『原発で日本はアウチ』目次と要点(1)


原発を推進する党も、廃止を叫ぶ党も、日本国民のためではない。いずれも日本国民を苦しめ、日本国解体へのシナリオなのだ。或は、日本の原発技術者を解雇させ、中国・韓国の原発企業に転職させる意図だ。


政府の脅しに洗脳された日本国民 2011/4/26(火) 
枝野官房長官が相変わらずの電力不足のゼスチャで国民を脅している。
だが、不思議な事は、その他の民社党員&自民党員も、この電力が余っていることを一言も言わない。夏でも大停電する必要が無いことを言わない。

やはり、両党共に「原発利権死守」と東電の政治献金で、「原発が無ければ電気を止めるぞ!」との枝野の国民への脅しに賛同しているのでしょう。

我等国民が何度も東大とか東工大の教授と称する連中から聞かされた言葉。
原発は安全です」。水素爆発しようが「日本の原発は安全です」
 
実は、小泉改革で国立大学が独立行政法人になった結果、研究費が国から入らなくなり研究などはまともに出来ないのが現状だそうだ。東電の東大への寄付金は何と年間5億円ですから。彼等。「原発は危険」などと言えるはずはない。

雑誌の「夏の電力充分」報道で政府の電力供給見通し方向転換 NEWSポスト 2011.04.25 

東電・エネ庁の電力供給量過少申告は「原発利権」温存のため NEWSポスト 2011.04.25 


またまた国民を騙そうとする菅直人政権 2011/5/18(水) 

菅直人政権は、国際原子力機関IAEA)の調査団を受け入れる。形式上では「受け入れる」のだが、実は「呼んだ」のでしょうね。国際的に福島は安全というお墨付きを貰おうという下心ミエミエ。
 
処が処が、このIAEAとは、なかなかの曲者。
ソ連チェルノブィリ事故調査で問題を起している。
 
この時のIAEA事故調査委員長が重松逸造氏。重松逸造氏はろくに調査もせず「住民の健康障害は全く無い」と発表。しかも彼は広島の医学者だから愕然。
 
処が、事故から四年経過後、子供の甲状腺癌が爆発的に増加。五年目以降は、乳癌→骨の癌→白血病と推移。それに、10年後、20年後、或る日突然発病する。


東京の空気と水は? 2011/5/24(火) 

(騙しの発言)「原子力安全委員会」(班目春樹委員長)は3月21日、区域外居住者に対しては「被曝(ひばく)に特段の注意を払う必要はない」としながらも、外出時よりも飲食によって体内に取り込む放射性物質の方が「身体への影響が大きい」と指摘。

日本の水道水基準(300Bq/kg以下)は、WHO基準の300倍、米国の約3000倍、ドイツの約1500倍なのに、安全として24時間市民に供給している。

福島市内の小学校では、「暑さで鼻血を出す子が相次いでいる(愛媛新聞
爆発のあった福島市内での3月15日の夜は、金属の臭気が漂ったそうな。

東日本で最大のリスクは空気。
東大名誉教授である村上周三先生の計算では、
人間は環境化学物質の83%を空気(肺)から取り込み、食品からは7%。飲料からは8%に過ぎない。私たちが一日に呼吸する空気は約20キロ。食べ物や水の摂取量のおよそ10倍。
 
⇒(私見)いくら放射能が薄いと言っても、毎日24時間、放射能を吸っていて、何等対策を打たないでいると、肺がんやその他肺の病に罹るのは当然。
心筋梗塞など心臓疾患による突然死の原因も、ここにあるかも。

草っ原、吹き溜まり、雨水の集まる場所が危ない


九電・眞部利應社長の指示は企業の常識 2011/7/8(金)

九電は欠陥の玄海原発でこれまで作業員の大量被曝などの諸問題を起こしながら住民を騙し続けてきた。「発電再開容認の一国民の立場から、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信」せよ。


原発放射能と癌の関係 2011/8/8(月)

(その1) 先ずは佐賀・玄海原発のある佐賀県全体の白血病による死者数をお確かめ下さい。次に唐津保健所館内、玄海町玄海町は全国平均の約7倍の人が白血病で死んでいますね。それもどうやら年々増えているのでは?
 
●人口10万人あたりの白血病による死者数
<1998~2002年の5年間平均> <2003~2007年の5年間平均>
全国平均       5~6人            5~6人     
佐賀県全体     8~9人           9~10人
唐津保健所管内 12~13人         15~16人
玄海町       30~31人         38~39人

(その2)今度は、米国の原発施設と乳癌の相関図を御覧下さい。
原子力施設から100マイル以内では乳ガン死亡者が増加!

