ノロウイルスの発生源、何故か追及せず
先日17日のNHKの下記の報道を変だと思いました。
いかにも手を洗ったらノロウイルス感染を防げるが如し。
本当に、それで集団感染を防げるの? 防いだの?
(参照)厚生労働省医政局地域医療計画課 事務連絡 平成 27 年 12 月 22 日
茨城県内にある認定こども園や保育園3か所で、園児や職員およそ180人がおう吐や下痢などの症状を訴え、茨城県などはノロウイルスによる集団感染とみて調べるとともに、食事の前などに手洗いを徹底するよう呼びかけています。
また、鉾田市の保育園では、今月11日から16日までに園児と職員合わせて58人が、さらに取手市の認定こども園でも今月2日から16日までに、園児と職員合わせて46人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えました。
患者は合わせて184人にのぼり、いずれも症状は軽く、全員が快方に向かっているということです。
県などが調べたところ、症状を訴えた園児や職員からノロウイルスが検出されたことから、集団感染とみて感染経路などを調べています。
但し、感染者30人以上の施設のみ掲載
上記一覧表を地図に落とす。
(問題点)季節要因があるとしても、各施設ごと共にノロウイルス感染防止には厚生省や文部省指針に基づき相当なる対策をしているはずである。にも拘わらず、どうして発生するのか。然も、ほぼ一斉にである。
これは何を意味するのかというと、各施設個々が別々の原因で同時期に発生しているのではない。家庭でも頻発しているのならノロウイルスの空中散布も考えられるが、一般家庭では起きていないとすると、発生した施設に共通する何かの『もの・こと』があるはずである。
それにしてもつくば市では昨年も今年もノロウイルス感染者を大勢出している。無論、他の施設でも30人未満の感染者を出しているだろうにしても。故に、県や市の健康保健局が感染源を突き止めることは、そんなに難しいことではないはずだが。
地図の上段が今年の状況である。
茨城県だけが突出している。
ノロウイルス感染集団発生
毎年晩秋から初夏に多発する。つまり、夏カキはノロウイルスの原因とはならないことを示している。
このグラフで注目すべきは、ノロウイルスの主原因は『人→人』の伝染としているが、もしもそうなら、それに対しての厚生省の指導内容の頻繁な手指消毒洗浄で、感染は激減しているはずである。それでも異なる施設の飲食した幼児が同時期にほぼ一斉に感染するということは、『人→人』の手指感染ではない。
グラフでは、2012年晩秋をピークとしゆるやかな減少となっている。
然し、ピークの年から年々減少するのは、今回が初めてではない。
2006年もピークを迎え、以降、2010年まで年々減少している。
結論
先に述べるが、各施設が一斉にノロウイルスに感染する源は個々の施設や調理人にあるのではなく食材にある。食材の流通経路を順次さかのぼると何れかのステップで源にたどり着く。
ステップ1) 集団感染が起きる数日前に、園児が室内で嘔吐したかどうか
ステップ2) 給食施設調理職員全員のノロウイルス検査
ステップ3) 共通する食材。
ステップ4) 共通する食品納入業者。
ステップ5) 共通する食品加工場。
ステップ6) 共通する食品生産地・輸入国。
振り出しに戻り、今回の集団給食調理の場合を検討してみよう。
集団で、一斉にノロウイルスにやられるということは、どういうことなのか。
そもそもノロウイルスは小腸に生息する。
そしてノロウイルスはインフルエンザウイルスのように細かい。
◍ノロウィルス飛沫核粒子 約0.3μm(マイクロメートル)
◍新型インフルエンザ飛沫核粒子 約0.3μm(マイクロメートル)
拠って、以下の各ケースごと感染経路を調査しなければならない。
ケース1)排便後の手指
確かに、トイレでの尻ふきで手に付着するリスクはある。
だが、自動尻温水洗浄装置の付いた便座ばかりでないにしても、日本人は、トイレの後は手を洗うのが常識である。然し、手を洗わない作業員がいるかもしれない。
トイレに行っても手を洗わない慣習は中国、韓国・北朝鮮、東南アジアの一部。
うんこを食べることを幼少時代から絵本や副読本で習っているのが韓国人。
☆ ☆ ☆
(参考)
楽しい図書03 小学校1~2年で読まれている韓国の童話の紹介
題名 『糞がどこに行ったのか』
