北朝鮮独裁誕生と維持事由


昨日の記事、『北朝鮮:金だけ出さされる日本か』 (2018/6/4(月) )について、下記の質問がありましたので、簡略に述べます。

質問事項
『北になぜあのような独裁者が生まれ民衆も立ち上がらないのか?不思議です。』

回答
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * 
(独裁者が生まれた経由概略)
●バックにソ連がいた
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *
戦後、朝鮮半島は、北緯38度線以南をアメリカに、38度線以北をソビエト連邦に占領され、両国軍の軍政統治を受けました。

その結果、アメリカ軍政によって1948年8月15日に李承晩を首班とする大韓民国朝鮮半島南部単独で樹立され、これに対抗して朝鮮半島北部でも、同年9月9日にソ連から帰国した抗日パルチザン金日成の下で朝鮮民主主義人民共和国が建国されました。

ソ連で洗脳された金日成の思想は「マルクス・レーニン主義を創造的に朝鮮に適用した」とする主体思想チュチェ思想)です。ウィキペディア

尚、戦後、GHQが組織させた日教組もこのチュチェ思想にかぶれており、現在も反日自虐史観教育を行っています。

** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * 
(民衆が立ち上がらない理由)
●食料と武器が無いと民衆は一斉蜂起できない。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * 
レーニンロシア革命」では、2千人~3千万人の民衆が死亡し、「毛沢東共産主義革命」では、6千万人の民衆が死亡したと言われています。

この死亡の大半の原因は革命で戦ったからではなく、飢餓で死んだのです。民衆が1年以上も戦い続けることは収入や食料生産がゼロを意味します。ですから、民衆が外国の援助無しに立ち上がることは、イコール、死を意味します。

拠って、何故にロシアや中国で革命に成功したかというと、ユダヤ系国際金融資本の、主にロスチャイルドの武器と食料援助があったからです。

但し、この食料援助は、革命を主導した人たちが革命を続行できるだけの量はあったのですが、一般大衆(ゴイム)は無用の輩と看做(みな)され、数千万人もの一般大衆は餓死したのです。

同様に、毛沢東の場合も、紅衛兵(こうえいへい)も含め、革命に対しての武器や食料援助はありましたが、ロシア革命と同様、6千万人の民衆(ゴイム)の大半は餓死で死亡しました。

このように、北朝鮮で、民衆が一斉蜂起可能な条件は、中国やロシアからの武器と食料援助です。これなしでは線香花火で終わります。

尚、ロシア革命後、ソビエト連邦政府の要職の大半は、ロシア人ではなく、革命後、米国から移住のユダヤ人が占めました。それ故に、「ユダヤ人のロシア革命」と称するのが適切と主張する人もいます。

(※)コミンテルンとは、
ソ連の指導者レーニンユダヤ人の国際金融資本ロスチャイルドやロックフェラーから資金を得て(途中省略)1919年、世界共産化を目指して創設したもの。

** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** 
国体を変革出来たのは、外国の援助による例。換言すれば、外国勢力無しには、国体を変革(破壊)不可能事例。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** 
(参考)
■共産レーニンは米国の援助に感謝した 2016/3/3(木)

国際金融資本ロスチャイルド主導の米国が、共産主義ソ連共産主義中国に、米国民の収めた税金を使い、資金、食料、武器弾薬、技術や製造技術を与えなかったら、共産主義革命もそうだが、革命後、時間を置かずしてこれらの国の存続は不可能であった。

これは、ヒトラーに対しても米国が資金等の援助をしなかったら、ナチスドイツはありえなかったことと同じである。

更に、共産主義国家とは技術革新や高い生産性を求める事が不可能な不活発な体制であり、国民が最低の貧困生活を送れる共産主義国家を維持しうるだけでも、西側諸国の継続的援助や技術援助を必要とし、それが無いと国体維持は不可能で即座に崩壊してしまう。

ソビエト連邦のすべての大きな産業の企業のおよそ3分の2が米国の援助または技術協力で築かれた」と、彼は言いました。

「ロシアの大きな産業の企業と軍の工場の残る3分の1は、ドイツ、フランス、英国、スウェーデン、イタリア、デンマーク、フィンランで、チェコ、日本の援助または技術協力で建設された」 と、スターリンは付け加えました。

(典型事例)ベトナム戦争渦中でも、米穀は敵対国であるソ連等に対しての軍事援助を続けていた。時の米国大統領はニクソン

■再確認『毛沢東に武器援助したのは米国』 2016/2/27(土)

ヒトラーの任務と国際金融資本 2016/8/1(月) 
1929年と1931年にヒトラーのナチ党の前身「ドイツ社会労働党」は、アメリカの国際資本家グループから、それぞれ1000万、1300万の米ドル献金を受けている。

ナチ党が主導権を握った1933年には700万米ドルの献金を同一グループから受けていた(UPI報道)こともあるという。アメリカに限らずドイツ国内や英国、フランス、オランダなどの国際資本家グループの資金も一旦ナチ党の金庫に収納した。

ブッシュ大統領の祖父のプレスコット・ブッシュやジョージ・ウオーカーなどのシオニスト米国ユダヤ金融財閥もナチ党に資金提供した。尚、ブッシュはナチ党への化学薬品の納入で莫大な利益を得た。

ユダヤ国家創建目的のナチス 2016/7/29(金) 

ナチスユダヤ人たちを何故に強制収容所に収容したかというと、国を持たないシオニストユダヤ人が、ユダヤの新しい国家イスラエル(戦後の1948年独立宣言)を創るためには国民が必要故、ユダヤ人を集めた。

強制収容所に収容したユダヤ人は、将来のユダヤ国家イスラエルの国民要員故に、ナチスは、収容した人々を殺すどころか、健康な毎日を収容所で過ごさせようと手を尽くしていた。

無論、ナチスヒトラーにこのシナリオを実行させるために、シオニストの国際金融資本の連中が資金や物資を援助をしていた。

例えば、収容所内で出会った男女の結婚は自由で、アウシュヴィッツ収容所では結婚証明書が発行されていた。

アウシュヴィッツ収容所には立派な劇場があり、アーティストのスタジオも持っていた。

度々、ライブが開催されていた。

収容所内スポーツ施設には体育館やサッカー場ハンドボールエリア、フェンシングのクラスと他の運動施設があり、幾つかのチームを編成し試合を行った。

託児所・育児所もあった。

子供も大人もふくよかで健康であった。