病気予防には毎日4杯の紅茶を


紅茶がノロウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルスに効果があると先日の記事に書きましたが、その裏付けの記事を掲載します。

尚、紅茶は、それ以外にも色々な効果があり、高血圧、肺炎、膀胱炎、卵巣がん、皮膚感染防止の他に、脳卒中や心臓発作、肌の老化防止、それに長生きにもなっています。

(先日の記事)
『孫娘の失敗と隣国の慣習』 2017.02.12

以下、紅茶の効用の記事


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紅茶に含む
テアフラビンにノロウイルス消毒作用 静岡県

朝日新聞 床並浩一2016年12月14日06時00分

紅茶に含まれるテアフラビン類に感染力が強く、感染性胃腸炎の集団感染や食中毒を引き起こすノロウイルスに効く抗ウイルス作用があることを、静岡県環境衛生科学研究所(静岡市)などが突き止めた。

静岡県内で過去5年間に発生した食中毒のうち、件数の6割、患者数の8割はノロウイルス感染が原因。次亜塩素酸ナトリウムや加熱処理により、汚染された衣服などを消毒することはできるが、人体に直接使うことができない。そこで「有効かつ安全にノロウイルスを不活性化する消毒薬を実用化できないか」と考え、2011年度から15年度にかけて研究が行われた。

 研究は、産学官で医療健康産業の集積を目指す「ファルマバレープロジェクト」の一環で、環境衛生科学研究所のほか、プロジェクトを支えるファルマバレーセンター(長泉町)、県立大大学院薬学研究院創薬探索センター(静岡市)の主に3者が共同で進めた。

研究所が国内屈指の約12万個の化合物(化学物質)を提供。ヒトノロウイルスと同じカリシウイルス科に所属するネコカリシウイルスなどを使った実験で、テアフラビン類がウイルスの感染力を1千分の1に減らすことを証明したという。

 ノロウイルスが誤って体内に取り込まれても、細胞への侵入を抑える効果があり、「ヒトノロウイルスにも有効である可能性が高いと考えている」という。

 県庁で記者会見した岡山英光所長は「新たな消毒薬として製品化されることを望む」と話した。(床並浩一)

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(関連した参考記事1)
◆テアフラビン類=紅茶に多く含まれるポリフェノールの一種。緑茶の茎や葉を発酵させる紅茶の製造過程で、カテキン類の分子が二つ結びつき、生成される。インフルエンザやヘルペスへの抗ウイルス作用なども報告されている。

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(関連した参考記事2)
ノロウイルス” 予防法と対処法 紅茶(テアフラビン)で消毒
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テアフラビン類は、紅茶の赤色のもとになる色素で、茶葉の発酵過程で生成される

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テアフラビンは紅茶やウーロン茶に含まれる渋味成分の1つで、抗酸化作用をもつポリフェノールのフラバノール類(カテキン類ともいう)に分類される橙赤色の色素成分です。テアフラビンには抗酸化、抗菌、高血圧・脂肪吸収の抑制などの作用があります。

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Theaflavins contained in black tea sterilize norovirus: World-first finding by Shizuoka Prefectural Government's Institute
【ニュース】紅茶に含まれるテアフラビンは、ノロウイルスを滅菌する:静岡県立医療センターによる世界初の発見(2016年10月12日)

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1日3杯で万能の健康効果 「効く」紅茶の飲み方

日経ヘルス

(前文省略・要点のみ抜粋)
実は、緑茶、ウーロン茶、紅茶は、同じ茶樹から作られる。風味が異なるのは、「紅茶は茶葉に含まれる酵素で酸化発酵して作られる。ウーロン茶はこの発酵が浅く、緑茶は“不発酵”茶なのです」(磯淵さん)。

 この発酵が、紅茶ならではの特徴を生む。国内で紅茶に関する研究を進めるキリン飲料技術研究所の木下亜希子研究員は、「発酵を経て発生する紅茶ポリフェノールは緑茶のカテキンより分子量が多い」と話す。

 近年の研究では、紅茶ポリフェノールには多様な健康効果があることが分かってきた。早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構研究院助教で管理栄養士の高見澤菜穂子さんは、「紅茶には血糖値の上昇を抑制する作用があることが分かった」と話す。

