クリスマスとは子供誘拐行事の日
12月25日のクリスマスって私たちはキリスト生誕の日と教えられましたけど、実は違うんですね。
以下の記事は、題名『クリスマスの本当の意味知ってる?』の中の一部抜粋と、私なりに記事を付加したものです。
クリスマス、サンタなどは、ほんの数十年前にアメリカの作家たちによって脚色されたものであって、本来とはまるで別物になってしまったものだそうです。
元々の発祥はヨーロッパですが、本当のクリスマスやサンタの姿はアメリカにも日本にも無いということです。
その本当の姿はどのようなものかと言うと、大晦日の秋田の『男鹿のナマハゲ』とよく似ているんですね。
どちらも12月に子供の一人一人を怯えさせて歩くんです。
「悪い子はおらんか?」「いい子にしているか?」と言いながら。
ナマハゲの場合は、鬼のナマハゲだけですが、クリスマスの場合は、サタン(悪魔)に似た『クランプス』が『聖ニコラウス』に従って練り歩くんです。
そして、良い子には『聖ニコラウス』がプレゼントを与え、悪い子には『クランプス』が罰を与えたり、連れ去るんですね。
この聖ニコラウスが所謂(いわゆる)『サンタクロース』ですね。
外観はいずれも怖いもので、ナマハゲは鬼で、クリスマスのクランプスはサタン。
ナマハゲ行事もクリスマスも共通しているのは子供の躾のようですが、その他の目的では大きな違いがあるようです。
『男鹿のナマハゲ』
泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー
大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」「ここの家の嫁は早起きするがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。
男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす、年の節目にやってくる来訪神です。(以下省略)
(ユーチューブ①) 鬼に子ども大泣き「なまはげ」 1分28秒
(ユーチューブ②)
クリスマスでの『クランプス』(サタン)
ヨーロッパ中部の伝説の生物であり、主にドイツ東南部のバイエルン州とオーストリア中部・東部とハンガリーとルーマニア北部のトランシルヴァニア地方とスロヴェニアにおいて、クリスマス・シーズンの間に、聖ニコラウスに同行する行事でもある。
良い子供にプレゼントを配る聖ニコラウスと対照的に、悪い子供に警告し罰を与えると信じられている。(中略)
伝統にのっとり、12月の最初の2週間、特に12月5日の晩になると、若者はクランプスの扮装をして、錆びた鎖と鐘を持ち、子供と女性を怯えさせながら通りを練り歩く。
また農村地域の中には、特に若い少女へのクランプスによる鞭打ち(樺の笞による体罰)を伴う伝統がある。
クランプスは通常、悪い子供を連れ去り、地獄の穴に投げ入れるための籠を背負ったイメージで表される。そして、鞭を振るいながら、子供を捕まえて、親の言うことを聞くように、勉強するのだぞと厳しくさとす。
(ユーチューブ)Krampuslauf Graz 2010 8分23秒
ヨーロッパのクリスマスカードやPOSTカードやトランプには、『聖ニコラウス』と、従者である子供運び役の『クランプス』が描かれている。
連れ去る子供が多くクランプスの背負うカゴに入りきらない場合は、サンタ(聖ニコラウス)が良い子へのプレゼントを入れてきた袋にも入れる。尚、サンタのこの袋の本来の持参目的は、連れ去る子供を入れるためである。
Merry Christmas
Wicked Krampus Scrary Demon Holiday Christmas Xmas Bicying Cards
聖書を精読すると、イエス・キリストの生誕日は、冬の12月25日ではなく、春~秋の期間となる。
クリスマスって、イエス・キリストの生誕日の12月25日ですね。
その生誕に関して、聖書では、「羊飼いたちが野宿で夜番をしながら羊の群を見守っていた(時に産まれた)」と明確に書かれています。
この地方の今の12月下旬では、日本よりは多少寒さもマシとはいえ、野宿できるほどではなく、この地方で家畜を外へ連れ出すのは通常、3月末以降10月頃までと言われています。
聖書の記述からは当然、3月末以降と推測されるわけで、キリストが12月25日に生まれたというのは明らかにデタラメなわけです。
では、この12月25日というのは、本当はいったい誰の生誕日なのかと言うと『ニムロド』が生まれた日とのことです。
ニムロドというのは、バビロンの支配者で、神(エホバ)に反逆して、敵対する背教を起こし、これを組織化して広めた人物です。
(註1)
ウイキペディア 降誕教会
、イエス・キリストが生まれたとされていた洞穴の上に聖堂の建設が始められ、339年に完成した。この聖堂は6世紀の火災で失われた。
生誕教会に隣接してローマカトリック教会(フランシスコ会)により聖カテリナ教会(St. Catherine's Church, Bethlehem)が1882年に建てられた。
(※)画像の中での丸い穴の位置でマリアがキリストを生んだとされる。
世界遺産としての公式な登録名はBirthplace of Jesus: Church of the Nativity and the Pilgrimage Route, Bethlehem(英語)、Lieu de naissance de Jésus : l’église de la Nativité et la route de pèlerinage, Bethléem(フランス語)である。
(※)元記事
『クリスマスの本当の意味知ってる?』