『食べて応援』は除染と企業利益の為?


『食べて応援』とは、実は、最もコストのかからない除染の方法でした。

野菜や米、果物に放射能を吸わせ、それを全国に搬送し、全国民に食べさせることを繰り返すと、放射能に汚染された土壌の濃度は確実に下がっていきます。

他方、食べて応援とは、食品業界にとって莫大な利益の源泉でした。
例えば、食べて応援』の旗を揚げ、まことしとやかに善意を装うも、ほうれん草を一把10円で買い叩いて100円で消費者に販売したり、或は、外食産業、コンビニ等の弁当で使用したりしました。

更に現在も今後も何十年もの利益を生み出していくのが、医療、医薬品業界です。体内に取り込んだ放射線は、脳を破壊するのみならず、身体の弱いところから原因不明の病気を発生させますから、医者通いと薬の飲用となるのです。

特に政府は学校給食にいわば半強制的に被災地の野菜を使わせましたから。余命僅かの高齢者と違って、今後50年以上も生きる子供の内部被曝は、願ったり叶ったりのことです。



国民をいかに被曝させたいのかは明らかです。
先日のこと、偶々発覚したらいやいや公表するけど、然も、分かってから約1年後の公表です。それも米だけ。野菜・果物のことは隠蔽したままです。

更に然も、これはがれき。恐怖の震災がれきですね。
東京をはじめとする全国の震災がれきを焼却した市町村民やその風下の住民は覚悟の必要があります。

福島第1:放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電
毎日新聞 20140714日 2238分(最終更新 0714日 2351分)
 
東京電力福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し、20キロ以上離れた福島県南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、東電は14日、同原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレルと試算していたことを明らかにした。
しかし「かなり大づかみな計算」として公表せず、市にも伝えていなかった。(中略)

 4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される放射性セシウムの1万倍以上に上る。(中略)

 同市(南相馬市)のコメから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出された・・・(以下省略)
 



以下の資料は、民間会社が独自に調査したものですから、政府や東電発マスメディア報道より、信憑性があります。
        ★

では一体、米がそうなら野菜はどうなっているの?
野菜は放射能を吸収しないとでも言うのでしょうか。

この件だけでも、約1年間、強烈な放射能入り野菜が流通していたと言うことですね。
無論、他の土地の米や野菜でも、発覚しない限りは流通させている。

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東京都で野菜の売値はどれだけ下がったか?:風評被害の推計
京都大学大学院地球環境学

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震災前の2010年、東京都中央卸売市場には日本国中と世界から150.8万トンの野菜が出荷されましたが、このうちの37.6%が被災5県から出荷されたものでした。
 
最も多いのが、千葉県で13.2%、次が茨城県12.8%、続いて、群馬県福島県、栃木県となります。(ちなみに、その他を含めた順位で言うと、千葉県が1位、茨城県が2位、北海道が3位、群馬県が4位、長野県が5位となり、福島県10位、栃木県は11位です。)

私たちは、3・11で被曝五県(福島・栃木・茨城・千葉・群馬)の農産物の出荷量は大幅に下がったと思っていましたが、京都大学院の調査では実質的には下がっていないんです。

福島県の場合は、、確かに2011年一時的に下がったにしても、それは農耕者が避難したからであって寧ろ当然なのです。

今や震災以前の2010年以上に出荷がなされています。
食べて応援とか風評被害などと唱え出してから野菜の価格は急落。
食べて応援なら、一般の市場価格と同額で買い取るのが応援というもの。



福島県における農業の現状と課題
201351日 日本銀行福島支店 
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日本銀行福島支店の調査では、福島県のももなんかは、震災直後には驚異的な販売数量の伸び。野菜出荷量なんかも増えているのもある。

このももの驚異的な出荷量増は、下記の農業短期大学校の調査でも示されている。

果実の出荷量が特に6月には例年の140%、8月には160%を超えている。

これは、広島の原爆の際も同様な現象が起きていた。
放射線で害虫が死んだのか? 或は、害虫が交尾や孵化不能に陥ったのか?



東日本大震災原子力発電所事故が福島県農業にもたらした被害
- 震災発生年における青果物の出荷・流通段階を中心に -
企画経営部 半杭真一  農業短期大学校
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ご覧の通り、果実は震災前を遥かに上回る出荷量。
野菜は、農耕地から避難した分を加味すると、震災前と出荷量はほぼ同じ。

価格だけが買い叩かれて下落した。
但し、放射能含有の野菜・果物は全国に流通し、消費された。
換言すれば、ほぼ全国民が被曝した可能性があるということ。



「食べて応援」は幻想だ! 「買い叩かれている」福島の農家がブログで「現実」暴露
2011/12/ 6 18:32
(この記事の一部を抜粋)

ところがその「食べて応援」に、ある福島の農家が異論を唱えている。
「これがこの国の現実でしょう。外食産業コスト削減第一だからなぁ」
「原料米を農家から買い叩いておいて、売値は通常。利益ガッポリ。何が『食べて応援しよう』だ」

震災農家から直接買い叩いて仕入れた野菜・米穀類は、産地偽装の帯を貼られ、北は北海道、南は沖縄の諸島まで売られたことを暗示する。
いかに流通業者や食品関係企業が儲かったか!

