日本国壊滅功労者両名に叙勲


大東亜戦争以前から終戦までの全ての作戦の参謀である源田実が米国から1962年(昭和37年)レジオン・オブ・メリット勲章(Legion of Merit、勲功章)を授与されたとの記事を見て、やはりそうだったのか!と思いました。この勲章は、アメリカ合衆国五軍の将兵に授与される勲章です。
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名目は、航空自衛隊の創設、日米安保への貢献ですが、彼の大東亜戦争の緒戦の作戦は、空母のいない老朽船のみの真珠湾攻撃でした。

更にミッドウェー海戦では大日本帝国海軍の空母4隻を護衛艦無しに突っ込ませ、米海軍の餌食にし、日本の海軍を再起不能に陥らせた張本人なのです。南雲部隊は源田実のロボットでした。無論、その時の合艦隊司令長官は山本五十六です。

この両海戦を、米国の戦略家たちは、「戦略を知らないド素人」の日本の作戦参謀と揶揄(やゆ)しています。そして、真珠湾攻撃をする価値はなく、日本は南方に戦力を向けるべきであり、他方、ミッドウェー海戦では、戦略家なら誰が考えても大日本帝国海軍の勝利だったと述べています。

ヒトラーから厚い信頼を得ていたトップスパイのベラスコも言っています。

日本海軍は対米海戦で4回勝利していたと。

彼は語ります。
「ミッドウェー、ガダルカナルは完全勝利の場だった。『TO諜報機関』は事前にその戦場と戦闘規模を日本政府に打電した。

例え、その暗号電文が解読(盗聴)されていたとしても、文面の裏を読み取れば敵の作戦目的がつかめる情報に整理して日本側に渡した」。然し、日本の政・軍の上層部はそれを無視し続けたという。

その大東亜戦争戦犯の張本人の源田実が、米国からレジオン・オブ・メリット勲章(Legion of Merit、勲功章)を授与されたのですから、呆れました。

これと似た事例がドイツにもありました。

第二次世界大戦中、ベルギーに保管中の原爆の管理責任者ロンメル将軍は、反ヒトラーグループ「黒いオーケストラ」と内通し、ベルギーに根を張る国際金融資本のコネクションを通じ、ナチス製原爆を1944年11月にアメリカのアイゼンハワー連合軍最高司令長官に引き渡しました。

処がナチスのシューレンベルグ指揮下のV1-C-13のエージェントが、このロンメル将軍の裏切り行為をキャッチ。ロンメル将軍は処刑されました。

大戦終了後に設立されたNATO北大西洋条約機講)の初代事務総長は、なんと敗戦国ドイツの西部方面司令官ロンメル将軍の参謀長ハンス・シュパイデルだったのです。

他方、源田実の米国の勲章授受で連想されるのが源田実の上官であった連合艦隊司令長官山本五十六です。


山本五十六が「ますみ」(真珠湾)と命名した別注品の日本人形を五十六は毎日朝夕見つめ、何故に感慨に浸るのかです。

肝心の第二波、第三波攻撃を回避した真珠湾攻撃。そもそも、素人はさておき、余程の新たな阻害要因が発生しない限り、プロ軍人なら計画の中断はありえないのです。寧ろ真珠湾攻撃大日本帝国海軍にとって大失態の事件なのです。当時、巷では五十六は米国のスパイと噂された理由の一つでもあります。

五十六が朝夕この日本人形を眺め、感慨に浸っていたということは、五十六にとって神棚に比すべき存在だからです。

ですから、この人形は単なる家紋が入ったものではなく、この赤い日本人形の中に神社のお札のようなものがあるからと思われます。

それは何かと言いますと、五十六の大功績を称賛するルーズベルト直筆の暗号で書かれた小さな紙切れの親書か、又は米国の勲章のリボン(ロゼッタ)が、この人形の着物か襟、又は帯、もしくは人形本体の中に織り込まれている、ひょっとして、人形本体、もしくは台座がくり抜かれ、その中に米国の勲章が密かに収められているのです。

源田実が、米国からレジオン・オブ・メリット勲章を授与されたことから、このますみ(真珠湾)と命名した赤い人形にルーズベルト大統領が五十六に授与した何らかの勲章が織り込まれている可能性が強くなっています。

山本五十六記念館『赤い日本人形の秘密』

山本五十六記念館でのスパイ検証(前段) 2016/9/12(月) 

※「真珠湾を攻撃することは愚かなことだ。日本にとって真珠湾攻撃は不必要なことだ。日本は、タイ⇒マラヤ、さらにはオランダ領東インドへの進攻するのが正論だ。
  Chapter II  Secretary of the Navy

もう一つの事例は、戦時中、日本側から「鬼畜ルメイ」「皆殺しのルメイ」と渾名(あだな)されていたルメイに、日本では勲一等旭日大綬章を授与していることです。

カーチス・エマーソン・ルメイ(Curtis Emerson LeMay, 1906年11月15日 - 1990年10月1日83歳没)は、アメリカ合衆国の軍人で、最終階級は空軍大将。第5代空軍参謀総長を務めました。

1945年1月20日司令官に就任したルメイは東京大空襲を指揮。彼の焦土化作戦は、東京や大阪、名古屋等の大都市を焼き払った後、富山市郡山市などの地方の中小都市までが焦土の対象となりました。

それだけではありません。1945年5月、原爆投下部隊である第509混成部隊が準備を終えてルメイの部隊に移動し、ルメイが広島・長崎の原爆投下を指揮しました。

日本政府佐藤内閣が閣議決定でルメイに勲一等旭日大綬章を授与した理由は日本の航空自衛隊育成に協力があったためとしていますが、米国が源田実にレジオン・オブ・メリット勲章授与したのと同様、かっての敵国からの勲章授与とは、日本国壊滅を遂行した実績に与えられものと考えると、驚くに値しないことかもしれません。


(参考1)
源田実 海軍大佐

(参考2)
レジオン・オブ・メリット勲章(Legion of Merit、勲功章)

第二次世界大戦中の1942年7月20日に第77回議会(公法671)によって制定され、10月29日にフランクリン・ルーズヴェルト大統領の大統領令9260号によって確立された。
この勲章には「C」と「R」の2種類ある。

「C」は、
ELIGIBILITY CRITERIA FOR COMBAT “C” DEVICE
戦闘員対象「C」意匠の適格基準

The device is only authorized if the service or achievement was performed while the service member was personally exposed to hostile action or under significant risk of hostile action:
サービス会員が個人的に敵対的行為に晒されている間、または敵対的行為の重大な危険にさらされている間に、サービスまたは達成が行われた場合にのみ、本デバイスは許可されます。

ELIGIBILITY CRITERIA FOR REMOTE “R” DEVICE
武器システム貢献対象「R」意匠の適格基準

The "R" device was established to distinguish an award earned for direct hands-on employment of a weapon system that had a direct and immediate impact on a combat operation or other military operation (i.e. outcome of an engagement or specific effects on a target). Other military operations include Title 10, United States Code, support of non-Title 10 operations, and operations authorized by an approved execute order.


(参考3)
ベラスコの告白