危秋潔さん能取岬に果(は)つ
この8月28日(月)夜明け前、前日に続き、暗闇の中、床に就き目を閉じました。前日報道で危秋潔(キシュウキツ)さんの遺体が桂恋海岸で打ち上げられたことを聞き、頭の中で危秋潔さんの名前を幾度か繰り返し、更に危秋潔さんの写真を思い浮かべながら、何故死んだのか、どこで死んだのかと心の中で繰り返しました。
その時、何かしらのものが私の頭髪を右から左によぎりました。それはうちの白文鳥ポポが、私の頭をかすめるように飛んだのと同じ感触でした。(註1)
不明の中国人女性 家族や友人に“別れの手紙”
私の前回記事で書いたように、7月29日のUHB 北海道文化放送(ビデオ)では、遺書があるとの報道でしたが、その具体的な内容は報道されませんでした。それが一ヶ月後の今回、何故かANNで具体的文章を公開しています。
ANN 8/29(火) 0:05配信
先月、北海道を一人で旅行中に行方が分からなくなった中国人女性が、宿泊先に「もう頑張れない」など別れの言葉をつづった手紙を残していたことが分かりました。
中国人女性・危秋潔さんが泊まっていた札幌のゲストハウスには、危さんの荷物とともに家族や友人などに感謝や別れの言葉をつづった手紙が残されていました。
危さんが残した手紙:「ごめんなさい、これはお別れの手紙です。27年生きてきたけど、もう頑張ることはできない。
私がいなくなることで悲しまないで下さい。自分は星になって皆を見守るからね。皆のことを心から愛しています」
27日、北海道釧路市桂恋の砂浜で女性の遺体が見つかり、服装などから遺体は危さんの可能性があるとみられています。警察は28日、遺留品の捜索を行いました。
また、司法解剖の結果、女性の死因は水死で、死後1カ月ほど経っていることが新たに分かりました。警察は今後、DNA鑑定などを行い、身元の確認を急ぐとしています。
「もう頑張ることはできない」 とは
若き中国人旅行者危秋潔(キシュウキツ)さん(26)の今回の旅行での不可解な行動から察すると、失恋旅行だったのではないかと思います。彼女の失恋に同情してくれたのが旅行に同行するはずだった友人。
或は、その友人が彼女の恋の相手。つまり婚約者、又はレズ。その友人と北海道旅行を計画しましたが、二人の仲にヒビが入り、結局、傷心の思いで一人で北海道に来たとも思われます。
何れにしても、キーワードは『失恋』。それと、10代の情緒不安定な少女と違って、もう26歳の女性。『失恋』或は『婚約破棄』、或は『不倫』に『裏切られた』との絶望的な心情が重なり、当初の計画にない道東に死に場所を求め、さ迷ったものと考えたら、一連の彼女の行動を理解出来るでしょう。無論、その友人が本当のことを知っているでしょう。
さて、8月27日に危秋潔さんの遺体が桂恋海岸で打ち上げられたとの報道で、危秋潔さんの入水場所を、前回記事の追記で述べましたが、更に検討してみました。
(前回)海への入水場所は、能取岬
(前回記事)
中国・危秋潔嬢『阿寒に美しく散る』 2017/8/2(水)
1)『能取岬(のとろみさき)に果(は)つ』説
中国映画「狙った恋の落とし方」(非诚勿扰)で自殺未遂をする場所が、網走市の能取岬。この能取岬で入水した場合、遺体は宗谷暖流海流で桂恋海岸に打ち上げられる可能性はある。
2)『阿寒に果つ』説
23日(日)阿寒湖を離れ、釧路駅に戻り、そこから新たに動いたということである。然し、網走市の能取岬に向かうならば、阿寒湖から北見行のバスに乗るべきだが、阿寒湖から釧路に帰ってきたということは、次は厚岸だろうか?