アメリカの3053の郡のうち1319郡は原子力施設(原子力発電所核兵器工場、核廃棄物貯蔵所)から100マイル以内に位置している。図の黒い部分。


チェルノブイリ死の灰で東北の女性が癌で死亡 2011/8/9(火)

チェルノブイリ⇔日本との距離8,000Km離れた地球の裏側で起きた原発事故で、東北に住んでいた一般の日本人が被曝し、東北の多くの女性が乳癌で死んでいた。

チェルノブイリ⇔日本との距離8,000Km離れた地球の裏側で起きた原発事故で、東北に住んでいた一般の日本人が被曝し、東北の多くの女性が乳癌で死んでいた。


放射性物質が体内に入ってから乳ガンを発症し死に至るまでに平均して11~2年はかかるという。がぜん違うのはそのあとの数年間(1996,97,98年)のピークである。その数年間だけ死亡率が急に倍以上の12人を超えている。
 
日本の都道府県別の経年の乳ガンの死亡率が12人(10万人あたり)を超えているのは、つぎの6県だけである。
  青森・岩手・秋田・山形・茨城・新潟。

米ソ等が盛んに大気圏内核実験を行っていた60年代までと、中国が行った70年代と、突出して86年のチェルノブイリ事故の場合がある。その後は急減している。

よく知られているように、小児の白血病甲状腺ガンがチェルノブイリ周辺で急増して悲惨な様相を呈している。チェルノブイリの近くだけでなく、数百㎞以上はなれたヨーロッパでも、甲状腺ガンや白血病の子供が増加したりする。特別な状況がない限り、ガンで死んだ者を解剖しようが物質分析しようが、そのガンの原因を突き止めることはできない。ガンの最初は、ただ一個のガン細胞からはじまるのである。


新たな大地震による放射能対策は出来ていますか? 2012/1/31(火) 

 
セシウムカリウムのように体内で代謝されるため、一回限りの摂取なら数カ月後にはなくなる。
 
ヨウ素セシウムよりも、危険なのは、ストロンチウムプルトニウムの方にある。
ただ、この2つの物質については、東京電力では、計測していない?
ストロンチウムは体内に蓄積され、死ぬまで残る。
ここでも人体への影響は半減期に左右される。
 
ストロンチウムはカルシウムのように骨に蓄積されるため消えることはなく、骨髄は絶えずβ線の影響を受けることになる。子どもの骨髄は脂肪が少ないため、のちのち白血病になるリスクが大人よりも高い。

プルトニウムは一度体内に入ったら決して消えない。
ごく微量の摂取でもがんを引き起こす。


このままでは日本は終る(1) 2012/4/12(木) 

広瀬隆「第二のフクシマ・日本滅亡」東海原発廃炉から始まる新時代
つくば気象研究所福島原発から170kmも離れている。
そこで高沸点(気体になる温度)の物質が検出されたと言うことは、
最も危険なプルトニウムさえも気化して東北・関東・北関東に拡散したと
思われる。
 
政府はヨウ素セシウムだけで放射能がどうのこうの言っているが、
何故か遙かに怖いプルトニウムやウランには一切言及していない。


日本国よりも金が全ての政治家達 2012/4/13(金)

電力各社とその業界団体電気事業連合会電事連)が、国の原子力研究の中心を担い、原発の安全審査機関に委員を多く送り込んでいる独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA、茨城県東海村)に長年寄付を続け、2008~11年度だけで計約2億5千万円に上ることがわかった。

電力会社や原子炉メーカーが安全審査機関でメンバーを務める大学研究者に多額の寄付をし、原発の推進と審査の線引きがあいまいな実態はこれまで明らかになっているが、規制にかかわる機構と電力業界も金銭面でつながっていた。


原発イコール金」だから原発は廃止できない! 2012/4/21(土) 

にもかかわらず原発再稼動を望む政府、政治家、官僚、財界、それに一部の国民、市町村長、住民がいるのは何故か。
 
何兆円にも及ぶ原発マネーに群がるアリ?うじ虫たち? 政治家に渡ったであろう一基につき30~90億円のリベート×54基→4000億円。100億円単位であぶく銭を手にした市町村。

その金は、全て電気料金に上乗せられて一般市民から徴収されている。故に、金は払い放題・貰い放題。

1983年1月26日 高木孝一敦賀市長の講演より
原発が札束をばらまきながらやってくる、そして人を、町を、ボロボロにしてしまうことが、立地自治体の本音とともに問わず語りに吐露されています。

ひとつだけ付け加えるなら、原発に限らずこうした事業を誘致した政治家が懐に入れるリベートは、投資金額の1~3%と言われています。原発1基3000億円とすれば、リベートは30~90億円と言うことです。


このままでも東京は何れ放射能で廃墟になるかも 2012/5/16(水) 

