帰路:元日八坂神社初詣


元日の八坂神社への初詣の記事の続きです

(昨日の記事)
『元日の初詣は八坂神社へ』 2019/1/4(金) 

いかにも京都らしい正月のミニ会席料理での昼食後、再度、八坂神社の南桜門をくぐります。


午前中に南桜門から出た時に人はパラパラでしたが、流石、午後ですから、鳥居から南桜門の参道には人がぐっと増えていました。


本堂の天井から垂れ下がる三個の鈴は、混乱を避けてか鳴らせないように結わえられているのを横目に、四条通の西桜門へ向かって下って行きました。


本堂の鈴と、この道を降りていく都度、思い出すのが、51年前の騒動です。

初詣で除夜の鐘の微かに響く暗い路地を通り、八坂神社へ行き、川端君(仮称)が飯炊き小母さんに頼まれた八坂神社の「白朮(をけら)」を持って帰るためです。

それは灯籠の火を縄に移して消えないようにくるくる回しながら持ち帰り、その火で雑煮を焚くためです。この時の騒動は、11年前に書いていますね。

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ひんしゅくをかう1967年頃の体験記

《藁をつかんだ女性》 《炎の京の女 をけらの火》


ピンチの晴れ着姿の女性は、藁より細い彼の一物をしかと握る。


更に、をけらの火が女性のショールと髪で炎上!

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四条通の西桜門から見下ろすと、四条通りは人混みでまともに歩けそうもない。


そこで、四条通りから一筋南に下がった路地を歩きました。この坂を下ったのですが、昔、逆向きに祇園甲部お茶屋福嶋さんで飲んでから東山通りに出る時のこの坂はゆるいのに、結構きつかったです。


花見小路に向かう途中、京町家の祇園佐川急便サービスセンターの前を通りました。ここのコンセプトは「京のおもてなしの心」のようで、成程、柔和の雰囲気が感じられます。


他方、それにしても我が家に配達に来る佐川の連中は、いかつい者だらけなので笑ってしまいました。
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※再び、ひんしゅくをかうバカな昔話を一つ

私の履歴書・388 祇園花見小路で膀胱破裂寸前』
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※ 二軒茶屋中村楼の480年の歴史 2019/1/8(火) 
※ 京料理:迎春の昼会席 2019/1/11(金)

(ショール画像)
KYOETSU HONTEN