箱根山や富士山が噴火しようと大した問題ではない


今、箱根で騒いでいるが、富士山や他の火山の大噴火や大地震で日本に大災害をもたらしたとしても、それはたいした問題ではない。

それは数百年もしたら再び休止するからであり、然も、人間が住めるからである。

処が、福島第一原発により、恐らく、富士山が大爆発する前に東日本では人間が住めなくなってしまうのである。

以下、その裏付けを、列記してみた。


ジョン・タイターが予言した2020年の日本地図が現実になりそうな件
2000年11月2日、米国の大手ネット掲示板に、2036年からやってきたと自称する男性が書き込みを行った。

男性はジョン・タイターと名乗り、複数の掲示板やチャットでのやりとりを通じて、タイムトラベルの理論や自身のいた未来に関する状況、未来人である証拠などを提示していった。(その過程でアップロードされた資料は、 現在も閲覧可能である)

(※)ジョン・タイターが予言した2020年の日本地図
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タイターは、最初の書き込みから約4か月後の2001年3月に「予定の任務を完了した」との言葉を残し書き込みをやめ、現在は消息を絶っている。(以下省略)

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(参考)彼の予言した上記地図での『政府管理地域』は、高濃度放射能汚染エリアとほぼ一致している。
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水蒸気爆発だ。臨界状態だ。(飯山一郎編集・短編)2015.03.20.


2015/03/21 に公開
激烈な水蒸気爆発が連続的に発生している。
本動画は、2015年3月20日の夜半の連続爆発の模様だ。
本格的な大爆発の前触れ的な状態と飯山一郎は考える。

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東京電力:プラント関連パラメータ
プラント関連パラメータ(水位、圧力、温度など) | アーカイブ(2015年)



現在、福島第1原発1号機と2号機は、尽力ではいかんともし難く、上記のように、既に水蒸気爆発が始まっている。

都心や福島周辺地域(山形県も含む)で、半減期8日の放射性ヨウ素131が検出されているのは、地中で臨界(核爆発)しているからである。

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炉内燃料、ほぼ全量溶融 福島第1原発1号機 
共同通信 03/19 20:27

東京電力は19日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して福島第1原発1号機を調査した結果、原子炉内の核燃料がほとんど溶け落ちていることを確認したと発表した。燃料溶融を調査により確認したのは初めて。

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福島、2号機も炉心溶融を確認 名古屋大、ミュー粒子使い
2015/03/20 14:22   【共同通信

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 名古屋大は20日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して東京電力福島第1原発2号機を調べた結果、原子炉内の核燃料が少なくなっており、炉心溶融が裏付けられたと発表した。

 東電は19日、ミュー粒子を使って1号機で燃料がほぼ全量溶け落ちたことを確認したと発表したが、2号機での確認は初めて。

 名古屋大は、ミュー粒子を観測できる特殊なフィルムを使い、原子炉圧力容器の周辺を透視。2号機と、炉心溶融していない5号機を比較した。

 2号機と5号機で2014年4~7月に計5回観測したところ、5号機に比べ、2号機の燃料が少ないことが確認された。

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(※)燃料溶融 

燃料棒が高温で溶けて破損する事故。冷却水が十分供給されずに燃料棒が水面上に露出すると、崩壊熱が除去できず温度上昇が続く。

燃料がウラン酸化物の場合、融点は約2800度。
炉心で多数の燃料棒が溶けることを「炉心溶融」と呼ぶ。

1979年に起きた米スリーマイルアイランド事故では、燃料構成物質の約45%が溶け、その一部が炉心を囲む圧力容器の底に落ちた。

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他方、福島の場合は、上記の図の通り、圧力容器の底に最初から穴があいており、炉心を突き抜け、周囲を溶解しながら地底のどこまで沈んでいったのかは不明な状況である。

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ウラン酸化物燃料の融点は約2800度。現在、崩壊熱が除去できず温度上昇が続き、炉心で多数の燃料棒が溶けている(「炉心溶融」)。

次はどうなる?

