稲田朋美・蓮舫二人の辞任の意味と価値
ひんしゅくをかう記事になるがご容赦のほど。
奇しくも二人の女性が要職を辞任するという。
この二人に共通しているのは求心力の無さである。
どうしてこのような女性が要職に就けたのか。
まあ、それにしても今の政治家連中の幼稚さには呆れるばかり。
然しながら、日本国民の大半は、事の重大さ、深刻なる日本の危機を感じていない。
北朝鮮が原爆実験準備の進行中とミサイルの発射準備をしている渦中にも拘わらず、この二人の女性が辞任を表明するという愚行は何を意味するのか。
二人共、今、辞めるのではなく、もっと早く辞めるのが当然だったのではないのか。稲田の場合は都議選でのとんでもない応援演説「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」の直後。蓮舫の場合は都議選惨敗の時である。
それが両人のわざわざ今でなければならなかったと言うことは、日本の防衛などは彼女らにとってどうでもいいことなのである。自分がファーストなのである。
或は、防衛相という要職も、民進党の党首という要職も、見掛け倒しの人形であっても、無能でも、見栄えさえよければ誰でも良いということである。
別の視点からはこう言える。
国民が各党が擁立した候補者に投票し、そこで当選した国会議員が総理大臣を選任し、選任された総理大臣が各大臣を指名する。或は、国会議員と党員が党首を選任する。
つまり、無能な大臣や党首を選んだのは、元をたどれば国民ということになる。では国民はその責任を感じているかと言えば、ナッシング。井戸端会議でも他人事。
更に別の視点からはこう言える。
強いて結論を言えばこうなる。
これで日本国民は、益々政治不信を抱き、結果、あきらめと政治離れを醸し出す。そして無党派層を拡大させ、選挙は人気投票に化す。国会議員選挙も、アイドルグループのAKB48の人気投票と同じ感覚とするのである。こうなると、マスコミ操作で、簡単に対米従属党や国会議員を勝利させることが出来る。
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安倍:日本版FEMA
伏線:米国の戦略の成功した日本
戦略家のガブリエル・コルコはアメリカがベトナム戦争での失敗を契機に、大規模な戦闘という事態を避ける為に『低強度紛争』としてソフト・パワーを用いた情報戦を軍事戦略の中枢に置くようになる課程を紹介。この戦略が最も成功した例が日本であり、各種の工作は日本支配のための「軍事戦略であり戦争であった」と述べた。
その戦略とは
4)学校教育においては、丸暗記中心の学校教育で思考能力を奪い、アメリカへの批判能力を奪う。
6)逆らう言論人、ジャーナリストは、そのジャーナリストのセックス・スキャンダル等をマスコミに流し失脚させ、必要であれば軍の諜報組織を用い、事故に見せかけ殺害する。
7)他国の食料、エネルギー自給を破壊し、米国に依存しなければ食料、エネルギーが入手出来ないようにシステム化し「米国に逆らえないシステム」を作る。
(ウィキペディアより)
尚、日本共産党の存在は、『ガス抜き』である。
全国に候補者を立ててきたのは、そのためである。
(参考)
日本社会崩壊の源流 2016/10/17(月)
(追記)
案の定、稲田朋美にとって、日本の防衛などはどうでもいいことだった!
菅義偉官房長官は29日未明、首相官邸で緊急の記者会見を行い、「昨日午後11時42分、北朝鮮中部より弾道ミサイルが発射され、45分程度飛翔(ひしょう)し、日本海の我が国の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる」と発表した。現時点で航空機や船舶への被害は確認されていないという。(中略)
一方、韓国政府によると28日午後11時41分、ミサイルは北朝鮮北部の慈江道(チャガンド)・舞坪里(ムピョンリ)から発射されたという。韓国政府は、文在寅(ムンジェイン)大統領が29日午前1時ごろからNSCを招集したと明らかにした。ミサイルは少なくとも3発発射されたとの情報もある。
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