北朝鮮独裁誕生と維持事由
昨日の記事、『北朝鮮:金だけ出さされる日本か』 (2018/6/4(月) )について、下記の質問がありましたので、簡略に述べます。
質問事項
『北になぜあのような独裁者が生まれ民衆も立ち上がらないのか?不思議です。』
回答
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *
(独裁者が生まれた経由概略)
●バックにソ連がいた
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *
その結果、アメリカ軍政によって1948年8月15日に李承晩を首班とする大韓民国が朝鮮半島南部単独で樹立され、これに対抗して朝鮮半島北部でも、同年9月9日にソ連から帰国した抗日パルチザンの金日成の下で朝鮮民主主義人民共和国が建国されました。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *
(民衆が立ち上がらない理由)
●食料と武器が無いと民衆は一斉蜂起できない。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *
この死亡の大半の原因は革命で戦ったからではなく、飢餓で死んだのです。民衆が1年以上も戦い続けることは収入や食料生産がゼロを意味します。ですから、民衆が外国の援助無しに立ち上がることは、イコール、死を意味します。
但し、この食料援助は、革命を主導した人たちが革命を続行できるだけの量はあったのですが、一般大衆(ゴイム)は無用の輩と看做(みな)され、数千万人もの一般大衆は餓死したのです。
このように、北朝鮮で、民衆が一斉蜂起可能な条件は、中国やロシアからの武器と食料援助です。これなしでは線香花火で終わります。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- **
国体を変革出来たのは、外国の援助による例。換言すれば、外国勢力無しには、国体を変革(破壊)不可能事例。
** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- * --- **
(参考)
■共産レーニンは米国の援助に感謝した 2016/3/3(木)
国際金融資本ロスチャイルド主導の米国が、共産主義ソ連と共産主義中国に、米国民の収めた税金を使い、資金、食料、武器弾薬、技術や製造技術を与えなかったら、共産主義革命もそうだが、革命後、時間を置かずしてこれらの国の存続は不可能であった。
■再確認『毛沢東に武器援助したのは米国』 2016/2/27(土)
■ヒトラーの任務と国際金融資本 2016/8/1(月)
ナチ党が主導権を握った1933年には700万米ドルの献金を同一グループから受けていた(UPI報道)こともあるという。アメリカに限らずドイツ国内や英国、フランス、オランダなどの国際資本家グループの資金も一旦ナチ党の金庫に収納した。
アウシュヴィッツ収容所には立派な劇場があり、アーティストのスタジオも持っていた。
度々、ライブが開催されていた。
託児所・育児所もあった。
子供も大人もふくよかで健康であった。