今回、改めて能取岬海岸再考
危秋潔さんが最後に見かけられたのは、23日(日)午後2時ごろ。危さんとみられる女性は喫茶店(バスターミナル二階)に一時間弱滞在し、思い悩んでいるような様子をみせており、喫茶店の店主は:「近寄れない雰囲気だった。一人で来る外国の方は珍しい」と述べています。
尚、この店主が言う近寄れない雰囲気とは、「1時間前後かな。長かったことは長かった。前を向いて真っ直ぐ景色を見て、近寄れない雰囲気」。物思いにふけっていたのです。
他方、この23日午後以降、足取りが不明で、更にどこにも宿泊した形跡が無いことから、危秋潔さんは改めて午後2時から3時半頃に電車、又はバスに乗り、人知れず果てる地に向かったものと思われます。
検討1)阿寒バス 釧路羅臼(らうす)線乗車
23日(日)午後、釧路駅前ターミナル発は1便のみ。
検討2)釧路バス 霧多布線乗車
23日(日)午後、釧路駅前ターミナル発は1便のみ。
尚、当初、厚岸(あっけし)のバス停「国泰寺」から徒歩で「愛冠岬(アイカップ岬)」に行き、愛の鐘を鳴らし、ここの地面に遺書を埋めたのではと思ったのですが、遺書は札幌のホテルにありましたから、これは推測に値しませんね。
(画像1)
検討3)阿寒バス 阿寒線乗車
そして、前日に探し求めた死に場所に向かったのです。それは、前回記事で申しましたように、阿寒湖、又は阿寒川の岸辺。
彼女は溺死ですから、そこから入水し、一ヶ月かけて海に流されたとするならば、阿寒川の渓流で衣服は剥ぎ取られ、バラバラになっているでしょう。、
そこで、色々検索すると下記の記事に出会いました。
非诚勿扰中北海道外景地
非诚勿扰中的北海道外景地具体在哪里,他们去的时候大概是什么季节,
求详细答案
邀请更新 发布于2010-11-01 17:21 最佳答案
北海道网走市:北滨站(JR钏网本线),能取岬
北海道钏路市:阿寒湖温泉,阿寒国立公园
北海道网走郡美幌町:美幌山口
この記事は、映画『非诚勿扰』(狙った恋の落とし方)のロケ地の中で北海道観光をする場合、最良の場所は何処かの質問としての回答です。
ここでは、1つ目がJR釧路本線網走市の能取岬。
2つ目が、厚岸の国泰寺、並びに道立厚岸自然公園
3つ目が、阿寒湖温泉、阿寒国立公園
22日(土)の阿寒湖行の場合、バスターミナルで切符を買う彼女の姿が監視カメラに映っていたが、23日(日)には映っていないから、バスには乗っていなく、残るはJRということになります。
23日(日)午後の釧路発根室行の時刻
13:25 16:17 18:56 20:35(終点厚岸) 22:05(終点厚岸)
検討5)JR釧路駅から乗車し、網走駅で下車した。
網走駅には午後5時16分に到着。そこから能取岬までの距離は約12km。路線バスはありません。
問題は網走駅からタクシー(3000円)に乗っのか、それとも、誰かに乗せてもらったかです。
誰も乗せなかった場合は、網走駅から能取岬に向かって歩いた可能性もあります。見かけた者がいないのは、観光地で、然も近くにユースホステルがあるから女性の一人歩きには誰も気に止めないのではないかと思います。
但し、その場合、12kmも歩くと深夜になりますから、途中、海岸に降り、そこで入水するために岩陰で日の落ちるのを待ったのかもしれません。
それにしてもこの日の夕方以降は天気が良いにしても気温は15°前後だから、あの服装では微風と言えどもとても寒かったでしょう。
岬に行く途中で海岸に降りたにせよ、何らかの方法で能取岬に来たとしても、東方には知床連山を遠望できたでしょう。
(画像2)
ここ能取岬が、中国映画「狙った恋の落とし方」(非诚勿扰)で自殺を図った場所。この日の日没は18時58分。
(画像3)
このような夕陽が見えたのかもしれません。
(画像4)
日曜日の宵。夕陽の名所である岬は若い男女や観光客でそこそこの人影がたむろしていたはずです。
(画像5)
ここでも具体的に彼女を見かけた人が現れないと言うことは、彼女はここに来ていず、或いは来たとしても、来て間もなく、この岬の海岸に降りていったものと思われます。
(画像6)
何れの海辺であっても、誰からも見えない岩陰で夜を迎える。
(画像7)
満天の星屑を見上げる。
この日は新月で月は見えない。
広大な宇宙よ。
(画像8)
「私は星になる」
それから「さよなら」と天につぶやき、海に入っていったのでしょう。
(流速単位)