パンと一緒に紅茶をとったところ、水と一緒にとった場合に比べて、有意に食後血糖値の上昇が抑制されたという。「紅茶ポリフェノールが糖の分解を促進する酵素を抑制し、腸管に吸収される糖の量が減り、血糖値上昇が抑えられたと考えられる」と高見澤さん。

 紅茶に含まれる総ポリフェノール量は、100ml中、40~200mg。「食事と一緒に紅茶を1日3~4杯飲むと、生活習慣病リスクなどの軽減効果が期待できる」(高見澤さん)

■紅茶の7つの健康効果

1.食事中、食後の血糖値上昇を抑制する
「紅茶ポリフェノールが糖の分解を抑制した結果、吸収量が少なくなるようだ」(高見澤さん)
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2.紅茶を飲むことで死亡率が下がる

 米国で、5万人以上の中国人を対象とした死亡リスクを調べる疫学調査で、一度も喫煙したことのない人で紅茶の摂取量が多いと、死亡率が5~18%低くなることが分かった。また、呼吸器関連の死亡リスク、心臓や血管の病気による死亡リスクも低かった。

3.体内の炎症反応を抑え脂肪の吸収を抑制する

 「紅茶は、緑茶とウーロン茶と比較し、脂質代謝酵素のリパーゼを阻害する作用があることを試験管内の実験で確認した」と木下研究員。肝臓での脂質代謝を促す酵素の働きを抑制するため、脂質の吸収を阻害する作用も期待できる。

4.高めの血圧を下げる

 イタリアの臨床試験で、高血圧の患者19人が1日2回の紅茶(フラボノイド129mg含有)を飲むグループと飲まないグループに分けて血圧と血管の硬さを比較したところ、紅茶を飲んだグループは、高めだった血圧値が下がり、正常に近づいたという報告がある。

5.卵巣がんの発生リスクを抑える

 英国の調査で、フラボノイド類を含む食事の摂取量と卵巣がんの関係を調査したところ、摂取量が多いほど上皮性卵巣がんのリスクが低かったという報告がある。特に、1日に2杯以上の紅茶を飲む人は、1杯以下しか飲まない人と比べ、がんのリスクは約3割低かった。

6.肌の老化を促す糖化を抑制する

 肌組織のコラーゲンは、糖と結びつくことによって変性し、老化を促進する。紅茶ポリフェノールはこの「糖化」を抑制する可能性がある。「コラーゲンを用いたプレート上の研究で、紅茶がコラーゲンの糖化反応を抑制することが分かった」(木下研究員)

7.紅茶の成分がノロウイルスを消毒する

 静岡県環境衛生科学研究所が、紅茶に含まれるテアフラビン類に、ノロウイルスを消毒する作用があることを発表。マウスとネコ、ブタの細胞に人のノロウイルスに近いウイルスとテアフラビン類を混ぜた液を与えた結果、感染力を約1000分の1に低減できたという。(以下省略)


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Health Benefits of Black Tea: Fermented, Unsweetened & Beyond!
紅茶の健康へのメリット:発酵された、甘味のない&想像を超えて!


WHAT ARE THE BENEFITS OF BLACK TEA
Black tea has tons of health benefits some are all on to itself and some are across the board no matter what type of tea you drink you will benefit from.Livestrong wrote a nice article on this:Drinkers who enjoy black tea regularly may benefit, especially if they already have cardiovascular disease. Because the theaflavins stop oxidation of LDL cholesterol, this effect helps to reduce the risk of heart disease.Drinking black tea may help heart attack patients by increasing their rate of survival following a heart attack.Black tea improves the ability of the blood vessels in the body to relax and expand, thus helping consumers maintain a healthier blood pressure. Black tea also contains a molecule called a catechin, which produces nitric oxide, helping the blood vessels in the body to dilate.

紅茶(黒茶)のメリット
紅茶には何種類かの健康上のメリットがある。
紅茶にはどんなタイプの紅茶を飲んでも問題はない。

Livestrong(人名)はこれについて素晴らしい記事を書いた:
紅茶を定期的に楽しんで飲む紅茶は、特に心血管疾患を患っている場合には、特に効果がある。テアフラビンはLDLコレステロールの酸化を止めるので、この効果は心臓病のリスクを軽減するのに役立つ。紅茶を飲むことは、心臓発作後の生存率を高めることによって、心臓発作の患者を助けることができる。