(신나는책읽기 03) 똥이어디로갔을까
(朝鮮日報に掲載された小学校教師のレビュー)
(註)原文は、この記事の最後に付記してあります。
(抜粋1)
私たちの子供たちには、糞がどれ程大事なものかを知らせるために、適切な経験談に載せて繰り広げた話で実現する。子供たちに尋ねた。"この話の中で何がそんなに楽しいですか? " "息もできないが糞を食べるのが楽しいです。ヒヒ" "パパが本当に面白い人です。
(抜粋2)
この糞話も同じだ。昔からおばあちゃんがあなた(子供)を探し、(子供の)糞を味噌汁にして煮て食べた糞話まで、(色々な)糞話が全く情にあふれる。私達が食べる豊かな食べ物は糞で堆肥三食卓に上がったものであり、その糞をバッチリ活用を考えた祖先たちの知恵と自然の摂理も自然に分かるようになる。糞話に没頭して読書の楽しさを感じてみてはいかが。
乃美化強化早産小学校教師 (朝鮮日報)2000.05.13
노미화 강화조산초등학교교사 (조선일보) 2000.05.13
(詳細)
『童話で古来からの文化を伝承』 2016.11.24(木)
『日本に糞文化を植え付けたいの?』 2012/12/11(火)
☆ ☆ ☆
彼らはノロウイルスを小腸に宿していても80%は発病しないという。
そうだとしても、食品加工所や集団給食の企業では、手洗い励行を厳守しているはずである。拠って、この段階での手からの感染は考えられない。
ケース2) 空気感染
この空気感染については、別途記事にする。
ケース3) 国内産食材
今や日本では、野菜に糞尿を肥料としては使わない。
カキの養殖にも糞尿は使わない。
そもそも日本では下水道や浄化槽の普及で、し尿の入手は困難である。
但し、牧草地の肥料としては糞尿をばら撒く。強烈な臭気を伴って。
ということは、牧草を食べる牛豚の内臓にノロウイルスが潜む可能性はある。
牛豚の解体現場での洗浄が不十分で出荷された場合、ヒモ(小腸、ホルモン)、シマチョウ(てっちゃん、こてっちゃん)、テッポウ(直腸)にノロウイルスが付着したままのケースも考えられる。或いはその洗浄液で肉のブロックの表面が汚染されるケースも考えられる。
このような洗浄不十分な肉やミンチを調理し、更に加熱不十分の場合、ノロウイルスは保育園児たちの口から入るリスクを潜む。
然し、集団給食の場合、加熱調理中、中心温度の測定と記録が行われているはず故、加熱不十分とは考え難い。もしも測定していなかった場合は、余程のズボラな調理現場と言える。
或いは、汚染されたブロックをそのまま調理台に一旦載せてしまうと調理台とブロックに触れた手袋が汚染され、その手袋が触れた調理器具や調理済み食品も汚染される。然し、手調理場内で別のゾーンに動く場合は、手袋を変えているはずである。
ケース4) 輸入食品
韓国では細菌検査をするが、日本へのキムチやカキ等の二枚貝、ノリ、生わかめなどは無検査で、日本の検疫所でも検査なしのフリーパスである。
中国で大腸菌数が多く、販売禁止されたキムチなどは、フリーパスの日本へ輸出され、それをスーパーが販売した。
ケース5) 産地偽装
多いのが韓国産生カキなどの魚介類、ノリ、ワカメを業者が国産と偽って施設に納入する。カキの場合は、韓国からは殻から取り出した生のままで、それも無検査で日本に入る。この産地偽装の問題は以前国会で問題として取り上げられたことがある。
それを知ってか知らずか国産として調理をすると、生のカキの水分が調理器具や手袋に付着し、調理済み食品に触れた場合、ノロウイルスが伝染する。
この件での問題点は、日本の法律やルールは、いかに産地偽装を容認しているかである。然も、取り締まりも甘い。
産地偽装を支援する日本のルール(1)
『加工食品の原材料の半分以上を▲▲県産で占めたら、輸入品を49%混入しても▲▲県産と表示出来る』
「加工食品の原料原産地表示は?」(くらし☆解説)
NHK 2016年09月01日 (木) 一部抜粋
(2001年からスタートした産地の表示方法)
①原材料の品質が商品の品質に大きな影響を及ぼし、かつ②主原材料の割合が半分以上を占める加工食品について表示を義務づけてきました。対象となっているのは梅干しやらっきょなどの漬物、それにウナギの蒲焼きや干物など26の食品です。
☆
『同じ種類の生鮮食品であって複数の原産地のものを混合した場合にあっては、
当該生鮮食品の製品に占める重量の割合の多いものから順に記載すること』