1ノットは1852メートル(1.852km)毎時
0.5ノットは、0.926km毎時
1.5ノットは、2.778km毎時
但し、これはあくまでも海流の速度。道中、特に能取岬から知床岬に達するまでと、納沙布岬を越える時には、相当の時間を要したであろうし、この全行程に一ヶ月少々要したとしても不思議ではありません。
それにしても、危秋潔(キシュウキツ)さんの遺体が打ち上げられた地名が「桂恋(かつらこい)」とは、彼女の心情が分かるような気がします。
・・・ 近々、彼女が在りし日の姿で現れることを期待して。
(追記1)
遺体発見の中国人女性、日本を訪れる前にSNSに意味深な投稿
Record china配信日時:2017年8月31日(木) 12時10分
(一部抜粋)
危さんは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、小学校での実習の様子などをシェアし、ユーモアを交えた言葉でつづっているが、日本を訪れる前の6月下旬には「人生は永遠に矛盾するもの。どんなに孤独でも友達は必要、友達がいても孤独は解決できない」とつづり、7月上旬には「シャワーを浴びて民宿のそばのブランコに。
耳には途切れることのない風の音、そして音楽も。星もあなたの姿もないけれど、今はそれでも構わない。このすべてを人生最後の輝きにしよう。
時間を切り詰めて、無駄な時間を過ごそう」と気になる言葉を残しており、この投稿にはネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。
(追記2)
北海道で失踪、遺体発見の中国人女性=死の経緯が渡辺淳一の小説に酷似
―日本華字紙 Record china配信日時:2017年9月2日(土) 10時0分
(一部抜粋)
危さんは失踪前に滞在したホテルに「ごめんなさい。もう頑張り続けることはできない」と、自殺を暗示するかのような手紙を書き残している。
あるネットユーザーは危さんの死の旅路は日本の作家、渡辺淳一氏の名作小説『阿寒に果つ』そっくりだと指摘している。
同作はある女性の失踪と自殺からストーリーが始まるが、危さんと同じく阿寒湖畔のホテルから失踪するのだ。しかもホテルから姿を消した日付も同じ23日と一致している。
(註1)
詩「私のさよなら」 2006/11/29(水)
ー JR福知山線脱線事故で、突然亡くなられた皆様に代わって ー 05.06.15
最後に、
詩の中での「やさしいあなた」とは、亡くなった方の父母・夫婦・兄弟・子供・恋人・友人・知人を問いません。
この詩を読み、「あなたと思えるあなたが、やさしいあなた」なのです。
「あの日・あの時・あの瞬間」とは、やさしいあなたが、「そうと思えるあの日」であり、「あの時」であり、「あの瞬間」なのです。
実在としての霊魂 2013/1/4(金)
寝ている私の布団からはみ出している両足首が、庭の画面の手前に現れる。と言う事は、私の両足首が現世から霊魂の世界に突き抜けたことになる。とすれば、霊魂との境界は紙一重となる瞬間があるのかもしれない。小母さん(娘さん?)が、私の足裏をくすぐる。
あの世の女性は何故全裸なの? 2013/1/5(土)
2007年4月25日未明 彼女のスナップ写真二枚が映し出され、そのなかの一枚の写真の下には彼女の『フルネーム』が。もう一枚の下には彼女の愛称『○ー○ン』がピンク色のカラーペンで書かれている。
(画像等借用先)
不明の中国人女性 網走方面も一斉捜査していた背景に「中国の国民的映画」 2017.08.04
釧路バス路線図
(注)じゃらん 能取岬海岸観光案内では、交通アクセスとして網走駅からバスで20分と書かれているが網走バスの路線図を見てもそのルートはない。網走市観光課に確認したところ、やはり、そのバスは走っていなかった。じゃらんの誤りである。
非诚勿扰中北海道外景地
自民党:中国人1000万人北海道移民計画
厚岸・霧多布周辺観光地図
厚岸町を巡る旅 ぐるっと厚岸プチ観光・湿原と海岸線を巡る‼
能取岬空撮画像(画像2)
ファインダー越しの絶景を集めて。
能取岬灯台画像(画像3)
2009年10月25日 能取岬灯台
能取岬夕日の画像(画像4)
オホーツク大自然のドラマ
能取岬の夕景(画像5)
能取岬夕日が落ちた後と夜空の画像(画像6)(画像7)
オホーツク総合振興局地域政策課
灯台と星空(画像8)
気象庁 気象データ
網走
釧路
阿寒湖畔
潮位