DNA鑑定:半数が夫の子ではない


今日の記事『子育て中の40代女性の悶々』のつづきです。

前回記事で書き忘れましたが、今、私はこのような40歳代の女性を知っています。亭主は上場企業の社員で、妻の現在は専業主婦。妻は手当たり次第。おとなしい亭主は恐らく妻の浮気を知っているのでしょうね。近頃、ほをがげっそり。中学生の男の子と小学生の女の子がいて、亭主と子供たちを学校に送り出してから連れ込んだり、電車に乗って逢引の場所に行ったり。そのことを公園で女友達に自慢するのですから、いやはや、日本社会は根底から崩壊しつゝあるということですね。


DNA親子鑑定急増、依頼の半数が「夫の子ではない」

週刊ダイヤモンド 12/3(日) 6:00配信

自分の子どもかどうか、DNA鑑定してほしい。そんな依頼が急増している。夫婦の“かすがい”であるはずの子どもが、実は……。鑑定の現場を取材すると、驚くべき現実があった。(週刊ダイヤモンド2016年12月24日号特集「知らなきゃ損する 夫婦の法律相談」より)

 このような結果が出ました──。そう言われて差し出された1枚の紙を見て、女性はため息をついた。しばらくその紙を見詰めた後、無言で席を立ち、料金を支払って事務所を後にした。

 この女性が訪れていたのは、東京都新宿区の法科学鑑定研究所。指紋や筆跡などの鑑定を行い、事件や事故の科学捜査に協力している。中でも注力しているのはDNA鑑定。事件だけではなく、親子鑑定も手掛けている。(中略)

 親子鑑定を依頼するのは2パターン。一つは、体外受精を行った夫婦が、精子卵子の取り違えを疑い、本当に自分たちの子どもなのか確認するパターン。そしてもう一つは、妻の浮気を疑う夫、もしくは浮気をした妻自身が「誰の子どもなのか」を確認するパターンだ。

 冒頭で紹介した女性の場合は後者。今、育てている3人の子どもが、夫との子どもかどうかを確認するため鑑定を依頼したのだ。結果は、長男は夫の子どもだったものの、長女と次男が夫の子どもである確率は0%だったという。

 「そもそも疑って研究所に来ているため高くなってしまう傾向はあるが、依頼の半分程度で親子ではないという結果が出ている」と法科学鑑定研究所の山崎昭代表は明かす。

● 最初に疑うのは子の親ではなく 祖父母の場合が多い

 親子でないと鑑定される中で「多いのは、いわゆる“できちゃった結婚”」(山崎代表)。複数の男性と付き合う過程で子どもができ、結婚したものの誰の子どもなのか分からないというケースだ。

 そして、意外にも「親子関係を最初に疑うのは、夫や妻よりも祖父母であることが多い。孫が、自分の子どもの小さなときと似てないなあと感じる」(同)というのだ。(以下省略)

やっぱり息子は自分の子でなかった!
元彼との再婚のつなぎに使われた悲劇の夫(上)


突然ですが、質問です。
「息子さんは本当にあなたの子ですか?あなたは本当に息子さんの父親ですか?」

 何を馬鹿げたことを!失礼じゃないか?そんなふうにお叱りを受けるのも無理はありません。しかし、「親子ではない」可能性がゼロだと本当に言い切れるでしょうか?司法統計によると親子かどうかを争う事案(親子関係不存在確認の申立件数)は1365件も存在するのだから(平成24年)、決して他人事ではないでしょう。なぜなら、今の日本では「出生時のDNA鑑定」は義務付けられていないので、今回紹介するような悲劇は一定数、起こるべくして起こるからです。

妻の不倫に気づいた夫たち、その時彼らはどう動いたか(上)


(抜粋1)
 妻の浮気を知ったAさんは、翌日帰宅して夕食や風呂が一段落したタイミングで、「先週の木曜日(妻が逢引きしていた日)、同僚が〇〇で君を見かけたらしいんだけど」と切り出した。そのときの心中についてAさんはこう語っている。(以下省略)

(抜粋2)
 愛情を向けてくれなくなった妻が身なりに気をつかうようになり、また急に残業や休日出勤が増えたことに怪しさを感じたBさんは、「今日も休日出勤」と言って出かけていった妻の後をこっそりと尾行。果たして、妻は会社に向かわず、隣の駅で下車すると駅前に停められていた車に乗り込んだ。運転席には男性らしき人影。(以下省略)

妻の不倫に気づいた夫たち、その時彼らはどう動いたか(下)


 どうすれば親権を自分のものにできるのか、法律関係の仕事をしている友人にしかるべき弁護士さんを紹介してもらい、その指示に従って外堀を埋めるべく(妻が育児に適していないという)既成事実を作っていきました」

「この子だれの子?」「わたしはだれの子?」
ある日突然襲う疑問、親子不一致時代を生きる指針


「親子確率0%」――。ある日突然そんなことを言われたら、あなたはどうするだろうか? 

(追記)2017/12/08
浮気相手の子どもを夫に育てさせる…「托卵女子」の恐ろしすぎる生態    AERA dot. 

自分の子だと信じていたのに――。浮気相手の子どもを夫の子として産む妻が、最近ひっそりと増えているらしい。事実を知った男性の悩み、葛藤は深い。

 7月のある夜、男性(32)は9歳の長女の内ほほを、そっと綿棒で拭った。インターネットで注文した親子関係の有無を調べるDNA鑑定のための作業は、拍子抜けするほど簡単だった。

 まさか、とは思う。3カ月前に離婚が成立した元妻とは、学生時代に「できちゃった結婚」。妊娠を告げられた時は、確かに「あれ? 計算が合わない」とは思った。とはいえ、本気で疑っていたわけではない。娘の顔は友人たちも驚くほど元妻に瓜二つ。自分と似ていないなんて、考えたこともなかった。(以下省略)
AERA 2017年12月4日号

養育費の義務逃れたい…男性からのDNA鑑定依頼が増加
2014.1.20 AERA


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