今でも降り注ぐヨウ素131を再考
今日の記事は、下記の続編でもあり、放射性ヨウ素131の再考です。
(5月4日)国民は強制的に被爆させられ続けている
(5月6日)その結果は?福島民報のアンケート調査
以下本文
下記にはホワイトフードのサイトの画像を掲載しました。
この文中(註●)と銘打って書かれている文は私が加筆注釈したものです。
放射性ヨウ素の土壌汚染地図【事故直後】 2014.12.27
放射性ヨウ素の半減期が8日間と短いので、計測できたデータはとても少なく、アメリカ政府が公表したデータはとても希少で価値があると思います。**このデータをもとに経度と緯度から、ホワイトフードが放射性ヨウ素の土壌汚染地図を作成しました。
(一部抜粋)
採取年月日 住所 Bq/kg
栃木県
・詳細のデータはこちら。
・詳細のデータはこちら。
埼玉県
・詳細のデータはこちら。
・詳細のデータはこちら。
東京都
・詳細のデータはこちら。
・詳細のデータはこちら。
(一部抜粋)
採取年月日 住所 Bq/kg
2011年3月30日 東京都港区赤坂2丁目17 7,637Bq/kg
2011年3月31日 東京都西多摩郡瑞穂町大字殿ケ谷 1,578Bq/kg
神奈川県
・詳細のデータはこちら。
・詳細のデータはこちら。
(一部抜粋)
採取年月日 住所 Bq/kg
2011年3月28日 神奈川県横浜市中区滝之上 3,178Bq/kg
千葉県
・詳細のデータはこちら。
・詳細のデータはこちら。
情報ソース
*USDepartmentofEnergy
http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation
*USDepartmentofEnergy
http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation
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甲状腺がん、疑い含め104人福島の子供30万人調査(2014年8月)***
(註3)10万人に1人が通常なのだが、3・11から5年目を待たず、4年目の昨年(2014年)、10万人当たり30人を超えている。恐ろしい結果となろうとしている。
(他からの借用図から)
(註4)甲状腺がんは何も子供だけに発生するものではない。
年々歳々、子供の段階から大人の段階へと移行する。
然も、このがん発症率は、子供との比ではない。
特に、大人の女性の発症率が高い。
(註5)東京圏は、果たして低汚染エリアと言えるだろうか。
(註6)私見
(私のブログ記事)
騙されることは意志薄弱の悪である 2015/2/12(木)
だまされたということは、不正者による被害を意味するが、しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはないのである。
だまされたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘ちがいしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
しかも、だまされたもの必ずしも正しくないことを指摘するだけにとどまらず、私はさらに進んで、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。
だまされるということはもちろん知識の不足からもくるが、半分は信念すなわち意志の薄弱からくるのである。(中略)
「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。
一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。(以下省略)
(画像借用先)
<参考> 独立行政法人国立環境研究所 地域環境研究センター大原利眞氏、森野悠氏『東京電力福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気中での挙動に関するシミュレーションの結果について』2011年8月25日
福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気シミュレーション
国立環境研究所 2011年10月31日 大原 利眞、森野 悠
内部被ばくを考える市民研究会
(※)今日は、更にブログ記事を更新します。