大東亜戦争末期 『神風』二度吹く
色々と調べ物をしていたら、大東亜戦争の末期に神風が二度吹いていたとの私の知らない情報に出会い、寄り道してしまいました。 いつものことですけど。
でも、神風が米海軍の艦隊を海の藻屑としたのは、米艦隊の一部だけで、全艦隊を撃沈出来なかった故に、元寇のような結果とはなりませんでした。
以下、大東亜戦争末期の神風の件に関しての記事より、一部抜粋。
そんなに多くの船が、なぜ日本の南の沿岸から離れた海で不運に遭遇したのか?
(一部抜粋)
In fact,there were some sailors who had faced the kamikaze madness and found that this tyhoon was probably the worst experience of their lives.
実は、狂気の神風(台風)に直面し、この台風は恐らく彼等の人生の中で最悪の経験であると気付いた幾人かの船員がいた。
For the men of Task Force 38,the next 24 hours were a living hell.
タスク・フォース38の乗員にとって、次の24時間は生き地獄であった。
(2度の神風)
大東亜戦争(太平洋戦争)中、ハルゼー大将指揮の米海軍第3艦隊は2度にわたり強烈な台風による大被害を被った。
一度目 「コブラ台風」
処が、駆逐艦3隻(スペンス、ハル、モナハン)が転覆して沈み、ほかに18隻が大破、9隻が損傷を受け、艦上機183機と将兵790名(765名以上)が失われた。空母モンテレーでは搭載機が壁に衝突したことで火災が発生した。
(当時の風速と波の高さ)
The wind 50 and 75 mails(マイル) gust 120
風速 26m~39m 最大瞬間風速 62m
Waves 60-foot(フィート)
波の高さ 18m
2度目 「バイパー台風」
1945年(昭和20年)6月4、5日、沖縄・九州水域に強力な台風が来襲。
この台風により第3艦隊は、戦艦4隻、航空母艦2隻、軽航空母艦2隻、護衛航空母艦4隻、重巡洋艦3隻、軽巡洋艦4隻、駆逐艦以下17隻の合計36隻の艦艇が相当な被害を被り、艦上機142機が破壊される打撃を受けた。
(画像借用先)
Halsey`s Typhoon by Bob Drury and Tom Clavin
マケイン中将と神風~空母「ホーネット」艦橋ツァー