有馬宿泊:塩分過剰とウグイス
一週間前の3月12日(水)、久々に有馬温泉一泊。
このホテル、前回宿泊は2011年11月ですから7年半ぶり。
夕食はバイキングの方を選択。
この日は恐らくほぼ満室なんでしょう。夕方5時半、レストランに入った時はそんなに客はいなかったが、平日で桜には未だ早いのに、いつの間にかほぼいっぱいに。
一瞬の間隙をぬってパチリ。
私の選んだエサ。
無造作に。
然し、この日の料理の味は全てが殊更しょっぱい。
私だけではない。マンマもしょっぱいと言いながら、「関西でも塩味がこんなに違う」と不思議がる。だが、前回宿泊した時は、しょっぱいということはなかった。
調理人が、関東人? 東北人?
いやいや、田舎の秋田のどこのホテルに泊まっても、こんなにしょっぱくはない。
ではどうして?
食中毒防止で殊更塩をたんまり使った?
それとも、調理人が女性?
それはさておき、
私の持参したメイプルシロップの瓶。
実はこの中はブランデー。
コップはブランデーのお湯割り。
ここ何年かは、自宅でもこのお湯割り以外はほとんど飲まない。
正月用の金粉の日本酒が未だ僅かだが残っているレベルなのだ。
これは焼酎のような癖がなく飽きない。
焼酎は麦でも芋でも直ぐに飽きる。
それに、飲んだらアルコールの回りが早く、さっと酔える。
但し、身体全体が温まるから眠くなる。
それと多少深酒しても二日酔いになることはない。
と言っても、会席料理にはやっぱり日本酒の熱燗だが。
ホテルには4時頃入ったが、レストラン入室では浴衣姿厳禁。
入浴してからは汗が吹くのに着替えなければならない。
これでは公営の「金の湯」「銀の湯」への入浴と変わらず。
着替えの着替えは面倒。
それでこの日は一切入浴せず。
せっかく有馬温泉で宿泊するのに・・・。
せっかく温泉に骨休みにきたのに・・・。
翌朝が朝風呂。
結構混んでいて、一瞬の間隙をぬってパチリ。
露天風呂の方はチャンスは皆無。
この日、夜が明けて間もなくから小鳥のチッ、チッ、という鳴き声。
やがては「ホ~ホケチョ!」
未だ鳴き方が下手だねと話していたら、
まともな「ホーホケキョ!」と鳴く。
悪口がウグイスに聞こえた?
小鳥って地獄耳。
処が、ホテルの廊下に出ると「ホーホケキョ」
これはホテル側が、うぐいすの鳴き声を流しているんだ!
我らが部屋で聴いた鳴き声は外のスピーカーであったのかと思いがっかり。
処が、処が、帰路、有馬の街中を外れてから間もなくの道路沿いの竹藪から、なんと「ホーホケキョ」と連続しての大きな鳴き声。
そうか、ホテルの部屋で聴いた鳴き声は、紛れもなくうぐいすだったのか!
そこで急遽ビデオを回したが、そのとたん、遠くに去り、微かな「ホーホケキョ」しか聞こえない。残念・無念! いじわる!