国産であれば、都道府県レベル。
外国産であれば、国名レベルの表記が必要。
材料のうち国内産の割合が半分以上なら韓国産や中国産が混じっても国産表示となる。
産地偽装を支援する日本のルール(2)
品質表示基準では、畜産物の生体を輸入して三カ月たってしまうと国産の牛に変身する。(三か月ルール)
このルールでは、各県ごと、『○○牛』ブランドで販売されているので、例えばスーパーが業者から仕入れた国産牛肉のはずが実は外国産である可能性が高いことを意味す。
無論、スーパーが外国産を仕入れ、消費者には国産と表示するのは毎度のこと。
スーパーで販売の牛肉、産地偽装表示の疑い 福岡
朝日新聞 2016年10月13日
調査の結果、福岡県内のスーパー2店で売られていた国産表示のあいびき肉と細切れ肉の計2点から、外国産牛のDNAが検出されたという。
このほかにも、調査した生鮮や加工食品など733点のうち50点に原産地や賞味期限の表示がないなどの不適切な事例が見つかったため、評価局は農政局に指導監視の改善を求めた。農政局は朝日新聞の取材に対し「適切に対応する」と述べた。
ケース6) カット野菜工場でのサラダ
食材で最も汚染の可能性があるのが、ここで作られるカット野菜。
特に、各給食現場施設で加熱調理をしないのがサラダ。
そしてサラダに韓国産生わかめを使用した場合である。
ここでも食材納入業者による産地偽装で、日本産と偽って納入する。
或いは、野菜工場で地下から汲み上げている井戸水が汚染されている場合も考えられる。然し、我ら幼少時代、糞尿を肥料として使っていたが、肥溜めで自然加熱となり、回虫の卵や菌類、ウイルスは発酵熱でほぼ死滅している。
例え、死滅せず、尻から回虫がにょろにょろ出てこようが、それで嘔吐や発熱などの症状は出たためしはない。つまり、昔はノロウイルスはいなかったのである。昔の水がしみ込んだ地下水に大腸菌がいたとしても、特に東日本にはノロウイルスはいない。但し、西日本は古来隣国との人的物的交流が深いから可能性はある。
(韓国での例)
일부 김치업체 지하수, 식중독 바이러스에 오염 (ソウル=連合ニュース)
いくつかのキムチメーカーの使用する地下水は、食中毒ノロウイルスに汚染
조사결과, 총 4개 업체의 지하수에서 노로바이러스가 나왔다
調査の結果、全4社の地下水からノロウイルスが出てきた。
この可能性も否定できない。
然し、この話は聞いたことがない。
厚労省管轄の各国立研究所では、この耐性の調査をすべきである。
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尚、いつものことだが、色々な施設でノロウイルスが多発したとの報道があるが、各施設ごと、その発生源についてのその後の報道は皆無に近い。このことは、厚労省や関係機関、都道府県関連機関、並びにマスメディアが隠蔽しているとしか思えない。
(参考)
遺伝子組換えに関する表示に係る加工食品品質表示基準
主な原材料:原材料の重量に占める割合の高い原材料の上位3位までのもので、かつ、原材料の重量に占める割合が5%以上のものをいう。(注)この二つの条件に当てはまらない遺伝子組み換え原料(GMO)は表示しなくてもよい。
例えば、外食産業のコーン、ポタージュスープやポテトチップスはほぼ100%GMOである。豆腐・納豆の大豆製品には、国産表示をしていてもGMOが5%混入している恐れがある。豆腐メーカーに確認すべし。
(参考)
●ノロウイルス目次
東京都立系病院栄養士へのお願い 2016/3/22(火)
病院のような集団給食で危ない食品は、韓国産ノリ、韓国産加熱用生カキ、韓国産貝類海藻類、カット野菜等で、これらを使用すべきではない。
更には中国に輸出しようとした韓国産ノリが細菌数の過多から中国から禁止されたものを、中国から同じく大腸菌過多で禁止された韓国産キムチと同様、無検査の日本にフリーパスで輸出しているのである。
(以下、グラフなどの借入先)
使い捨て手袋の使用 - 文部科学省
食と健康の総合サイト ノロウイルス
同、ノロウイルス感染予防図
外交問題に?韓国が日本の海域にゴミ投棄
NHK-BS【ワールドWaveアジア】韓国KBS 2013年10月 1日 (火)
消費者庁:品質表示基準一覧
(付記)
朝鮮日報に掲載された小学校教師のレビュー全文
▶ 미디어 리뷰
으악...엄마 나 오늘 밟았어!
