神様も名前を告げなきゃ分からない


先日も水無瀬神宮に参拝し、パカパカ競馬の願い事をした時に、マンマが自分の名前を言わなきゃ分からないのと言われ、改めて参拝の仕方を調べましたら、やはり願い事をするときは、自分の名前と住所を言わなきゃならんですね。

それもそうですね。多くの人が参拝し願い事をするのですから、神様に願い事を覚えてもらうためには、自分の名前などを幾度も言わなきゃ覚えてもらえないかもしれないし、熱意も伝わりませんからね。

そこで、改めて参拝の方法を記事にしました。
こんどは6月30日(晦日)の夕方、夏越の大祓に行こうと思いますし、そのときから是非実践しようと思います。


神道(しんとう)とはウィキペディアより一部抜粋)

日本の宗教。山や川などの自然や自然現象、また神話に残る祖霊たる神、怨念を残して死んだ者などを敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教。自然と神とは一体的に認識され、神と人間とを取り結ぶ具体的作法が祭祀であり、その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。


参拝の方法 ウィキペディアより一部抜粋)

簡易な参拝
以下は一般的な参拝の流れである。神社によっては作法が異なることがある。多くの場合、その旨の表示がある。

参拝を行う日は毎月1日と15日がよいとされる。参拝する前に、本来は神の前に向かう前に心身を清める禊が必要である。これは神が「穢れ」を嫌うとされることによるが、現代であれば、一般参拝では入浴・シャワーなどで身体を清潔にしてから参拝する心がけが望ましい。

神社に到着し、鳥居や神門をくぐる際は「小揖(身体を15度折り曲げる礼)」するのが望ましい。このときには服装もきちんと整えるようにする。

次に手水舎にて手水を使い、手口を洗う。これは拍手と祝詞を行なう手口(さらには心)を清める意味合いを持つ、一つの禊である。手水の作法としては、



① まず柄杓を右手で持って水をすくい、その水を左手にかけて清める。
② 柄杓を左手に持ち替え、右手を洗い清める。
③ 柄杓を再度右手に持ち替え、すくった水を左手に受けて溜め、この水で口をすすぐ。口をすすぐ際には口が直に柄杓に触れないようにする。
④ これらが終わった後、使った柄杓を洗い清めるが、このときは水を入れた柄杓を立て、柄に水を流すようにして洗う。柄杓を洗うのには次の人のための配慮という意味合いもある。
⑤ 洗い終わった柄杓は元の位置に伏せて置き、最後に口と手を拭紙やハンカチなどでぬぐう。
⑥ これらの作法は一連の動作で行うのが好ましい。

なお、巫女の補助がつく場合には、作法は巫女の指示にしたがうようにする。手水を使い終わったら拝礼をおこなうために参道を通り神前へと向かう。

神前ではまず神への供物として(供物を捧げる他にお祓いの意味もあるといわれる)賽銭箱に賽銭を奉納する。次に賽銭箱の近くにある鈴鐘を鳴らすが、これには邪気を払う、清らかな音色で神を呼び寄せて参拝に訪れたことを神に告げる、参拝者を敬虔な気持ちにするとともに神霊の発動を願うなどの意味合いがあるとされる

鈴鐘を鳴らした後に拝礼をおこなう。拝礼の基本的な作法は「二拝二拍手一拝」である。すなわち、



① 拝(直立姿勢から身体を90度折り曲げる礼)を二度おこなう。
② 拍手を二度打つ。より具体的には、両手を胸の高さで揃えて合わせ、右手を下方向に少し(指の第一関節ほど)ずらし、その状態で両手を二度打ち合わせて音を出し、ずらした右手を再び揃えて祈念を込め最後に両手を下ろす。
③ 一拝する。
④ 祝詞を奏上する場合は、二拝→祝詞奏上→二拝二拍手一拝の順で行う。

というもの。二拝二拍手一拝の前後に深揖(身体を45度折り曲げる礼)を行うとより望ましい。

祈願を行う場合は二拍手と一拝の間に居住地および氏名と願い事を(声に出して、あるいは心の中で)陳べるのが一般的となっている。また、お礼を述べたい場合も同様である。

かつて、拝礼の作法は各神社によってさまざまだったが、現在の二拝二拍手一拝に統一されたのは第二次世界大戦後である。現在でも一部の神社では作法が異なっており、例えば、出雲大社宇佐八幡宮彌彦神社では「四拍手」である。伊勢神宮での神事では「八度拝、八開手」となっている。また出雲大社の大祀では「四拝八拍手一拝」の八開手を行う。

注意事項
身内に不幸があった人は50日間(仏式の49日)を経過するまで神社参拝は控える必要がある[42][49]。死穢の観念からである。
神前に捧げる御饌は、火を通したもの(熟饌)を供える場合神聖な炎として厳粛に起こされた火を用いるのが望ましい。
一部で女性は音をたてて拍手してはいけないという珍説を信じる者がいるが、間違いである。音を立てない拍手は「忍び手」と言って、葬儀のためのものであり、性別は関係ない。


※ 玉串礼拝は現役時代、会社の記念行事のときだけでした。
玉串拝礼(たまぐしはいれい)の作法


(続編)
『夏越の大祓詞』を読む

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