トヨタハイラックスの素晴らしさ


またまた脱線。
反政府ゲリラの記事の途中で、トヨタの素晴らしさの記事に出合ってしまった!

以下、その記事の一部を抜粋して掲載します。



世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由
Guerrilla Trucks

さすがトヨタと言うべきか、アフガニスタンからソマリアまで世界のゲリラの「武器」として愛用され続ける驚くべき耐久性  2010年11月19日(金)14時01分

(序文省略)
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「(ハイラックスは)特にアフガニスタンで絶大な評価を受けている」と、キルカランは言う。そのためコピー商品が大量に市場に出回ったが、それを入手した武装勢力は品質の面で失望させられた。(中略)

ハイラックスを愛用しているのは、アフガニスタンのゲリラだけではない。「世界中の至る所で用いられている」と、新米安全保障研究センターの研究員で元米陸軍特殊部隊員のアンドルー・エグザムは指摘する。

「(世界の武装ゲリラの間で広く用いられている自動小銃の)AK47の車両版と言ってもいい」

 世界のゲリラ戦の歴史を写真で振り返ると、この車が紛争地帯でいかによく用いられているかがよく分かる。

最初に写真に登場するのは60年代後半。新しいところでは、パキスタン武装勢力がハイラックスに乗って銃を高く掲げている2000年の写真や、約20人のスーダンのゲリラが荷台で武器を掲げている04年の写真がある。ソマリアの海賊が首都モガディシオでハイラックスに乗って、銃を振り回している写真もある。

 これはあくまでも一部の例にすぎない。ニカラグアエチオピアルワンダリベリアコンゴ民主共和国レバノン、イエメン、イラク......さまざまな紛争地帯で撮影された写真にハイラックスが写っている。一部地域ではアメリカの特殊部隊も、ハイラックスの大型版であるトヨタ・タコマに乗っている。(中略)

「(今でも)パキスタンでハイラックスを見れば、アルカイダが乗っていると疑う1つの材料になる」と、キルカランは言う。「アルカイダは後部座席があるモデルを使う。このタイプであれば、後部座席に人間と物資をのせ、荷台に重火器を搭載できるからだ」

 戦場でハイラックスがあまりに目立ったために、この車にちなんだ通称で呼ばれている戦争まである。80年代のチャド内戦は、政府軍と反政府軍の双方がハイラックスの改造車を多用したことから「トヨタ戦争」と呼ばれた。

 これほどまでにハイラックスが武装ゲリラに重宝されるのは、「戦闘力を何倍にも増やせる」からだと、英ウェールズ大学アベリストウィス校のアラステア・フィンラン研究員(戦略研究)は言う。

「スピードが出せるし、機動性も高い。(50口径の機関銃を荷台に設置すれば)破壊力も強い。兵士の防弾チョッキを軽く破壊し、軽装甲車両であれば車体も撃ち抜ける」。軽装備の特殊部隊にとっては極めて危険な武器だと、フィンランは指摘する。


その性能を実証したのが、03年にBBCテレビの番組『トップギア』で放映された耐久実験だ。

この番組では、走行距離30万キロ余りの1988年モデルの中古のハイラックスを購入。それを木に衝突させ、5時間にわたり海中に沈め、高さ3メートルから落下させ、キャンピングカーを上から落とし、プレハブ小屋に突っ込ませ、ビル破壊用の鉄球を打ち付け、火を放った。その上で、ビルの屋上に載せて、そのビルを爆破破壊した。

 その後、瓦礫の中から掘り起こしたハイラックスは、部品交換なしでまた走り出した。修理に要したのは、ハンマーとレンチ、さび止めスプレーだけだった。(中略)


イラクアフガニスタンの両方でハイラックスを使用しているゲリラと戦った経験を持つ元イギリス軍特殊部隊員(現在も対ゲリラ戦の助言を行っていることを理由に匿名を希望)に言わせれば、「(ハイラックスが)愛用される理由は至って単純」だという。「スピードが出せて、故障せず、荷台に重火器を載せられる頑丈な車両の価値は極めて大きい」

 中東の紛争地帯を見てきたエグザムによれば、既にゲリラの間で多く用いられているという事実がハイラックスの地位をさらに確かなものにしている。「みんなが使っているので、交換部品が手に入りやすく、どこの整備士も修理の仕方が分かっている」(以下省略)