요즘 재미있고 훌륭한 아이들 책이 많이 나오고 있다. 신나는 일이다. 아이들에게 읽어주고 싶은 이야기책이나 아이들과 함께 부르고 싶은 노래를 발견하는 것보다 더 귀한 선물이 우리 교사들에게 또 있을까. 헌데 책방에 책이 쏟아져 나오니 행인지 불행인지 새로 나온 책들을 하나하나 골라보기 바쁘다. 이중에 과연 우리 아이들이 읽어야 할 책이 무엇일까. 요즘은 이야기를 뒷받침해 주는 그림들도 하나하나 유심히 보게 된다. 전에는 삽화가 그리 중요한 줄 몰랐는데 좋은 그림책을 보고 나니 독자로서 눈도 높아져 책 속의 그림을 보면 그 책에 들인 정성을 한 눈에 알아볼 수가 있다. '똥'은 아이들에게 참으로 친근하면서도 재미있게 다가서는 이야깃거리다. 며칠 전 집어든 이 책도 앉은 자리에서 술술, 재미있게 읽히는 똥 이야기다. 글이면 글, 그림이면 그림, 참 재미있고 익살스러우며 또한 따뜻하다. 똥술 먹겠다는 할머니를 위해 냄비에 엉덩이를 조준하고 잔뜩 힘주는 아이. 그리고 그 아이를 흐믓하게 바라보는 할머니 그림…. 희화적인 그림들이 글 못지않게 재미있다. 이렇듯 조손간의 정겨움을 담아낸 똥은 다시 똥파리, 쇠똥구리 얘기로이어지면서 자연의 위대한 정화능력을 가르치는 교사가 된다. 이튿날 2학년 우리 반 아이들에게 읽어주니 아이들이 아주 재미있어 하며 귀담아 들었다.
내용도 내용이지만 아빠가 자기 딸아이에게 정겹게 들려주는 이야기 투로 돼 있어 읽어주기 좋고, 듣는 아이들도 아주 실감난 구연동화를 듣는 것처럼 귀를 종긋거린다. 똥이 귀한 줄 모르고 더러운 오물로만 여기는 우리 아이들은 똥이 얼마나 소중(?)하고 좋은 것인지를, 적절한 경험담에 실어서 펼친 이야기를 통해 깨닫는다. 아이들에게 물었다. "이 얘기들 중에 뭐가 그렇게 재미있니?" "똥파리가 똥을 먹는 게 재미있어요. 히히" "아빠가 참 재미있는 사람이에요." 저자 이상권은 전작 '풀꽃이 친구가 되었어요'나 '하늘로 올라간 집오리'에서도 어릴 적부터 시골에서 자라나며 하나하나 들여다보고 갖고놀던 풀꽃과 동물들에 얽힌 이야기를 풀어냈다. 동화를 읽기 싫어하는 아이들도 참 재미나게 읽는다. 이 똥 이야기도 마찬가지다. 할머니가 애지중지 하던 똥에서부터 옛날부터 내려오는 된장국으로 끓여먹은 똥 이야기까지 똥 이야기가 참으로 정겹다. 우리가 먹는 풍성한 먹거리는 똥으로거름삼아 식탁에 오른 것이고, 그렇게 똥을 알뜰히 활용할 줄 알았던 조상님들의 지혜와 자연의 섭리도 절로 알게 된다. 가족간의 정도 덤으로 읽힌다. 똥 이야기에 파묻혀 독서의 재미를 느껴보면 어떨까.
노미화 강화조산초등학교교사 (조선일보) 2000.05.13
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