森友学園事件:100万円の出処
偶々調べてみると森友学園事件の背後には、関西人しか分からないような裏があり、なかなかややこしい。皆さんは既にご存知と思いますが、簡単に理解する手はないので、一つ一つを述べていこうと思う。
余談だが、先日より私のパソコンでは画像処理ができなくなって、それを修復すべく悪戦苦闘するも成らず。もう一台も同じ状態に陥ったから、どうやらWindows Updateがうまくいっていないようだ。
昭恵夫人の寄付金100万円の出処は安倍首相の政治資金の傍証
(安倍晋三首相が100万円を手元にした証拠書類画像)↓クリック
安倍昭恵夫人の寄付金100万円の処理
『安倍晋三の名が消された寄付金振込票に続き、籠池長女による100万円受取り直後の目撃証言が!』より一部抜粋
●また、修正テープの下には「安倍晋三」という名前と重なる形で「匿名」と見える文字もある。「安倍晋三」と書いた後、「匿名」に書き直し、さらに「森友学園」に修正しているのだ。意図的な仕掛けなら、こんな手の込んだことはしないだろう。
(郵貯振込用紙画像)↓クリック
しかし、それならば安倍首相のみならず寄付者名簿を同じようなかたちで処理し、口利き依頼をしていた鴻池祥肇議員などの有力議員の名前を並べ立て、勝手に寄付者だと言い募ることもできたはずだ。しかも、公開された寄付者名簿のうち他の約50件分の金額を見る限り、大半が数万円の小口寄付ばかりで、100万円という金額は突出している。
(寄付金名簿一覧表画像) ↓クリック
私学審が森友学園の財務状況に懸念を示していたように、籠池理事長は自分の金で大口寄付者をでっち上げるような経済状況ではなかった。少なくとも、この直前に誰かから100万円を受け取っていた可能性はきわめて高いのではないか。
また、籠池理事長が昭恵夫人から受け取った100万円のうち10万円を「感謝」という名目でその日のうちに返金したと説明したことを「そんなことするわけがない」という疑問も出ているが、
これについては、いま、SNS上で「“おため”なのでは?」という声も上がっている。「おため(お多芽)」とは関西地方の古くからの風習で、祝儀の金額の1割を現金で返すのだという。
実際、籠池理事長くらいの世代には普通に習慣として根付いており、今回も100万円の「お祝い」を貰ったことから、風習に則り1割の10万円を籠池理事長は現金で返したのではないか、というのだ。
ただし、それで寄付金額を90万円としたら、先方に失礼にあたる。そこで、10万円を講演料として支払ったことにして、100万円を安倍晋三からの寄付金として計上したと考えられるのだ。
●菅野氏は安倍首相と森友学園の親密ぶりを裏付ける証拠もTwitter上にアップした。それは2012年9月に安倍氏が塚本幼稚園で講演会を行う予定だったものの総裁選出馬によって中止となった際、(安倍晋三氏が)塚本幼稚園の保護者に向けて送ったものと見られる文章だ。
安倍昭恵夫人が自著で明かした寄付の心得「直接手渡す」
日刊ゲンダイ 2017年3月29日
(一部抜粋)
●「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」――彼女が自著で明かした行動指針のひとつである。著書のタイトルは「『私』を生きる」。執筆者は安倍首相夫人の昭恵氏だ。
●著書の発売は2015年11月。籠池氏が証人喚問で「100万円を受け取った」と証言した同年9月5日の名誉校長就任時の直後で、なおさら含みのある言葉にも思えるのだ。
●籠池氏が「随行職員2人を人払いし、2人きりで封筒に入った100万円を手渡された」と証言した状況は、昭恵氏が先輩の教えを忠実に守った結果なのだろうか。
昭恵氏、FBで反論 「100万円の寄付お渡ししてない」
朝日新聞 2017年3月23日22時45分
(私のブログ記事)
『自己自身をも女房をも御せない亭主』 2017/3/7(火)
『森友学園籠池氏の命が危ない』 2017/3/16(木)
『昭恵夫人を野放しにした安倍首相』 2017/3/17(金)
『森友学園事件:100万円の出処』 2017/4/3(月)
『昭恵夫人自称「私は神の使い手」』 2017/4/6(木)
『森友学園救済妙案有り』 2017/4/23(日
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