猫もネズミも家を焼く


英国で猫が家を全焼したという下記の記事を読んで笑いましたね。
先ずは、その記事から。



空腹の猫は餌を食べようとストーブの上にジャンプした後、飼い主の自宅を燃やす

投稿者: チャン元 

空腹の猫が餌を得るためにストーブの上にジャンプした後、飼い主の自宅が全焼したと英国の消防士は言いました。

 
猫が残っている餌をとろうとジャンプしたら、誤って電気ストーブのスイッチをオンしたから着火したと消防士は言いました。

隣人が煙警報器のアラームを聞き、通報し、消防士は、午前3:00頃に到着。
家の所有者は数日間留守の時でした。

調査員たちによると、猫の餌の容器は、電気調理器の上に放置されており、猫がタッチセンサーの上にジャンプしたとき、ストーブのスイッチが入ったということです。 

消防士は火を消したものの、家はほぼ全焼。 
でも猫は生き残ることができました。



(その1)私の幼少時代のこと。

いつもネズミの被害に悩まされているある農家のご主人は、納屋に仕掛けたネズミ捕りで捕獲したネズミが憎くてたまらない。

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そこで、捕獲器の中のネズミに石油をかけ、火を着けたんだ。
処が「窮鼠(きゅうそ) 猫を噛む」どころではない。

狭い捕獲器の中、熱くて悶(もだ)え狂う窮鼠は四方八方体当たり。
何しろ、生死の境。「火事場の馬鹿力」×3乗の威力を発揮。

偶々ゲートの最下部に体当たりしたら、スプリングの強さよりも体当たりの強さが打ち勝って一瞬僅かに隙間が出来、そこから逃げれたんだ。

その燃えるネズミが逃げ込んだ先は、傍の納屋の稲藁(わら)の中。

乾燥しきっている藁ですから、火はたちまち燃え上がり、何と、納屋は無論のこと、隣接している母屋まで焼いてしまった!!! ヽ(´▽`)/

村の衆は、笑いながら焼け跡を見学。
事件の少ない村のこと、大人も子供も当分この話題でしたね。


(その2)私の中学1年生時代

私の部屋の4畳半の天井では時々ネズミの運動会。
そこで本荘の大町の金物屋でねずみ捕獲器を購入。

縁側に仕掛けてから数日後、一匹捕獲。
昔のことを思い出し、点火したろうそくを捕獲器の中に入れたんだ。

案の定、ネズミは狂ったように四方八方にぶち当たる。
無論ゲートにも。

「どうだい、このスプリングの強さでは無理だろう!」

昔の話とは違い、ゲートに隙間は出来ず、ネズミは逃げられない。
朝になってお袋に捕獲器を渡し、お袋は溝の水の中に浸してネズミはジ・エンド。

それから暫く経ってから、またまた天井を駆け巡るネズミ。
捕獲器を縁側に仕掛けたら、またまたネズミが引っかかる。


午前0時のジェットストリーム(夜間飛行)を聴いてから、捕獲器を部屋の畳の上に敷いた新聞紙の上に置いて、寝転びながら割り箸でネズミを突っつく。

無論、ネズミは捕獲器の中を逃げ回る。
意地になって突っつきまわすこと30分以上。

瞬間、ゲートの下部に体当たりしたネズミは、僅かに動いた隙間から脱出に成功。部屋の中を駆け巡る。

捕獲器から逃げたと言っても密閉した部屋の中。
「袋の中のネズミ」
したり顔の私は、余裕を持ってネズミを追いかける。

と、窮鼠は飛んで障子を破って逃亡。 ヽ(´▽`)/
以降、我が部屋の天井ではネズミは走らず。



実は実は、私は前回、大きな失策をしていたのだ。

と言うのは、最初、捕獲器の中にロウソクを入れた時、ネズミは端で怯えながらじっとしていたんだ。

その時のロウソクの炎は、ゲートを閉めるスプリングを赤く焼いていたんだ。
つまり、スプリングは焼き直しされたことになり、弾力が弱くなっていたんだ。
何となく気づいていたけど。

だから前回はゲートにネズミが体当たりしても弾き返したけど、今回は体当たりで僅かな隙間ができるほどになっていたんだ。


それから、も一つ。

以後、ノミに悩まされた私・・・・・。 
白いノミ取り粉(DDT粉末?)を畳や布団いっぱいに撒いてもたいして効果なし。 
毎朝、私の起きた時の活動は、私の血を吸ったノミとり。ヽ(´▽`)/

                   くだらん話はこれでおしまい



(※)参考
猫が家を全焼させた記事原文
Hungry cat burns down owner’s home after jumping on the stove to eat some food
By: Chan Yuan 
A man’s home was burned down after his hungry cat jumped on the stove to get some food, firefighters in the United Kingdom said.
Undercliffe firefighters said that the cat started the fire by accidentally turning on the electric stove as it tried to get some food that was left there.
Firefighters were called around 3:00 a.m., after a neighbor heard a smoke alarm. The owner of the house was away for a couple of days.

According to investigators, an open package of cat food was left on top of the electric cooker, and when the cat jumped on the touch-sensitive surface, the heat turned on. 

By the time firefighters extinguished the fire, there was extensive smoke damage throughout the house. The cat managed to survive.



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