紅茶は、身体の血管がリラックスして膨張する能力を改善し、消費者がより健康な血圧を維持するのを助ける。紅茶にはカテキンと呼ばれる分子が含まれている。カテキンは一酸化窒素を生成し、体内の血管が拡張するのを助ける。

You can also benefit with drinking black tea in other ways, like killing viruses!
Yes.. in fact if you ever get a touch ache or mouth sore you might have hear, “gargle with salt water”.. if you want to kick it up a notch for your health, gargle with salt black tea!  BOOM.
New research conducted at Pace University by Milton Schiffenbauer finds that drinking black tea can help to neutralize the virus that causes herpes. Researchers have known that black tea can render the germs that cause diarrhea, skin infections, pneumonia, cystitis and skin infections.Tea drinkers can kill viruses lurking in their mouths.

あなたはまた、紅茶がウイルスを殺すように、他の方法で紅茶を飲むことにより恩恵を受けることができる!

はい、実際にあなたが今までに痛みや口の痛みを感じたら"塩水のうがい" とあなたは伝え聞いているだろう.. あなたの健康のためにノッチ(難病?)を蹴り飛ばしたいなら、塩紅茶でうがいを! ブーム。

ニューヨーク州ぺース大学でのミルトン・シフェンバウアー博士による新しい研究では、紅茶を飲むと疱疹(ヘルペス)の原因となるウイルスの効力を無くすことが出来る。

研究者らは、紅茶が下痢、皮膚感染、肺炎、膀胱炎および皮膚感染を引き起こす細菌を消滅できることを知っている。お茶を飲む人は、口に潜んでいるウイルスを殺すことができる。

HEALTH BENEFITS BLACK TEA VS GREEN TEA
ok, so how are the health benefits of black tea different than green (or white)?  well here’s the thing.  they are different AND they are ALL GOOD FOR YOU!
Until recently, tea research has focused on green tea. Green tea is loaded with the compound epigallocatechin gallate (EGCg), a powerful anti-oxidant. Since the fermentation process used to make black tea converts EGCg into other compounds, researchers assumed black tea had less health benefits than green tea. However, recent studies indicate the compounds contained in black tea – theaflavins and thearubigens – do more than contribute to its dark color and distinctive flavor. They also provide health benefits originally attributed solely to green tea.

健康上の利点、紅茶と緑茶
それでは、紅茶の健康上の利点は緑茶(または白)とどのように違うのか? ここにはいい事がある。 それらは異なっていて、あなたのためにすべていいのだ!

最近まで、茶の研究は緑茶に焦点を当ててきた。 緑茶には強力な抗酸化物質であるエピガロカテキンガレート(EGCg)化合物が含まれている。 紅茶を作るために使用された発酵プロセスがEGCgを他の化合物に変換するので、研究者らは、紅茶が緑茶よりも健康上の利点が少ないと仮定した。

 しかし、最近の研究によると、紅茶に含まれる化合物 - テアフラビン類とテラビデン類 - は、暗い色と特有の風味に貢献する以上のものを示している。 それらはまた、もともと緑茶に起因する健康上の利益を提供する。

So although studies are limited in terms of comparing one to the other, there have been some interesting health studies out there…
A long-term study by the Netherlands National Institute of Public Health and the Environment found a correlation between regular consumption of black tea and reduced risk of stroke. Researchers looked at data from a study examining the health benefits of foods that are high in flavonoids – phytonutrients with antioxidant benefits. While some of the flavonoids were obtained from fruits and vegetables,
eventy percent came from black tea.The study looked at 552 men over a 15 year period. Researchers concluded that the flavonoids in black tea helped reduce the production of LDL – the “bad” cholesterol that can lead to stroke and heart attacks. Furthermore, men who drank over four cups of black tea per day had a significantly lower risk of stroke than men who drank only two to three cu
ps per day.
A separate study by Dr. Joseph Vita at Boston’s School of Medicine supported these results. For four months, sixty-six men drank four cups of either black tea or a placebo daily. Dr. Vita concluded that drinking black tea can help reverse an abnormal functioning of the blood vessels that can contribute to stroke or heart attack. Furthermore, improvement in the functioning of the blood vessels was visible within two hours of drinking just one cup of black tea.