「バグフィルターで、放射性物質99.99%取れます」と言い続け、全国で放射能入り瓦礫を燃やし、全国民を被爆させようとしている政府と霞ヶ関
 
先陣は毎日毎日放射能入り瓦礫を燃やし、365日東京都民にたっぷりと放射能を降り浴びせている石原都政。それを後押しするテレビに大手新聞。
 
だが、政府の唱えるこの除去率の根拠は、焼却炉にも無知、放射能入り瓦礫の焼却実験もしたこともない国立環境研究所の資源循環・廃棄物研究センター長・大迫政浩氏のたわ言に沿ったもの。本人が『月刊廃棄物』誌で白状。
https://groups.google.com/forum/#!msg/asyura_bbs1/p-xbiCJMJcY/-oYY8PONtZUJ
 
果たして、どこの焼却炉メーカーが、バグフィルターで放射能を100%近く除去できると宣言しているのか?

焼却炉運転技術者の見解  
飛灰の平均粒径は20~30μmで、バグフィルターの性能試験において99.9%除去というのは平均粒径40~50μmの粒子においての試験結果です。

「ばいじん」の定義は10μm以下の粒子ですが、当方が委託を受けている自治体の焼却炉では排ガス量24000Nm3に対し、ばいじんの連続測定値は0.1mg/Nm3程度です。
 
10μm以下の粒子についても99.9%除去出来ているといえます。それでも煙道の点検に入ると灰で白く汚れています。

放射性セシウムの平均粒子径は0.1μm程度です。
大きさで言えば、「ばいじん」の100分の1レベルです。
普通に考えて捕捉できると思いますか?

【特集「首都圏を襲う[放射能の黒い粉]】12年5月15日発売・週刊SPA!

福島県南相馬市内で発見された「超強力な放射能を持つ謎の“黒い粉”が話題になったのは今年2月のこと。「1kgあたり108万ベクレル」というケタ違いの線量は衝撃的なものの、「南相馬での特殊な事例」として受け止められていた。
 
ところが、その「黒い粉」は東京都内の至るところに存在しているという。


民主党政権は国民を殺すのが目的か? 2012/6/18(月) 



政府とマスメディアが伝えない福島の実態 2012/6/28(木) 

「お母さんたちをつなぐブログ」  2012年6月22日 より転載
ガイガーカウンター(放射能測定機)を買い、計ってみると驚くほどの数値が家の中でもあり、みんな窓際から子供ベッドを部屋の真ん中に移し食事にも神経を使い家の屋根や壁は高圧洗浄機で除染をし通学路の土を削り、せめてもと週末は他県に避難をしそこまでしても、鼻血を出す子が続出し、下痢、頭痛が止まらない子がたくさんいました。

娘の友達が何人も白血病の初期症状と診断され、甲状腺の異常が見つかった子もたくさんいました。


やはり都内には黒い粉塵 2012/7/23(月)


東京の住宅地の道路やマンションベランダの端には黒い粉だらけ。

これが高濃度の放射能を含んだ藍藻(らんそう)だとは当時知る由もなかった。尚、昨年も娘と息子の両方のマンションに行ったが、依然としてこの黒い物体は新たに積もっていた。

藍藻(らんそう)とは、シアノバクテリア

シアノバクテリアは28億年前に出現した最古の光合成生物である。20億年以上前、真核細胞がシアノバクテリアを取り込み共生が始まったことが葉緑体の起源である。

藍藻(らんそう)がみずから生き延びるために、空気中や水中、土中から積極的に栄養分としてカリウムを吸収しようとする。

藍藻(らんそう)は、化学的な性質が似ているカリウムセシウム(放射性であろうとなかろうと)を見分けることができい。

藍藻(らんそう)が生きようとすればするほど、その体内には、どんどん放射性セシウムが高濃度に蓄積していく。

つまり、放射能に汚染された瓦礫では、藍藻が大繁殖しており、それを焼却炉で焼くと、黒いすゝ状となった藍藻の粉塵が大気中に放出され、やがては地表に降り注ぐ。

即ち、都心部の道路やベランダや公園で見かける黒い物体の正体は、放射性セシウム何万ベクレルの藍藻(らんそう)のすゝ。

東京都の葛飾区でも1kgあたり何十万ベクレル。東村山市の学校から集めてきた黒い物質にも1kgあたり2万ベクレルを超えるセシウムがあった。

環境省報道発表(平成23年9月15日)より一部抜粋
「東京都の一般廃棄物焼却施設の飛灰から8,000Bq/kgを超える放射性セシウムセシウム134及びセシウム137)が検出された」
 
政府は、焼却炉バグフィルターで99%除去できると何度も公言している。
然し、以前書いたように焼却炉メーカーは一言も出来ると言っていない。
 
当然である。原子炉の排気口に使う0.3μを捕集する高性能フィルター(HEPA)は、焼却炉では使えない。と言う事は、焼却により濃縮した放射能微粒子は、24時間365日、都民に浴びせていることになる。

