重曹飲用でがん早期発見


重曹でがんが消える説に対して、世界の医薬品・医療業界は詐欺だとして激しく罵倒しています。それは今でも続いています。

然し、英国で医薬品業界からの金ではなく、登録慈善団体「王立がん研究基金」によるケンブリッジ大学での実験では、重曹が、普通の細胞対比がん細胞にだけ強く作用している裏付けをMRIを駆使して証明しています。

(前回記事)
重曹でがんは消える』 2018/03/03

(注意事項)重曹とメイプルシロップの混合液は、一日に茶さじ1杯、もしくはせいぜい2杯に抑えること。摂り過ぎたら害になります。
ポイントは、空腹時、コップ一杯の水を同時に飲むことと、飲んだ後40分は運動をしないこと。混合液を一般細胞に消費させず、がん細胞に消費させるためです。


Body's baking soda used to catch cancer early
体内の重曹は早期がん発見に使用される


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A chemical commonly called 'baking soda' which is found naturally in the body could be used to detect cancer with magnetic resonance imaging, revealed a Cambridge study funded by Cancer Research UK and published in Nature this week.

体内で自然に溶かされた「重曹(ベーキングソーダ)」と呼ばれる化学物質はMRI(磁気共鳴画像法)でがんを発見するために使用することができるという、英国の王立がん研究基金(Cancer Research UK)が資金を提供しているケンブリッジ研究を、今週発行の総合学術雑誌ネイチャー(Nature)は明らかにしました。

Traditionally magnetic resonance imaging - or MRI - detects water and fat in the human body. By boosting MRI sensitivity more than 20,000 times - using a scanning technique developed by GE Healthcare - researchers can now image the molecules that cancer cells use to make energy and to grow.

伝統的に磁気共鳴イメージング(つまりMRI)は、人体の水分と脂肪を検出します。 GEヘルスケアによって開発されたMRI感度を20,000倍以上に高められたスキャニング技術を使用し、研究者は癌細胞がエネルギーを作り成長するために使用する分子を画像化できるようになりました。

This level of precision could be used to detect tumours and to find out if cancer treatments are working effectively at an earlier stage.
Almost all cancers have a lower pH than the surrounding tissue. Normally, the human body has a system of balancing chemicals with a low pH, acids, and chemicals with a high pH, alkalis, to maintain a constant, healthy pH level. In cancer, this balancing system is disturbed, and the tissue becomes more acidic.

このレベルの精度は、腫瘍を検出し、癌治療がより早期に効果的に働いているかどうかを調べるために使用することができます。ほぼすべての癌は、周囲の組織よりも低いpH(酸性)を有します。

通常、人体には、低いpH化学物質、酸性、及び高いpH化学物質、アルカリ性が一定の健康なpHレベルを維持するためのシステムを備えています。癌では、この平衡系が乱され、組織はより酸性になります。

Currently, there is no way to safely measure differences in pH in patients, but spotting these areas of acidity could be used to find cancers when they are very small.
Working with mice, the team found a new way to measure pH levels using this very sensitive MRI technique with a tagged form of bicarbonate. Bicarbonate, or baking soda, occurs naturally in the body, where it is involved in the acid-alkali balancing system.
Lead researcher Professor Kevin Brindle, from Cancer Research UK's Cambridge Research Institute at the University of Cambridge, said: "This technique could be used as a highly-sensitive early warning system for the signs of cancer. Establishing such tools is a major challenge in cancer research.
"By exploiting the body's natural pH balancing system, we have found a potentially safe way of measuring pH to see what's going on inside patients. MRI can pick up on the abnormal pH levels found in cancer and it is possible that this could be used to pinpoint where the disease is present and when it is responding to treatment."

現在のところ、患者のpHの差を安全に測定する方法はないですが、これら酸性のエリアを突き止め、癌が非常に小さいときに見つけることができます。

マウスを用いて研究したこのチームは、タグ付き重炭酸塩を用い、この非常に敏感なMRI技術を使ってpHレベルを測定する新しい方法を見出しました。

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ケンブリッジ大学ケンブリッジ研究所(Cambridge Research Institute)の指導的立場の研究者、ケビン・ブリンドル教授は言っています。

「この技術は、がんの徴候に対して非常に敏感な早期警告システムとして使用することができます。このようなツールを確立することは、がん研究における大きな挑戦です。」

「体内のpHバランスシステムを利用することで、pHを測定して患者の体内で何が起こっているかを知ることができる可能性があります。病気がどこに存在しているのか、それが治療に反応しているのかを正確に把握することができます。」

(以下原文省略)
彼らはMRIを使って、標識された重炭酸塩のどれが腫瘍内の二酸化炭素に変換されたかを調べました。より酸性の腫瘍では、より多くの重炭酸塩が二酸化炭素に変換されています。

この王立がん研究基金(Cancer Research UK)による研究の最初の著者であるケンブリッジ大学放射線学者の臨床教育特別研究員であるFerdia Gallagher博士は次のように述べています。

「初期段階ですが、この技術ががん患者に安全かつ効果的であることが証明されれば、患者の癌を早期に発見するための重要なツールとなる可能性があります。これはしばしば成功した治療の必須の手段です。」

ケンブリッジのアデンブルック病院(Adenbrooke's Hospital)の放射線科医でもあるギャラガー博士は次のように述べています。「私たちの技術は、従来、患者では不可能だったMRIを使ってpHの空間分布をイメージすることができます。この新しい方法は、使用する化学物質が毒性がなく、すでにヒトに安全に投与されているため、重要です。」

王立がん研究基金(Cancer Research UK)のがん情報担当ディレクター、Lesley Walker博士は次のように語っています。「早期にがんを診断する新しい方法を見つけ出し、薬物が体内でうまく機能しているかどうかを確認することは本当に重要です。」

「もしこの臨床試験が期待されているように、この技術が癌患者にとって安全で効果的であることが臨床試験によって示されれば、これは癌の早期発見において非常に有用なツールであり、多くの命を救うかもしれません。」 (以下省略)