だから、研究はあるものを他のものと比較するという点では限られているが、そこには興味深い健康研究がある。

研究者らは、フラボノイド(通称ポリフェノール)が高い食品、すなわち抗酸化効果を有する植物栄養素の健康上の利点を調べた研究のデータを調べた。

フラボノイドのいくつかは果物や野菜から得られたものの、高含有率は紅茶であった。この調査では、15年間にわたって552人の男性を注目した。

研究者らは、紅茶中のフラボノイドが、脳卒中や心臓発作の原因となる「悪い」コレステロールであるLDL(低密度リポたんぱく質)の生成を減少させるのに役立つと結論づけた。

さらに、1日に4杯の紅茶を飲んだ男性は、1日2〜3杯しか飲まなかった男性よりも、脳卒中リスクが有意に低かった。

ボストンの医学部のジョセフ・ヴィータ博士による別の調査が、これらの結果を裏付けた。

4ヶ月間、男子67人が毎日紅茶または偽紅茶のいずれかを飲んだ。 ヴァータ博士は、紅茶を飲むと、脳卒中や心臓発作の原因となる血管の異常な機能を逆転させることができると結論づけた。

さらに、血管の機能の改善は、紅茶1杯を飲んで2時間以内に見られた。



内皮機能の改善における紅茶の有効性は、緑茶と同等である。

The efficacy of black tea in ameliorating endothelial function is equivalent to that of green tea.  2008 Apr
Jochmann N1, Lorenz M, Krosigk Av, Martus P, Böhm V, Baumann G, Stangl K, Stangl V.

Abstract
Consumption of tea has been shown to improve endothelial function. It is assumed that catechins are the tea components responsible for these beneficial effects. In black tea, catechin concentrations are significantly lower than in green tea. The present study was designed to compare green and black tea with regard to amelioration of endothelial function. Endothelial function in response to both teas was assessed in bovine aortic endothelial cells (BAEC) and rat aortic rings. To elucidate whether these findings are also applicable to humans, flow-mediated dilation (FMD) and nitro-mediated dilation (NMD) were assessed by ultrasound in twenty-one healthy women before and 2 h after consumption of green and black tea (2 h of FMD and NMD), in comparison with water (control). In BAEC, green and black tea significantly increased endothelial NO synthase activity to the same extent. Similarly, both teas induced comparable endothelial-dependent vasodilation in rat aortic rings. In human subjects, ingestion of green and black tea led to significant increases in FMD: from 5.4 (sd 2.3) to 10.2 (sd 3) % (baseline-adjusted difference (BAD) for 2 h of FMD, green tea v. water: 5.0 (95 % CI 3.0, 7.0) %; P < 0.001) and from 5 (sd 2.6) to 9.1 (sd 3.6) % (BAD for 2 h of FMD, black tea v. water: 4.4 (95 % CI 2.3, 6.5) %; P < 0.001), respectively. The increase in FMD was not significantly different between the two tea preparations (BAD for 2 h of FMD, green tea v. black tea: 0.66 (95 % CI - 0.76, 2.09) %; P = 0.36). NMD did not vary between any of the groups. In conclusion, green and black tea are equally effective in improving endothelial function.

茶の消費は、内皮機能を改善することが示されている。 カテキン類は、これらの有益な効果を担う茶成分であると考えられる。 紅茶では、カテキン濃度は緑茶よりも有意に低い。 

本研究は、内皮機能の改善に関して緑茶と紅茶を比較するために考案された。 両方の茶に応答する内皮機能を、ウシ大動脈内皮細胞(BAEC)およびラット大動脈輪において評価した。 

これらの知見がヒトにも適用可能であるかどうかを明らかにするために、緑茶および紅茶の摂取の2時間前および21時間後の健康な女性21人の超音波により、フロー媒介性拡張(FMD)およびニトロ媒介性拡張(NMD) FMDおよびNMD)を、水(対照)と比較して示す。 

BAECにおいて、緑茶および紅茶は、内皮NOシンターゼ活性を同程度に有意に増加させた。 同様に、両方の茶は、ラット大動脈輪における同等の内皮依存性血管拡張を誘導した。 ヒト被験者では、緑茶および紅茶の摂取によりFMDの有意な増加がもたらされた。(以降のデータは省略)



(紅茶画像借入先)


『インフルエンザワクチンの犯罪』 2019/1/22

『インフルエンザ対策:重曹』 2018/12/4(火) 

『再掲:インフルエンザを防ぐ重曹』 2019/1/15

『米国インフル・ワクチン実態証言』 2018/11/6(火) 

がんや諸病から守る重曹(「炭酸水素ナトリウム」)目次と要点