、そこにいて、やがて橋を渡った。
振り返る橋には、煙も立たず、初夏の日差しが暑く眩しい。
振り返る橋には、煙も立たず、初夏の日差しが暑く眩しい。
帰宅してから調べたら、やはり、以前、花火でこの橋の一部を焼いたようだ。
あの時、素通りしていたら。
朽ちている橋の板は、初夏の川風でカランカランのはず。燃え出したら一気だろう。
あの時、素通りしていたら。
朽ちている橋の板は、初夏の川風でカランカランのはず。燃え出したら一気だろう。
この日、ここを通ったのは、偶然!!
神の導き?
神の導き?
尚、近隣の小学校・中学校には、この件を報告するつもりである。
(追記)
対象となる各地の教育委員会の要請で、この写真以外の彼等の顔写真が写っている写真をメール添付で送信しました。その調査結果によると、該当する児童はいなかったとの連絡がありました。それはさておき、子供たちへは十分警告になったと思います。
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対象となる各地の教育委員会の要請で、この写真以外の彼等の顔写真が写っている写真をメール添付で送信しました。その調査結果によると、該当する児童はいなかったとの連絡がありました。それはさておき、子供たちへは十分警告になったと思います。
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