戦争やテロは自作自演で起きる



米国の実態を表した50年前のことを書いたABCの記事がありましたので掲載します。

(要約)
米国のABC放送によると、1960年代初頭、アメリカの軍事指導者のトップはキューバとの戦争に米国民の支持を得るべく、罪のない人々を殺し、米国の都市でテロ行為を犯す計画を立てていたんです。

以下、本文

US Military Wanted to Provoke War With Cuba
米国軍はキューバとの戦争を引き起こしたかった
ABC NEWS 2001年5月1日

1960年代初期に、伝えられるところでは、アメリカの最高の軍指導者は、キューバとの戦争をするために、米国民の支持を得るべく、罪のない人々を殺して、米国の都市でテロを起こし市民を殺害する計画を立案しました。

ノースウッズ(Northwoods)作戦というコードネームで、計画は、キューバ亡命者の暗殺、公海上キューバ難民のボートを沈める、飛行機をハイジャック、米艦を爆破、米国の都市で狂暴なテロリズムの組織化です。

計画は、キューバの新しい指導者である共産主義者フィデル・·カストロを失脚させる為のキューバとの戦争を画策し、アメリカ国民と国際社会をだましてキューバとの戦争を支持させる方法として作成されました。

アメリカ軍のトップ・ブラスは自ら米軍の死傷者を出すことさえ考えていました。

「我々はグアンタナモ湾で(自作自演で)米艦を爆破し、キューバを非難することができた」、そして、「米国紙に掲載された死傷者リストは、国民の憤りの波を引き起こすのに有効であった。」、と書いています。

計画の詳細は、『Body of Secrets (Doubleday)』に記述されています。

これはアメリカの最大の諜報機関の歴史を書いた事件記者ジェイムズ・バムフォードによる新しい本で、国家安全保障局項目に記述されています。しかし、計画は政府機関に連絡をしていなかったと、彼は指摘しています。

計画は、統合参謀本部では全ての書面に承認し、1962年3月にケネディ大統領の国防長官(ロバート・マクナマラ)に提示されました。しかし、彼らは民間人の指導部(政府)によって拒絶され、その後、ほぼ40年間明らかにされませんでした。

(中略)

「民主主義のポイントは、米国民の意志を指導者が持っていることですが、ここでは、完全に逆で、米国民が望まない戦争を、米軍が米国民をだまして米軍が望む戦争をさせようとしています。」

Gunning for War
戦争のための射撃

文書は、「統合参謀本部は、米国政府によってこれまでにつくられた最も不正と思える計画を作成し承認した」とバンフォードは書いています。

合同参謀本部では、キューバとの戦争の為の偽りの口実として、アメリカ人初の有人衛星で宇宙飛行士ジョン・グレンが死亡する可能性があるので、その死亡を使おうと提案さえしたと、文書は示します。

ロケットが爆発し、グレンが死んだ場合、「目的は、取り消し不能な証明を提供することです … (原文のまま)ロケットが爆発した原因(障害)は共産主義者ら全てのキューバにあると。」、と彼らは書きました。

米国の海岸からわずか90マイルのキューバ 。計画は、1959年、西半球で最初の共産主義のリーダーとなり権力を掌握したカストロを解任することが上級軍事指導者の中では強烈な願望であり、それが計画策定の動機とされました。

計画実行の初期、CIAの後援でキューバの亡命者によるキューバのピッグズ湾侵入は惨憺たる失敗でした。そこでの軍隊は火力を提供(爆撃)することは許されませんでした。軍指導者は、その時火力提供(爆撃)の試みを望みましたが。

「全部は、とても奇怪でした」と、バンフォードは言います。米国市民と国際的な支持無しに、キューバへの侵攻を必要とされる。しかし、明らかに、米国市民も、キューバ市民も米軍がカストロを追い払うために配備されるのを見たくありませんでした。

これを反して、米国の計画では、軍隊の長期滞在の確立を要求しました — 非民主的 に— キューバ侵攻後の島国を制圧するために。

「それは、我々がキューバ市民を解放することになっているのです」と、バンフォードは言います。(以後省略)

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(以下、時間が無いのではしょります)

これは欧米の常套手段ですね。

第二次世界大戦に参戦したいルーズベルトは、戦争反対を掲げて大統領に就任した故に、米国民に参戦を納得させなければならない。

そこで、かって米国に留学したことのある帝国海軍大将の山本五十六を使って、真珠湾を攻撃させ、見事、米世論を参戦賛同に導きましたね。

9.11もCIAとFBIによる自作自演。
ボストンマラソン爆破事件もFBIの仕業。
1月のパリのテロも、米国CIAとイスラエルモサドと英国MI6の仕業。

イスラエル国(IS,ISIS)も、米国CIAとイスラエルモサドの仕業。

戦後に起きた世界の戦争や紛争、テロの大半には、米国CIAがからんでいる。
無論、オーム真理教によるサリンなども事件の背後はCIAとカルト宗教。


(参考)
山本五十六記念館『赤い日本人形の秘密』

真珠湾は、フランクリン・ルーズベルト日本海軍の山本提督の共謀であった。

パールハーバーの悲劇は、戦争に反対し平和を愛するアメリカの国民を好戦とするために、米国の最高政府レベルで始められた、慎重に調整された構図だった