関西での突然死の潜在的リスク
昨日の10月18日に、秋田の田舎の親戚に電話をしたら、昨年、従兄の息子の40歳代後半の妻が突然死したとのことです。やはりそうか、仕事柄、主に東北南部太平洋側と北関東の生鮮食品を扱かっていましたから、無きにしも非ずのことです。
昨今、巷では若手の心疾患による突然死が急増しており、然も、小学生以下の子を持つ30歳代と40歳代が最多のようです。確かに3.11から1~2年後、ブログ友の小学生の子を持つご夫人が40歳代の医師のご主人を寝てる間に心不全で亡くしましたし、同世代で3.11の応援部隊として福島に長期滞在をしていた府警の方も大阪に戻られてから間もなく心筋梗塞で突然死しました。
つまり、一旦高線量に被爆してしまうと、突然死のリスクは高いと言うことです。他方、低線量でも食物から永久的・慢性的に摂取し続けると、同じく、突然死のリスクが高いと言うことです。
それでは、西日本はどうかと言いますと、大阪湾周辺の都市とその上流は、3.11以降、相当な被爆をしていることが、3.11から1年弱後の民間による大阪湾の海底土測定で分かります。
この凄まじき大阪湾海底の汚染の原因は、確かに空からのものもあるでしょうが、大半は高濃度に汚染された規制前の野菜や肉類を摂取した市民の排泄物が下水処理されたものゝ、放射能は除染されずに川に流れ、大阪湾海底に堆積したものと思われます。
更に、何万ベクレルという福島産の腐葉土が無制限に関西の農家やホームセンターで販売され、それを肥料とした放射能の野菜を市民が摂取した結果とも言えます。或いは、当時も今でもきのこ類を始めとする産地偽装の野菜類や、一部コンビニのセシウム入り米が原因と思われます。
以降の地図は、3.11から1年弱後の瀬戸内海東部の汚染地図です。これは、橋下徹大阪市が東日本大震災で発生した岩手県宮古地区の放射能がれきを舞洲で試験焼却(2013年11月29日、30の両日)する1年前のデータです。
■1月2日グラブ採泥器/その1
■1月2日グラブ採泥器/その2
この意味は、満潮で紀伊水道を北上し大阪湾・播磨灘に押し寄せた潮は、備讃瀬戸(瀬戸大橋)地点で引潮となり、他方、満潮で豊後水道を北上した潮は、瀬戸内海に入ると東進し、備讃瀬戸(瀬戸大橋)まで達し、同じくこの地点から引潮となります。
ここで注目すべきことは、潮汐の干満差です。潮の分岐点である備讃瀬戸(びさんせと)から西の瀬戸内海での干満差は4m強であるのに対し、分岐点から東の播磨灘・大阪湾の干満差は、その半分弱の1.9mですから、播磨灘・大阪湾内の海水は外海との入れ替えに乏しく、イコール、海底土が湾内に蓄積する構造になっています。
換言すれば、大阪湾や播磨灘の海底には高濃度の汚染土が蓄積しており、特にカレイやヒラメ、タコ、貝類、ワカメ、昆布などが危ないことになります。
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