京都奥嵯峨野:常寂光寺の紅葉
常寂光寺の紅葉
11月30日(金)、朝風呂に入ってから直ぐに出発したせいか、何となく体調が悪い。歩けない。
阪急水無瀬駅から桂駅で乗り換え。
水無瀬から26分で阪急嵐山駅着。
10時過ぎでも結構人が多い。
午後になったらわんさかの人だらけになるであろう。
渡月橋。
完全に曇りで、これじゃもみじが輝かない。
午後にすべきだったと後悔。
曇りで午前中だから人は少ないだろうと思っていたが、やはり渡月橋は混雑。聞こえる音はチャイナのみ。この音は帰るまで終始続く。
《この巻でのこの場所での別れの一節より》
源氏の君は、御息所の手を取って、別れたくないと御息所に言うのですが、御息所は、こう答えたのでした。
しかも、源氏の君との永遠の別れになるかもと思い、無量の感慨で涙しながらです。
「大方(おおかた)の 秋の別れも悲しきに 鳴く音(ね)な添へそ野辺の松虫」
源氏の君は、夜が明けようとしている淡い有明の月の元、深い朝霧の漂う落ち葉の林の中に消えて行きます。
辛うじて常寂光寺着。
常寂光寺の山門から、嬉しいかな、時折雲の切れ間から陽が差してきた。
階段は昨日まで100段程は一気に息切れしないで登れたのだが、この日は中程の30段程で息切れによろよろ。こけて転げ落ちると思った。
這う這うの体で登り今来た石段を見下ろしほっと溜息。
小さな子二人の家族四人が写真を撮るので狭い通路を塞いでいる。何回も撮りなおす。我らは撮り終わるまでじっと控える。やはりチャイナ家族だ。
本堂裏手
多宝塔
ここから東山が霞んで見える。
来た時と違って、午後1時半の嵐山の空は晴天。
阪急嵐山駅からは、わんさかと人があふれ出てきた。
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