君津市長:放射能瓦礫で儲かる


あなたの街は大丈夫?

2012年、新潟県の泉田知事が調整の窓口になり、新潟市長岡市柏崎市三条市新発田市のあわせて5つの市が岩手県宮古市の震災瓦礫を受け入れ焼却。

この表はそれまでの新潟県の各焼却施設から飛灰するベクレル量。毎日、タダでさえほぼ全県の煙突から放射能をばら撒いているのに、更にこれに放射能を上乗せして県民にたっぷりと放射能を浴びせた。

そして今度は、濃縮され高濃度になった汚泥を千葉県の君津市で埋め立てるという。

つまり、新潟県では岩手県宮古市放射能瓦礫は安全として焼却し、無論、東電から新潟の5つの市は処理費用を貰い、今度は汚泥が危険であるからと千葉県君津市へ。君津市が処理費用を東電から徴収するという。

この放射能瓦礫などの流れ、何となく腑に落ちない。
自分のところで発生した放射能は危険で、他で発生した放射能は安全という感覚。

更に、意識的に放射能瓦礫や汚泥を動かせば、都度、東電から受け入れ側の市と産廃業者に金が入るシナリオ。

何となく放射能汚染土の転がしのように見える。
かっては、千葉県市原市の超高濃度の放射性物質汚灰を 奈良県御所市と同市の産廃業者が、大量に受け入れていた。

リスク移転の典型的な例は、神奈川県湯河原、真鶴両町の家庭ごみの最終処分場(湯河原町吉浜)が地下水の汚染を理由に埋め立てを中止。地下水から基準を上回るカドミウムが検出された。

ところがその汚染土を、同じく奈良県御所市と同市の産廃業者「南都興産」が受け入れた。 

埋め立て場所は南都興産の処分場。
何と付近には複数の新興住宅地や工業団地がある。 
処分場真横には老人ホーム。 

※瓦礫焼却で全国土放射能汚染作戦進行中! 2012/3/10(土) 

市のやることに金がからむと、市長にキックバック


新潟県で危険な放射能廃棄物をどう処理したか

放射性汚泥を県外処分へ 新潟市長「一刻も早く不安取り除く」
産経 2017.3.15 

 新潟市の篠田昭市長は14日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で発生した放射性廃棄物のうち、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下の廃棄物を県外に持ち出して処分する方針を明らかにした。

8千ベクレル以下は国が通常の埋め立て処分を認めている。これまで同市は泉田裕彦前知事の方針を踏まえ、保管して管理してきた。(中略)

 新潟市は、千葉県の管理型処分場など県外の2カ所の施設に平成29年度中に搬出して処分する方針。(中略)

 福島事故の影響で飛散した放射性セシウム阿賀野川上流側の山肌などに付着し、雨に流されて県内の浄水場に蓄積。放射性汚泥は浄水場で不純物を取り除く過程で発生している。


新潟市で危険だとした放射能廃棄物を千葉県君津市で引き受け埋め立て

水道水源、小櫃川(おびつがわ)源流域守れ 住民団体など県に「産廃増設許可の撤回を」
東京新聞 2018年10月17日
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 君津市などの小櫃川源流域にある産業廃棄物最終処分場の増設許可の撤回を求めて、住民団体の「小櫃川の水を守る会」や地元の土地改良区代表が十六日、設置許可権限を持つ県に五千六百七十七人の署名を添えて陳情書を提出した。(中略)

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 産廃処分場「君津環境整備センター」は民間企業の新井総合施設(君津市)の運営で、二〇〇四年に稼働。県によると、第一、二期の埋め立て容量計二百万立方メートルのうち、八割ほどが埋まっている。

 県は今年八月、埋め立て容量二百二十万立方メートルの第三期増設計画で設置を許可した。


君津市石井宏子市長は水道水を汚染し市民を被爆させても金の為なら市民の健康や命は知ったこっちゃない。水道水や地下水の放射能汚染がバレた頃には認知症かこの世にいないか。

君津・最終処分場
県、汚泥1万トン超搬入 汚染水漏れ後も継続 11~14年 
毎日新聞2018年12月5日 地方版

小櫃川(おびつがわ)上流の水道水源地にある産業廃棄物最終処分場の増設問題で、増設に反対してきた流域住民らが、県に増設許可の取り消し、工事差し止めを求める訴訟を起こす方針を固めた。

処分場を巡っては君津市が県に「福島第1原発事故で発生した放射性廃棄物が相当量搬入されており環境への影響が危惧される」と指摘する文書を提出する一方、水道水源を守るべき県水道局が放射性物質を含む汚泥1万トン超を運び込んでいた。【上遠野健一】


君津市放射能廃棄物をいわば大きなレジ袋に入れて地中に埋めるが如し。それで安全? 特にプラスチック製遮水シートは放射線や化学物質に弱い。更に経年劣化する。

水道水源地に放射性廃棄物を埋め立て
~千葉県君津市産廃処分場を見学~

小櫃川は、市原、袖ケ浦、木更津、君津、富津、千葉市の数十万人の水道水源。数十万人が利用している飲み水の水源地に放射性廃棄物が次々と埋め立てられている。
この日の搬入量はダンプ30台で、そのうち21台は放射性廃棄物とのこと

埋め立て地の底に敷いてある遮水シートは普通の産廃用のもので、耐用年数は不明。遮水シートは、産廃に含まれる化学物質によっても劣化したり破れることがある。

 処分場の浸出水と放流水は御腹川に流れ込んでいる。大雨が降れば処分場中の水があふれ、セシウムが御腹川に流出する可能性もある。大地震による崩落も想定していない。

福島原発事故の発生直後から6月までは、8000ベクレル/kgを超える汚泥や焼却灰も受け入れていた

(概略地図)