高濃度のまヽの千葉・柏


3.11から今日で満4年。

千葉県の県民の健康や命を守ろうとする姿勢は形だけのものであることは、下記の地元紙・千葉日報の記事で明白ですね。

千葉県立柏の葉公園放射能が基準を超えた高濃度であることは、この3月のみならず、昨年7月にも高濃度で一部を立ち入り禁止にしていたのに、適当な除染作業で済ましていたようです。

或は、今でも毎日福島第一原発から放射能は排出されており、除染しても無意味ということでしょうか。

これらのことを報じた大手マスメディアはあったでしょうか。

政府から報道を禁止されていたのか、それとも政府の顔色を伺って報道しなかったのか。マスメディアとは、そんなもんですね。

処で、何故に柏の葉公園での放射能は高濃度なのか?
疑問に思いましたので、色々調べてみました。

その結果は、次回以降の記事としますが、取り合えす、千葉日報の記事を転記しておきます。



イメージ 1


☆千葉県立柏の葉公園放射線基準値超え
千葉日報社 2015年03月7日 09:25

 千葉県は6日、柏市の「県立柏の葉公園」で、国の基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が検出されたと発表した。県は安全確保のため、基準値を超えた園内6カ所周辺を立ち入り禁止とした。

 県公園緑地課によると、県は今月、園内の307カ所で空間放射線量を測定。基準値を超えたのは西洋庭園北側脇の植栽など6カ所で、地上50センチ地点では0・24~0・35マイクロシーベルトが検出された。

 県は今後、国のガイドラインに基づき除染作業を行う方針。



実は、この柏の葉公園では、昨年7月にも高濃度放射能で立ち入り禁止となっていた。

☆基準値超の放射線量検出 千葉県立柏の葉公園の駐車場内
千葉日報社 2014年07月17日 15:33

 千葉県は16日、柏市の「県立柏の葉公園」の第2駐車場で、国の基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が検出されたと発表した。安全確保のため、同駐車場の一部を立ち入り禁止とした。

 県公園緑地課によると、同市に11日、「空間放射線量が高い部分がある」との匿名情報が寄せられた。県が15日、同駐車場周辺で線量を測定した結果、駐車場脇の通路で地上1メートル地点0・54マイクロシーベルト、地上50センチ地点0・77マイクロシーベルトをそれぞれ検出した。

 県は今後、国のガイドラインに基づき除染作業を行う方針。



●ノーチェックで出荷されている食品

市原産のきのこ粉末 千葉県、業者に回収指示 放射性セシウム基準超で
千葉日報社 2015年03月7日 10:38

 千葉県は6日、市原市内で加工された乾燥きのこの粉末から、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える190ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同日、加工業者に商品の回収を指示した。

 県衛生指導課によると、基準値を超えたのは同市栢橋の生産加工業者が昨年11月から本年2月にかけて製造した「きの子のパウダー」(100グラムまたは150グラム入り)で、4~8袋が東京都渋谷区の屋外販売所「青山ファーマーズマーケット」で販売された。

乾燥したヒラタケとシイタケを粉末にしたもので、この業者が生産から加工、販売までを行ったという。

 同商品を自主検査した県外の消費者から、今月4日に市原市に連絡があり、県が検査したところ基準値超の放射性セシウムが検出された。

 同業者が生産している生シイタケと干しシイタケは基準値以下だったという。



(参考)

【注意】福島原発から関東平野にかけての広い範囲で線量が跳ね上がる!茨城県や栃木県では2倍になる場所も!

1月27日昼ごろから全国的に放射線量がやや増えていましたが、1月27日深夜に福島原発周囲や関東方面で線量が急上昇しました。

線量が上がったのは福島から茨城県、栃木県、千葉県、埼玉県のエリアで、場所によっては平時の2倍に匹敵するような高い値になっています。

これは原子力規制委員会の公開しているモニタリングポストのデータで、27日夜の風向きも福島原発から南方向となっていました。

福島原発からは今も毎時1000万ベクレル以上の放射性物質が漏れているので、南風に流される形で関東平野放射性物質が流れて来たと予想されます。

風は明日の夜まで南方向に動くと予想されているので、関東平野にお住まいの方は外出時にマスクなどを着用しておくと良いでしょう。

ちなみに、1月28日深夜の時点では、福島第一原発等で大きなトラブルがあったとの情報はありません。線量の上昇幅も福島原発事故直後よりは低く、当面は冷静に対応して続報に注意してください。


1月27日午前から福島や日本海側で放射線量がやや上昇しています。原子力規制委員会放射線モニタリング情報によると、日本海側の広い範囲で過去30日間の平均値の約1.2倍~約1.5倍の線量を観測したとのことです。