改めて言うと、東京は、放射能リサイクルシステム完備なのだ。
 
3.11以降、藍藻(らんそう)が大繁殖している震災がれきは都内の全焼却場で焼かれ、粉塵となって都内のすみずみまで降り注ぐ。無論、都内に降った放射能も、雨で汚水処理場へ。そして下水汚泥は焼却される。土壌の放射能を吸い込んだ木の葉も、ゴミとして焼却され、同じく粉塵となって降り注ぐ。この繰り返しだ。


気休めにしかならない政府事故調最終報告書 2012/7/25(水)

《問題1》
それは、福島第一原発の安全装置ECCS(非常用炉心冷却装置)は当時の小泉政権が外した。
 
注)緊急時炉心冷却装置とは、原子炉から出る蒸気を配管に通し、「熱交換器」で冷却して水に戻し、再び原子炉に注水するという冷却システム。蒸気が無くならない限り冷却し続け、電源が無くても作動する。これは設計・施工のときにはあったが外されていた。
 
 換言すれば、当時の小泉首相原発事故が起きたら爆発するように、安全装置ECCSを外したということ。然も、福島第一原発の2~6号機からこの安全装置ECCSを取り外したのですから、何をか言わんや!。

《問題2》
 更に更に、当時の小泉政権時代に
 【世界最大級の原発の耐震テスト設備 売却され「スクラップ」に】
 
日本には、40年、30年を経過した「老朽原発」が多い。この老朽原発の設備の耐震性の「実地テスト」が日本で唯一可能な施設。それが、1976年に発足した財団法人原子力試験工学センター(当時)の多度津工学試験所だった。(途中省略)

ところが、05年、当時の小泉政権下で施設を引き継いだ独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)が効率化と維持費の削減のため試験所の閉鎖を決定し、建物・敷地ごと、競争入札今治造船に払い下げた。
 
建設費310億円に対し、売却価格は2億7700万円。造船会社に振動台は使い道がない。同社はすぐにスクラップ廃棄し、先述したように建物は現在、船体の製造施設になっている。

《問題3》
小泉政権もマスコミも、故意に危機管理意識が全く無い。
第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会
平成十八年三月一日(水曜日)
 
福島第一第二原発事故を予見していた共産党吉井英勝衆院議員(京大工学部原子核工学科卒)の2005-07の国会質問(その3)地震で電源が破壊され冷却システムが機能停止する危険を2006年に指摘するも、政府は「大丈夫」の一点張り マスコミも大スポンサー電力会社に「配慮」して今回起きた危険が指摘されていたのを総スルー。

《問題4》
安倍内閣は、大地震と大津波がくると指摘されても小泉政権と同様、馬耳東風
 
さらに、2009年6月には産業技術総合研究所活断層地震研究センターの岡村行信センター長は869年の貞観津波や1500年ころの東北から関東にかけての大地震をもとに、再びM8.4の地震(東電想定のM7.9の約6倍)と大津波が来る可能性を経済産業省の専門家の会合で指摘している。


或る広島原爆の記録 2012/8/3(金)

この随筆は、広島県のブログ友「暁の子」さんの父母・兄弟や親戚の方々の原爆を投下された1945年(昭和20年)8月6日の記憶です。

原爆投下したその日・・・・
私の姉は友達とムシロを敷いた上で・枝豆をむいていたそうです・・・
のどが渇いたのでそばにあった井戸の水を飲もうと・汲んだ桶に顔を近づけた瞬間に・・・
大きな音と爆風がしたそうです・・

驚いて頭を持ち上げ・後ろをふりむいたら・・・・
姉の後ろに並んでいた友達がハリネズミのようにガラスの破片が体中に刺さり・・・立ったまま死んでいたそうです

姉は無傷でした・・・
死んだ友達が姉の後ろにいたため直接に原爆の閃光を受けずにすんだようで・やけども負いませんでした・・


福一原発作業員、何れ数十万人が死ぬかも 2012/8/6(月) 

やはり原発作業員数千名が既に死亡しているという話は、この今日の朝日の記事を見ると間違いではなさそうですね。
 
作業現場では心筋梗塞で突然死する。帰宅したら、肝臓や腎臓をやられて死ぬケースが多いようですね。そもそも放射線は身体全体の免疫機能を劣化させる。これに限らず、色々な病気に罹る。
 
だから死因は、放射線とは断定できない。
放射線が死因であると証明できない。
 
原発作業員が不足するから、同じ人が名前を変えて何度も作業員となるから、福一の元作業員は一体何万人が亡くなることやら。恐らく何十万人かも。



(続編)
原発で日本はアウチ』目次と要点(2)