孫疲れは宿命


孫が春休みで来た。

USJの予約のエクスプレス・パス(待たずにアトラクション会場に入れる)が売り切れなので、今回はUSJに行かないという。なる程、在庫カレンダーを見ると4月を除いて6月末日まで売り切れ。

娘のご所望で東大寺大仏殿に孫たちを連れていく。

奈良公園の鹿は午前10時台ではどうやら空腹。
鹿せんべいを買った人に群がるどころではない。

まさに襲うという感じ。
あちこちで「きゃ~」と悲鳴があがる。

ベビーカーにも5~6頭まとわりつくから、赤ん坊は火が着いたように泣きじゃくる。
高校生ほどの女の子が鹿に囲まれ大声で「きゃ~きゃ~きゃ~きゃ~」

見かねた土産物屋の店員が「走って逃げなさい。鹿は追ってこないから」と助言するも、逃げようともせず。鹿せんべいを鹿にあげようともせず。「きゃ~きゃ~」

あれはあの女子高校生にとって一種の至福の時かもしれない。ヽ(´▽`)/
例え鹿であっても、何頭かに囲まれすり寄られ、もてるんですから。

うちの幼稚園児の孫息子なんか、鹿せんべいを持った瞬間、自分の背丈ほどの数頭の鹿に寄られ、鹿せんべいを放り投げて一目散に逃げた。ヽ(´▽`)/

娘とマンマも5~6頭に同時に体当たりされ「ぎゃ~」と恐怖の叫び声。
無論、すぐに鹿せんべいを放り投げる。

これらの様子をビデオに収めたのだが、我がビデオカメラは『メモリ残量無し』とか『バッテリー残量無し』などの表示が出るので、あれやこれやといじっていたら、撮った映像が全部飛んでしまったのトホホ。

最近購入した安価な代換えバッテリーの場合、このビデオカメラでもデジカメでも、ちょっと使ったら直ぐにバッテリー残量無しの表示となる。でも一旦電源を入れ直したら、残量は満杯状態に戻る。どういう構造になっているんだろうね。

SDカードとバッテリーを別のに換えて以後は順調に撮れる。

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今回のメーンイベント。
柱の穴潜り。
この穴、大仏さんの鼻穴と同じ大きさとか。
この穴をくぐると無病息災のご利益があるとか。

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孫息子は、大仏殿を出たら目の前に鹿が一匹しかいなかったので、触りにいったら頭突きされて尻餅をついた。ヽ(´▽`)/

孫娘に孫息子、共に人混みの中であちこち走り回るから、迷子になったらいかんと思い、とにもかくにも見失しまいと右や左と目線を移動するも度々見失う。

気疲れで我ら爺婆はくたくた。なにせゆっくりでも片道十数分で歩ける距離を往復で二時間かかったのですから。



さて昼食はどこで?
若草山ドライブウエイの入口で聞いたら上にもこの周辺の街にも食べる店は無いと仰る。

引き返してJR奈良を越えてから、駐車場があるうどん屋を発見。


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ひと玉も三玉も値段は同じ。
孫娘は迷わず三玉。(下の画像)
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私はひと玉でいいのに三玉のご所望。(下の画像)
私の余分のふた玉の内、孫娘がひと玉。孫息子がひと玉。

つまり孫娘は手打ち風の固めの四玉を食べたことになる。
よく動き回れるはず。夕方にはお腹はぺちゃんこになるという。
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次は若草ドライブウエイから若草山へ。
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奈良盆地一帯を見下ろせます。
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ここの鹿は、草を十分に食べているので大人しい。
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広くて観光客も少ないから安心と思うも、孫息子の場合は急斜面を全速力で降りたりするから我らを安心させてくれない。
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ドライブウエイ途中から大仏殿をパチリ。
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モノはついで。
帰路、生駒山にも上がりました。

遊園地は五時まで。もう四時を過ぎていたため、孫たちは大急ぎで頂上遊園地の乗り物に乗って楽しんだようです。我ら爺婆は、孫を見ているだけでも疲れるので上がらず。下で待ちました。
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爺婆には過酷なる三月の行事は終わりました。ヽ(´▽`)/