お盆に秋田・象潟「元滝伏流水」ですずむ


8月15日(火)、このお盆に月山に登る予定だった息子が、天候がも一つで諦め、それならということで私の今回の目的の一つでもある鳥海山の5合目(鉾立)に連れて行くことにしました。

国道7号線から鳥海ブルーライン(県道131号)を走りますと、奈曽の白滝(なそのしらたき)の信号があります。

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それを過ぎて間もなく案内板があり、そこを右の脇道に入ります。
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道なりに進むと、直ぐに右側に「象潟病院」がありますから、カーナビで行き先「元滝伏流水」では反応しないので、代わりにこの病院の電話番号を打ち込んだらいいかも。

医療法人薫風会 象潟病院
〒018-0153 
0184-44-2341

途中、紫陽花が咲いていましたから、関西の季節感覚で言えば6月です。
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程なく「元滝伏流水」の20台ほど置ける駐車場に着きました。
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この駐車場から徒歩で進み、100m程先にちょっとに立っている案内板に従い左の散策道に入りました。
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子供と高齢おばさま族はスタコラ元気に歩きますね。
駐車場からずっとうぐいすの鳴き声が木々の間を響き渡ります。
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それから左に渓流を見ながら歩みました。
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(説明1)平成の名水百選:元滝伏流水は、秋田県にかほ市にある鳥海山にあります。「元滝」と名前が付いていますが、伏流の水源である本来の元滝は現在通行禁止となっており、その下流200mほどのところに位置する滝が元滝伏流水と呼ばれています。そのため現在では「元滝」と言えば、元滝伏流水を指す場合がほとんどとなっているようです。

ちょっとした短い急坂を登るとそこが目的地の元滝伏流水。

秋田・象潟「元滝伏流水(1)」(ユーチューブ)

(説明2) 高さ5m、幅約30mの小さな滝ですが、緑色の岩肌の隙間から流れ出る伏流には独特の幻想的な魅力があり、苔の緑色と水流の白色が目にも鮮やかなコントラストを描き出しています。


秋田・象潟「元滝伏流水(2)」

(説明3) 鳥海山に染み込んだ水が80年かけて、苔むした岩場から流れ落ちます。1日5万トン以上もの水が湧き出すこの場所は、木々に囲まれた神秘的な空間になっております。

(説明4)撮影するなら早朝。
朝は滝の前に霧が漂ったりします。薄い霧が漂っているときに光が入ると幻想的な空間になり、神秘的な森の姿を捉えることができます。

(注)今回のビデオは、午前11時半頃に撮りました。

秋田・象潟「元滝伏流水(3)」

元滝伏流水から離れると、やはり気温は1°から2°は違いました。
帰路の遊歩道でも、来た時と同様、うぐいすの鳴き声が響きます。

秋田・象潟「元滝伏流水(4)」うぐいすが鳴く

ここから鳥海ブルーライン(県道131号)に戻り、鳥海山5合目に向かいました。
鳥海山五合目『東雲荘』盆休残念」



(秋田の滝、その他参考)

「奈曽の白滝(なそのしらたき)」

標高は150メートル。落差は26メートル。滝幅は11メートル。直瀑。

滝へは、平安時代からの文化財を数多く収蔵する金峰神社の境内を通過して長い石段を下っていく。

1932年に「奈曽の白瀑谷」として国の名勝に指定され、1950年には新日本観光地百選の1つに選ばれている。(ウィキペディアより)


『法体(ほったい)の滝』

鳥海山の東麓、秋田県由利地方を流れる母なる川「子吉川」の源流部にある、末広がりの荘厳な法体の滝は、一の滝、二の滝、三の滝からなり、流長100m、落差57.4m、滝幅3m~30mの末広がりの名瀑。

鳥海山の麓日本百滝の一つ「法体の滝」 2008/10/22(水) 
奥の滝が一の滝で落差が13m。その手前が二の滝で2.4m。三の滝が42m。しめて57.4m。



由利本荘市ライブカメラ  鳥海地区をクリック)

8月23日(水) 今日は水量が多い。
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8月25日(金)、さすが大雨の午後。大仙市では雄物川の堤防が切れた。
それでも、7月23日の水量には及ばない。
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いつもは、こんな感じ。
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『川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)』

秋田県湯沢市の山中にある温泉(野湯)。上流の湧出地から流れ下る比高20m程度の滝が温水となっており、2つの滝壺が天然の露天風呂となっている。

雪の温泉地での硫化水素のリスク 2007/12/30(日) 
この「大滝湯」に行く場合は、水着持参のこと。


「元滝伏流水」案内文一部借用先
元滝伏流水 – 秋田県にかほ市象潟町
秋田 鳥海山麓「元滝伏流水」撮影ガイド 〜苔むした岩から湧きだす伏流水 神秘的な光芒