天皇と靖国神社
この10月10日に現在の今上(きんじょう)天皇と靖国神社に関する週刊ポスト記事がひと騒動を起こし、多くのメディアが報道したが肝心なことに欠けた内容なので、ここで改めて当該週刊ポストの記事の一部を抜粋し、解説する。
先ずは、週刊ポストの記事から
今年3月に第十二代靖国神社宮司に就任した小堀邦夫氏(68)が、創立150年に向けて新たに組織したのが「教学研究委員会」だった。これからの靖国神社がどうあるべきかを考えるとして、第1回の会議には、小堀宮司以下、ナンバー2である権宮司など職員10人が出席したことが当日の議事録に残されている。
「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。(註1)わかるか?」
さらに発言は、代替わりで次の天皇となる皇太子夫妻にも向けられた。
「あと半年すればわかるよ。もし、御在位中に一度も親拝(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」(註2) (中略)
小堀宮司が語気を強めたのは、今上天皇が即位以来、一度も靖国を参拝したことがない(註3)一方、かつての戦地を訪れ、戦没者の霊を慰める旅を続けてきたことを指しているとみられる。皇室ジャーナリストの久能靖氏はこう言う。
今上陛下は戦争体験をお持ちで、戦中の国民の苦しみは直接ご存じでした。だからこそ、国内外にわたるすべての戦地で慰霊を行ないたいというお気持ちになられていたと思います。天皇陛下の慰霊の旅は、強い信念に基づいて行なわれているものでしょう」
富田メモとは、富田朝彦元宮内庁長官(在任は1978~1988年)が昭和天皇の非公開発言を記したメモで、靖国にA級戦犯が合祀されたことに関し、「だから、私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」との記述があった(註5)。(中略)
*音声データは「News MagVi」(https://twitter.com/News_MagVi)にて公開中。
先ずは(註2)の問題から
論より証拠。
式典出席者は、新聞画像左から、アレンカール副大統領、徳仁皇太子、ヘキオン州知事、同夫人、サイトウ空軍司令官、島内駐ブラジル日本大使、ウエノ元連邦下院議員、池田博正SGI副会長、最後に、ニシモリ式典委員会委員長。
更に徳仁皇太子の妃(きさき)選びの時、当初から選外だった雅子妃が急遽妃になられた一つの理由は、雅子妃が創価学会だったからである。然も、雅子妃の出自解明が禁止されたのである。尚、雅子妃の戸籍では、三世代以前に遡れないことから、雅子妃の祖先の戸籍は日本になく、朝鮮半島にあったことは自明である。
ハワイ州ホノルルオアフ島の朝鮮戦争博物館に、愛子の誕生を祝した雅子妃と愛子の像が建っていた。『Japanese Princess Masako, with her baby』(赤ん坊を抱く日本の雅子妃)
韓国が建てた雅子妃母子像の真偽の検証 2017/1/21(土)
※(註1)(註3)(註4)(註5)の解説は長文になるので次回になります。
先ずは1947年の天皇の恐るべき意向を示した米国の文書からです。
⇒『沖縄米軍基地:昭和天皇の要望』 2018/10/23(火)
(メディアの記事URL)
朝日新聞 2018年10月10日21時04分
NHK 2018年10月10日 19時36分