文在寅大統領金正恩の指揮下


今回は以前の下記記事の補足です。
『韓国の潮流:チュチェ思想へ』
2018/06/06

『日本:戦争の足音が聞こえる』 
2019/6/7(金)


韓国文在寅ムン・ジェイン)大統領は学生運動時代から、北朝鮮から金を貰い、北朝鮮の指揮下で動いていた。今では、この国旗が示すように、文在寅大統領政府が北朝鮮金正恩キム・ジョンウン、김정은)指揮下に入ったことを示すものに他ならない。


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日韓「禁断の歴史」 2003/10 金 完燮  著

 私(著者)は1987年後半、全大協に参加していた学生活動家からおどろくべき話を聞いた。

彼等は会議場に金日成肖像画を掲げ、会議の前には全員起立して「金日成将軍万歳」を3回復唱してから会議を始めるというのだ。

これはもう韓国の学生運動朝鮮労働党の下部組織に編入されたことを意味するものだ。

このような主体思想派が学生運動を掌握するという伝統が今日まで続いている。


韓国、左翼学生運動出身10人「大統領府の実権グループ」 文在寅政権を掌握

2017.8.24 

 韓国の文在寅ムン・ジェイン)政権では、左翼学生運動出身者が大統領府のスタッフ(秘書官)として、国家意思の決定権を事実上掌握している。そこで決まった国家意思を実行する行政府の責任者(閣僚)には、ブルジョア左翼であり「大学教授」など肩書を持ち、大体は人あたりが柔らかなエリートが配されている。これが、文政権の統治文化の構造的特徴だ。(夕刊フジ)(中略)

 韓国の大統領府には、政権ナンバー2に当たる秘書室長の下に首席秘書官と秘書官を合わせて26人がいる。このうち秘書室長を含めると10人が過激な左翼学生運動の出身者だ。(中略)

 そうした中で、学生運動出身の10人の秘書官が「大統領府の実権グループ」だ。

 人間は青春時代の挫折を、権力あるいは金力を握ったときに実現しようとする、と慶応大学の堀江湛(ふかし)教授の政治心理学の講義で習ったことを思い出した。

 文政権が矢継ぎ早に打ち出すさまざまな激烈な政策は、彼らが学生時代に夢見たことが色濃く反映されているのだろう。(中略)

 韓国の官僚は「上司に忠実に仕えて出世する」ことしか価値判断基準がない存在ともいえる。だから、上が代われば、一夜にして、これまでとは正反対の政策を進めることを躊躇(ちゅうちょ)しない。

 李王朝の時代、両班(ヤンバン=貴族)の命令を受けた下人は、まさに両班の権限代行者のようになって、誰でも徹底的にたたいた。同じように、韓国の官僚・官吏は、閣僚の背後にいる左翼学生運動出身の秘書官の意を忖度(そんたく)して、その権限代行者のように振る舞うことで、出世を目指すのだ。

 韓国の公務員社会に「清貧」といった価値観念は存在しない。あるのは「濁っていても富がいい」という常識だ。歴史の真実を追究する意欲もない。あるのは歴史物の映画を見て学ぶことだ。

 そうした姿勢は、一般行政職ばかりではない。検察官も裁判官も外交官も、マスコミ界まで、ほとんど同じだ。物質文化はパクリによって高度化しても、精神文化は中世そのままの国が、隣にあるのだ。


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