笑:広島のおばはんの突っ込み


ちょっとひんしゅくをかう話。

温泉一泊。大半の温泉では、前夜と翌朝の大浴場は男女の風呂が入れ替わる。
画像は、入れ替わった翌朝のもの。
前夜は、右が男湯、左が女湯だった。
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前日の夕食前に一風呂浴びに行った時のこと。
歩いて行くも浴場が見えない。(下の画像)

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一種の番台のようなテーブルの両側に、法被(はっぴ)姿のおばさん二人が立っていた。
そこまで行くと、右側に女風呂の赤い暖簾(のれん)が見える。

私は、男湯は突き当りであろうと思い、そこから進もうとしたら、おばさんが「そちらは女湯です。男湯は後ろです。」とのたまう。

私、「どうしても前に行きたいのですが。」
そこでおばさん曰く(いわく)
「女湯に行ってもいいけど、あそこをもみくちゃにされますよ。」

いやはや、関西ならいざ知らず、広島でも突っ込みが返ってくるとは思わなんだ。それもおばはんから。至るところにアマ芸人がいるんですね。テレビの力ですね。

それにしても、『もみくちゃにされる』とおばさんが言うからには、かっておばさんが何処かの温泉浴場で男をもみくちゃにした体験があるからこそ、或いは、この浴場で実際に起きたことだからこそ言えること。

1990年代の後半、札幌勤務時代の20歳代の男性社員達は、温泉混浴風呂でおばさんたちには近づかないように意識的に離れた湯舟で入浴していた。

理由は、おばさんが「背中を流してあげましょう。」とか言って近づいてきて、仕舞いには一物をぎゅっと握りしめるのだそうです。

と言うことは、いやはや、混浴でのこのようなおばはん達による『もみくちゃ』行動は、全国の温泉浴場での日常茶飯事かも。

   ◇   ◇   ◇

翌朝は雨だが、時折ボタン雪が降る。
瀬戸内地方の最低気温は1℃、最高気温は9℃なのだから成程。

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峠を越えても山には雪。
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山陽道を走ると、沿道の景色は紅葉に一変。
この沿道一帯では、未だ晩秋だった。
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そして、小豆島に向かった。


北海道編
『当時の定山渓温泉での混浴』