燃料棒が高温で溶け、原発地下の水流と岩盤層が中性子の反射装置となり、デブリ内のウランやプルトニウムが連鎖的に核分裂していく。

そして膨大な崩壊熱で水蒸気爆発が繰り返され、新たに生まれた放射性物質が地上へまき散らされる…。

院長の独り言
タマちゃんの暇つぶし)

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つまり、富士山の噴火や新たな大地震などが来る前に、福島第一原発地下では桜島御嶽山爆発プラス高濃度の放射能が混じった水蒸気爆発が何百年どころか何十万年も続くことになる。


具体的には下記の通り。


“フクイチ”で新たな恐怖! 海外の研究者や政府関係者が不安視、苛立つ最悪の「地底臨界」危機進行中?
週プレNEWS 4月28日(火)

4月3日から福島第一原発2号機の格納容器の温度が約20℃から70℃へ急上昇し、2日後には88℃に達した。

それと連動するように、原発周辺の「放射線モニタリングポスト」が軒並み高い線量を記録。復旧したての常磐自動車道南相馬鹿島SA(サービスエリア)で通常の1000倍にあたる毎時55μSv(マイクロシーベルト)を最大に市街地各所で数十倍の上昇が見られた。

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これは一体、何を意味するのか? 考えられるのは、原発内の核燃デブリ(ゴミ)が従来の注水冷却工程に対して異なった反応を示す状態に変化した可能性。例えば、デブリが格納容器下のコンクリートを突き抜けて地盤まで到達(メルトアウト)し、地下水と接触するなどだ。(中略)

例えば、「IAEA国際原子力機関)」の“不測事態の管理技術会議”は、2012年時点でデブリが格納容器と下層コンクリートを溶かし、自然地層へ抜け出た可能性を指摘している。具体的にはデブリが施設地下6、7mまで沈み、直径10~15mの大穴の底にたまっているというのだ。

この仮説でも地殻を突き抜けるようなメルトアウト現象は否定しているが、代わりにひとつ厄介な事態を予測している。それはデブリ核分裂反応が再び爆発的に加速化する可能性だ。

通常ならば、原子炉や実験施設内でコントロールされる「再臨界」は自然状態でも一定の条件が整えば起き得る。

その条件とは中性子と水、地質。IAEA技術会議のシミュレーションでは、まず原発地下の水流と岩盤層が中性子の反射装置となり、デブリ内のウランやプルトニウムが連鎖的に核分裂していく。

そして膨大な崩壊熱で水蒸気爆発が繰り返され、新たに生まれた放射性物質が地上へまき散らされる…。

琉球大学理学部の古川雅英教授(環境放射線学)は、こう分析する。

「そうした自然界の臨界現象は、アフリカ中西部のウラン鉱山(ガボン共和国オクロ)で20億年前に起きており、当時の地層が海底にあったことが中性子による核分裂反応を少なくとも60万年間にわたり持続させたようです。

その点では、大量の地下水が流れる福島第一原発の地質構造も共通した条件を備えているかもしれません」

飛距離パワーが強く、人体を含めて通過した物質の原子を「放射化」させる中性子線そのものの威力はとてつもない。

1999年に東海村の核燃加工場で起きた「JCO臨界事故」では、ウラン化合物約3㎏の連鎖分裂で半径10㎞圏の住民約30万人が屋内退避した。


それに対して、質量がケタ外れに多い福島第一原発デブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超巨大原子力災害に突き進む! 

だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島第一原発事故処理の不透明な現状に対して不安と苛立ちを募らせているのだ。

そのひとつ、CTBT(包括的核実験禁止条約)に基づき「日本原子力開発機構」が群馬県高崎市に設置した高感度の放射性核種監視観測システムには、昨年12月から福島第一原発再臨界を疑わせる放射性原子、ヨウ素131とテルル132が検出され続けている。

また福島第一原発2号機横の観測井戸では、今年に入って新たな核分裂反応の再発を示すセシウム134とトリチウムの濃度が高まるばかりだ。昨年秋に開通した国道6号線の第一原発から第二原発までの12㎞区間でも高線量が続いている。

果たして、福島第一原発はメルトアウトで地底臨界という最悪の事態を迎えつつあるのか?

今回の格納容器温度の急上昇、一部地域での急激な線量アップは、原発事故が日本政府の大ウソ「アンダーコントロール」とは正反対の新たな危険領域へ入ったことを示しているのかもしれない。

(取材・文/有賀 訓)