認知症治療薬:タバコが最善

医薬品業界の皆様、残念でしたね。アルツハイマー病(AD)等の認知症治療新薬は研究開始から150年以上経過しているのに、医薬品の各メーカーは開発に失敗の連続。

現在、認知症に最も有効な医薬品は、タバコの葉から抽出したニコチン。然も、この煙草のニコチン、葉から抽出したニコチンよりも紫煙を吸入した方が効果があるのです。

さて、医薬品業界は大金の裏金をばら撒いて世界の各国の政府やマスメディアを駆使し必死にタバコを吸わせまいと、皆さんご存じ、タバコは危険で特に紫煙が原因で吸わない人にも肺がんを誘発させるとかで騒いでいます。

2011年、EUは新しい法令を発し、今まで一般家庭で栽培され、家庭用常備薬として使われていた「多くのハーブを使用禁止」としました。無論、医薬品を買わせるために。

日本で花の観賞用として販売されているナス科タバコ属『ニコチアナ(タバコ)』も分類上は「ハーブ」に該当するんです。

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日本ではこの『ニコチアナ(タバコ)』はJTも栽培してタバコの原料としているもので、一般市民も観賞用や食用として栽培や販売ができます。

今回はここまで。この件に関しては改めて次回、記事にします。


認知症の治療薬 失敗続く開発 3/24(日) 12:42

有力とされた「アルツハイマー病治療薬」の失敗 苦戦が続く認知症薬の開発、今後の見通しは  市川衛

3月21日、大手製薬企業「バイオジェン」と「エーザイ」は、開発中のアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の臨床試験を中止すると発表しました。

認知症の最大の原因となっているアルツハイマー病には、現在のところ、病気の進行そのものを抑える「根本治療薬」は開発されていません。アデュカヌマブは「こんどこそ第1号になる」と世界中で注目されていたものでした。(中略)

しかしここ5年ほどだけを見ても、ファイザーやメルク、イーライリリーなど世界の名だたる製薬企業が、根本治療薬の臨床試験に失敗しています。今度こそ、今度こそと繰り返される臨床試験が失敗するたびに、「有望株」の数が減ってきています。(中略)

ただ、近年報告される研究成果を見ると、もし薬の開発が成功したとしても、その効果には「限界」があると予測されます。根本治療薬と言った場合に通常イメージされる「すっかり治す」というようなものではなく、「病気の進行を、何割かゆるやかにできる」というものになりそうです。

 つまり、もし「根本治療薬」ができたとしても、それさえあれば認知症はすっかり解決!とはいかない状況が見えてきたということです。(以後省略)

バイオジェンとエーザイアルツハイマー病を対象としたアデュカヌマブの臨床第III相国際共同試験(ENGAGE試験、EMERGE試験)を中止独立データモニタリングコミッティが主要評価項目達成の可能性が低いと判断