依然と嘘八珀のノロウイルス対策
このことは、私に言わせれば嘘八珀に近いもの。
そもそもノロウイルスはインフルエンザウイルスと同様、空中遊泳する代物。
その空中に浮遊しているウイルスを、空気と共に鼻や口から吸いこむ。
ウイルスが鼻に付着した場合、ウイルスは直ぐに鼻から吸収され血液に溶け込み身体全体に循環され、罹患する。
口呼吸で、又は、鼻から吸い込んだウイルスが肺に達した場合、同様に肺から吸収され血液で身体全体に循環され罹患する。
この時、喫煙している人の場合、鼻孔や肺の中のタールがウイルスを殺菌するから、タバコを吸う人がインフルエンザに罹患しにくいのである。つまり、喫煙者は風邪をひきにくいと言われているのは、この理由があったからだ。
家庭内で誰かがノロウイルスに罹患したから手を洗いましょう、食品は熱を通しましょう、と幾ら頑張っても伝染は防げないのは、そもそも空気感染に対してのこの指導が虚偽・インチキであるからである。
では対策はというと、皆さんは空気感染のインフルエンザ予防や罹患している場合、ウイルスガードマスクをする。ノロウイルスも同様で、対策はこのマスクである。
家庭内で罹患者が出た場合、室内でも罹患者のみならず家族もこのマスクを常時着用し、更にキッチンやトイレの換気扇を強または中で24時間回しておくことである。
一戸建ての二階の場合は、部屋の両側のガラス窓を何れも数センチ開いて常に室内の空気を入れ替えるようにすることである。
無論、ノロウイルスでもインフルエンザにしても罹患者は別部屋に一人で寝かせることである。
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これらのことは、以前の下記URLの記事を読んだらよく理解できるだろう。
『ノロウイルス伝染の実態』
Evidence for airborne transmission of Norwalk-like virus
(NLV) in a hotel restaurant
ノロウイルスの空中伝播の証拠 (NLV)ホテルレストラン
『適切でないノロウイルス対策の現場』 2016/11/26(土)
NHK 12月27日 15時09分
専門家は主流となっているウイルスの遺伝子に複数の変化が起きていて、過去に免疫を獲得した人でも再び感染する可能性があるとして、手洗いなどの対策の徹底を呼びかけています。
1医療機関あたりの患者数は、山形県が47.27人と最も多く、次いで宮城県が34.08人、埼玉県が31.66人、宮崎県が30人、富山県が29.24人などと、21の都府県で大きな流行が疑われる警報レベルの「20人」を超えています。
今シーズン、大きな流行が起きているのは、感染の主流となっている「G※2.2」と呼ばれるタイプのウイルスの遺伝子に複数の変化が起きていて、過去に免疫を獲得した人でも再び感染する可能性があるからだと専門家は指摘しています。
ノロウイルスに詳しい北里大学の片山和彦教授は「年末年始で人の集まる機会が増えるため、特に家族に感染者が出た場合、感染が広がるおそれがあり、手洗いを徹底するとともに、調理の際は十分、加熱するなど対策を取ってほしい」と話しています。
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