お嬢さん大学では「水上」をどう読むの?
8月11日(木・祝日)10:31高崎駅始発、水上行き普通電車に乗車。
私は早めの出発20分前に乗車しましたから、当初はガラガラ。
祝日だからこんなに空いているのか、それともローカルだからかと思いました。
処が、発車10分前頃、急に乗客が増え、空席がなくなった頃に、赤い大きなスーツケースを押す人とその友達との薄化粧でセンスのいい女学生らしき二人が乗車し、私の前に立ってから一気に乗客がやってきたのです。
何故にこの二人の女学生が印象に残ったかというと、赤いスーツケースを押す女性が、かっての20年前の東京時代、四年制お嬢さん大学白百合女子大から新卒で入社した鈴木さん(仮称)によく似ていたからです。(註1)
(註1)20年前の鈴木さんはこの下の画像のほほをちょっとだけふくよかにしたのとよく似ていました。目はもう少し大きかったかも。髪型はそっくり。今回の赤いトランクを押す女性のイメージもほぼ同じ。尚、この借用した画像の女性は齋藤飛鳥さんだったと思います。飛鳥さんの彼女らに似ている画像はこれ一枚のみ。
それにもう一人の女性は、若き頃の秋吉久美子さんでしたね。
髪は下の右の画像の様に後ろで結わえて、服装はあっさりした色彩。
但し、秋吉久美子さんより、もうちょっと垢抜けした明るさで偏差値も少し上の感じ。
この育ちのよさそうでセンスの良い二人のお嬢さんが車内で盛んにおしゃべりするんです。それも目の前ですから嫌でも耳に入ります。
この時、このお二人さんの大学を想像してみたのです。
この感じからでは四年生大学の一年生で然も共学ではないお嬢さん大学。
最初はどうやらこれから行く新潟方面の話のようです。
最初、何のことかと思いましたがマップを見ての会話ですから分かりました。この電車の行き先の「水上」(みなかみ)の読み方をそう呼んでいるんですね。
教えてやろうかどうか迷いましたね。
小説家水上勉を知らないようで。
だが、教えたら彼女らは恥をかくことになる。
教えず結構大きな声で「すいじょう」とかを連呼させる方がいいのか。
まあ、周りに結構聞こえているにしても、とりとめもない話だから、二人の会話にそば耳をたてているのは私ぐらいのものだろうから、そのままにしておきました。
明るく笑いながら、
「私たち、大きな声で恥さらしをしていたのね。」
「何度言ったのかしら。」
あのね、十数回は言ったでしょうよ。
私は下を向いて笑いを堪(こら)えました。
他方、
高崎駅から超満員の車内でのこのお嬢さんの赤いスーツケースは時々私の右の膝にコツンコツン当たります。同じく、横向きの彼女の青系の薄いスカートの中の膝上が私の左膝に当たります。
こちらは五人掛けロングシートで然も何故か上半身も両脚も身動きができないほど両側から押されているんです。
だが、横向きの彼女の膝上は何故か以前に増して頻繁に私の膝に当たるんです。空いたら当たらなくなるのが普通なのに。
(画像説明)彼女の赤いスーツケースとスカート。
手前が膝に抱える私の黒の旅行バック。
このとき思い出したのが、2012年の22歳の男子県職員のチカン騒動。(註2)
(註2)痴漢:電車内で、容疑で県職員逮捕 /静岡
毎日新聞 10月21日(日)10時27分配信
富士見署:座席でうつむいて携帯電話を使っていた女性(16)の正面に立ち、下半身を女性の頭にこすりつけたとしている。
この富士見署の場合は、座っていたのが少女で、逮捕されたのが少女の前に立つ22歳の男子県職員。
今回の私の場合はどうであろうか。
私が座席でスマホをいじってうつむきすぎてお嬢さんの腰に頭が何度も当たった場合、逮捕されるのは富士見署の場合は立っている男性だが、この場合は、座っている私。
お嬢さんの脚が電車が揺れる度に私の左膝に当たるのだが、同じ姿勢をとり続けるのが耐えられず、この私の左膝をもう少し前に突き出しお嬢さんの脚に密着させ、左右になぞるように動かしたら逮捕されるのは私。
どう想定しても動いたら状況は私にマイナスとなる。
終着駅の水上駅に到着しホッとしました。