超安価にJR沿線の桜を楽しもう
孫疲れで改めた思ったこと。
うちの両親にとってうちの子供二人は、四番目と五番目の孫となる。
子供が幼少の頃、お盆に田舎へ孫を連れて両親に孫の成長を見せに行くのは義務と思っていましたね。
毎夏、妻の両親宅へも子供を連れて行きましたから、ひと夏に飛行機代などの交通費だけで20万円かかりました。
義理の両親にとっては初孫と二人目の孫になるからマシだけど、ウチの両親にとっては、はた迷惑だったでしょうね。ヽ(´▽`)/
さて、この三月上旬、高校入学試験日休みということで、高校二年生の義理の甥っ子が泊まりにきました。
彼は電車が大好きで、将来、JR西日本に勤務し、電車の運転手になりたいとか。
その彼が、山陰の自宅を早朝出て、夕方我が家に着きました。
その路線経路が流石電車好きの彼らしいもの。
●先ずは一般的に知られているコースから。
例えば今の季節、琵琶湖のJR沿線の桜を楽しむ場合、京都駅から次の山科駅までの切符(190円)を購入。
毎日時間をもてあましている方向きの場合。
例えば、この場合も、JR京都駅で隣の駅であるJR山科駅までの切符を買い、11:07発JR山陰本線快速に乗車。普通電車を乗り継ぎ、綾部⇒敦賀⇒米原⇒山科着が18;07で計7時間の移動時間。(乗車時間6時間3分)
このコースでは切符をまともに購入すると5080円ですが、途中下車しないから、京都⇒山科だけの切符代190円で済むというもの。
●彼の場合、実際乗車した路線図。
この場合の交通費
特急くろしお自由席 970円
合計 1130円
まさか、この切符で特急くろしおに乗れるなんて知らなんだ。
尚、特急くろしおでは検札があるとのこと。
車掌が、この160円の切符で特急に乗車できることを知らない場合、説明してあげなきゃならないとのこと。
どう説明したらいいのか詳細は聞き漏らしたけど。
どうやら運賃と特急の概念が違うようだ。
◎ 運賃とは、移動距離に応じたの運搬代金。
◎ 特急料金とは、速さに対する代金。
◆ ◆ ◆
※ 私は彼のコースでは一抹の不安を感じる。
それは大阪駅を和歌山に行く時に下車乗り換えし、更に到着駅でもあるからだ。
私なら、逆回りをする。
以上、ひと駅までの切符で、琵琶湖周遊と和歌山周遊を楽しむ方法を書きましたが、全国の路線図を見ると、全国至る処でこのような乗車ができそうですね。