薬は「九層倍」(くそうばい)の例
棚に置いてある位置は盆明けに見かけた位置と違っており、然も275円と書かれていた値札も無かった。
私は、その500gの一箱を手にし、レジに行き、千円札を出した。
すると、何と、おつりは110円のみ。
つまり、1箱890円ということだ。
僅か3ヶ月の間に、3倍以上値上げしていたのだ。
成程、薬は「九層倍」(くそうばい)と称して、元値の九倍や10倍に吹っ掛けて売る。どうやら、我が町でも重炭酸水素ナトリウムが売れ出したから値上げしたのだ。
このような吹っ掛けられた価格でブログ友も購入したのか!
アマゾンなら、今でも、500g1箱を送料込みの計659円(¥248 + ¥411 配送料)で手に入る。
薬は「九層倍」(くそうばい)の他の例
そういえば、数日前、こんな記事を読んだ。
だが、女性の生理に関する記事なので削除してしまった。
その記事を検索しようとしたけど、遂に再発見できず。
似たような記事は見つかった。
(私が見た過去の記事の内容)
月経困難症の治療薬に使われていた1シート3,000円の「経口避妊薬」の「低用量ピル」は、健保の適用外だった。それが今度健保を使えることとなり、医師に行くと3割負担の1シート900円で手に入ることになった。
そこで医薬品メーカーは、この薬の価格を3倍値上げし、医師の処方でも3割負担で従来の個人購入額と同額負担の約3,000円を支払うようにした。
つまり、市販価格3,000円の薬を一気に9,000円か1万円に値上げしたのである。健保財政も悪化して当然の事態。
(今回、ようやく検索出来た記事)
健康保険適応の低用量ピル
他方、市販の低用量ピルの価格は、1シート2,000円前後で、医師の処方の健保の3割負担とほぼ同額にした。
つまり、医師が処方する薬は、市販の似たような薬価格と違って、定価は約7,000円の高額で、医師や薬屋がたっぷりと儲かることとなっている。ぼろ儲けというよりも、クソ儲けである。
反して、健保は、1シートで7割の5,000円を負担している。