京都市営バスは赤字転落必然
京都市営バスが、赤字に転落するという。
当然と言えば当然の事態だ。
例えば、20年程前のことだが、大半の地方自治体が運営する公立病院が超赤字に陥り、閉鎖を余儀なくされた。
原因は例えば看護婦(師)の給与にあった。当時で看護部長クラスの年収が1800万円台。一般の看護婦でも50歳以上が多く、彼女らの平均年収は軽く1000万円を超えていた。
これでは医師が健康な市民をいくら有病と診断し投薬しても収支は採れない。
同じ現象がここ京都市営バスである。無論、京都のみならず、大阪、奈良のこの三都市は異常である。
典型的なことが奈良市役所で発生していた。
奈良市の40代の男性職員が、病気を理由にした休暇などを繰り返し、この5年9か月の間に8日しか勤務していないにもかかわらず、市の規則で給料のほぼ全額2625万円が支給されている。一日当たり賃金は、何と、約328万円。尚、彼は部落解放同盟奈良市支部協議会副議長。彼は休んでいる日は妻の飲食店の手伝いをしていた。2006年10月18日
(詳細は)
京都のもう一つの裏状況 私の履歴書・81 2008/6/17(火)
市バス、大型手荷物「持ち込み料」案も バス巨額赤字対策で
2019/1/20(日) 京都新聞
一部の民間バス会社による運行受託の撤退・縮小に伴って大幅な赤字に陥る見通しとなった京都市バスで、増収対策が焦点となっている。市バスの走行距離1キロ当たりの収入や運送収益は全国の政令指定都市などが運行している公営バスの平均を下回っており、有識者からは1日券の値上げや回数券の割引率引き下げ、大型手荷物の持ち込み料金徴収などにより、客単価を高める対策の検討を求める声が出ている。
市交通局の2017年度決算によると、市バスの走行距離1キロ当たりの収入は674円で、8都市の公営バスの中で下から2番目。広告料といった付帯収益などを除いた運送収益も634円で中位にとどまる。一方、支出では人件費が安価な民間バスへの運行委託などの効果で603円と最も低コストとなっている。この収益構造が15年連続で経常黒字を確保する要因になっていた。
しかし現在、運行を委託している京阪バス(南区)が19年度限りで撤退し、西日本ジェイアールバス(大阪市)も19年度から縮小することが決まった。市は両社に委託している路線を順次直営化する必要があるため、支出が膨らみ、今後10年間の経常赤字額の合計が100億円を超える見込みで、収益改善が急務となっている。(以下省略)
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