米国の赤い風見鶏:『嘘つきヒラリー』
中国から、ロシアから、アラブ諸国から、相手構わず金を集めるヒラリー・クリントン。
更に、形勢が悪いとなれば躊躇なく前言を翻すヒラリー。
今や 『嘘つきヒラリー』 として名を馳せる。
これまでの私のブログ記事
日中戦争を画策するシナリオでのヒラリー
2015/10/4(日)
http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/63397899.html
http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/63397899.html
●TPPを支持していたヒラリーが一転して不支持。
米国民の代表ではなく、国際金融資本の代理人と言われるヒラリーにとって、特に『モンサントの花嫁』と揶揄(やゆ)されるヒラリーにとって、締結したTPPの内容では、遺伝子組み換え食品やその種子・農薬ラウンドアップの自由化が想定よりも遅延するのかもしれない。
クリントン氏「TPP現時点では支持できない」
NHK10月8日
NHK10月8日
日経が、クリントン批判の社説を掲載している。
結構分かり易く書かれている。
この日経の姿勢から推測できることは、国際金融資本はクリントンを見限ったのかもしれない。
[FT]クリントン氏TPP反対、信用に傷(社説)
日経 2015/10/9 14:30
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO92652370Z01C15A0000000/
日経 2015/10/9 14:30
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO92652370Z01C15A0000000/
ヒラリー・クリントン氏は政治キャリアを通じて、巧みであいまいな言葉遣いで包み隠しながら原則の戦術的転換を頻繁に行うことで有名だが、残念ながらそう言われても仕方がない。
同氏は完全な反対姿勢を鮮明にしないよう用心しながらも、同氏が理解するところのTPPについて不支持を表明した。
ばかげた姿勢だ。同氏は国務長官時代に自身が今反対しているまさにその協定の交渉に深く関わった。このことは、同氏に大統領候補者としてもっと大きな問題、つまり、信頼感の欠如を浮き彫りにしている。
だが、疑問を生じさせる態度は、同氏が日和見主義であるということを露呈する。
国務長官時代、同氏はTPPを貿易協定の「最高の基準」と呼んだ。
同氏が在任中と在任前後で違ったことを言うのは初めてではない。
2008年に民主党候補の指名争いでオバマ氏と戦った際、クリントン氏は「米国が労働者保護のためにしたことで外国企業に訴えられないようにするため」、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を行うと述べていた。
ところが、09年にオバマ政権に参加してからは方針を覆し、NAFTAに類似するTPPの「投資家対国家の紛争解決(ISDS)」条項を支持したのだ。(中略)
クリントン氏は、貿易協定の支持と不支持の間を行ったり来たりし、こうした疑念と幻滅のムードを拭い去ることはないだろう。
同氏が注意深く調整した今週のコメントは、指名争いで同氏が原則よりも政治的立ち位置の方をはるかに重視していることを表している。
同氏は、明瞭さと正直さが大いに必要とされる分野で、さらに混乱とあいまいな言葉の種をまいている。
(2015年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)