NTTデータ経営研究所
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このNTTのデータが事実なら、7割の市民が何のためらいもなく放射能入りの食品をお召し上りなさっているということ。

その他に、産地偽装や産地表示のない惣菜、弁当、外食のみならず、魚介類まで産地偽装や無測定で出荷されているから、東電関係者や東電族議員を除く全国民が被曝していると言える。



売上高 震災前超す 13年度69億円 安全性PR実る 
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JAグループ福島直売所 (2014/6/12) 日本農業新聞

JAグループ福島の農産物直売所の2013年度の売上高は69億4500万円と、初めて東日本大震災、東京電力福島第1原子力発電所事故前(10年度)の水準を上回ったことが分かった。

「(放射性物質検査など)安全性確保対策を消費者に伝え、信頼の回復に努めてきた」(JA伊達みらい)など、各店舗の地道な取り組みが実を結んだ。(以下省略)
 

『喉元すぎれば熱さ忘れ』の皆さん、ごきげんよう
街中は脳神経をやられたボケ老人だらけになる・・・

健康保険の値上げは必須ですね。トホホ・・・




平成25年産指定野菜(春野菜、夏秋野菜等)の作付面積、収穫量及び出荷量
 
栃木県の農林業 平成265農林水産省統計部
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栃木県にとっても、放射能などは馬耳東風ですね。



《再度、確認》
除染が必要と言いながら、野菜や米、果物の出荷量は変わらないということってありえるのでしょうか? そんなに短期間に除染できたのでしょうか?

答えは明白ですね。

除染する必要のある土地から野菜などを収穫し、それを販売したということですね。従来通り、農地を耕し、米や野菜を植え、米や野菜に土壌の放射能吸収させて出荷すれば土壌の放射能は減じる。

これを称して除染と言うのです。

尚、ひまわりを植えてそして刈り取る方法もあるのですが、その場合は、刈り取った放射能入りひまわりの保管や処分する方法が無いのです。ですから、ひまわりに代わって収穫した野菜などを全国民に食べさせるのです。

8300ヘクタールで汚染除去が必要  2011/08/30 

福島原発から南方に位置する東京、千葉などでも強い汚染が確認されています。

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2011年3月からまだたった3年とちょっとしか経過していないのです。
遺伝子が破壊され何十年どころか何万年何億年の戦いですよ。

例えば吸い込んだプルトニウム肺に付着するのは4分の1程度。肺に付着したプルトニウムは、徐々に血液の中に入り、リンパ節や肝臓、骨などに集まり、排泄されずに長くとどまる。

                         ☆

京都大学の小出氏の証言

トリチウム三重水素)は一種のβ線核種で、一般のγ線測定器では測れない点、更には、生物学的毒性としても、トリチウムが水や水蒸気の形で人体に入ると99%吸収されます。皮膚からも吸収され、しかも摂取量の2%はDNAに取り込まれます。

 そして「動物実験で特に造血組織を中心に障害(白血病等)が生じることが明らかにされ、人が長期間摂取した重大事故も発生している」という人体の影響は極めて大きいとの報告されるくらいですから、(γ線核種に比して)死角的側面を加味すると、セシウムよりもはるかに怖い核種だと個人的には感じています。

特に海水浴に関し、再三、必死で警告したわけですよ。また、東日本の広域の水道水にも、一定割合、混入している可能性が極めて濃厚です。






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特に2011年3月からのまる一年間は、強烈な放射能を皆さん、体内に取り込んだ!
そして今も、除染のために全国民は放射能入り米・野菜を食べさせられている。

放射能との戦いはまだまだ序の口。





(参考)
農水省「食べて応援しよう!」協賛企業名

【あ行
アイオー(関東のスーパーに中に入ってる食肉店)
相生産業(レトルト商品)
イオン
いせ食品(卵食品)
今井屋(飲食店)
イワイ(おむすび権米衛
イワタニダイレクト(東北の食品取扱い)
インジェンス「八百恋」(ドンキ系列)
H・I・S(旅行会社で土産物)
エコスグループ(東北・関東が主のスーパー)
エチカ池袋(百貨店)
エルトリート(関東・関西が主のメキシコ料理店)
大阪王将(普通の王将とは違う中華料理店)
大戸屋(全国チェーンの鍋の飲食店)
尾家産業(惣菜の商品名:サンホーム
・燦宝夢・おいしい海・サンプラザ)

【か行
雅秀殿(栃木の飲食店)
ガスト
カスミ(関東の食品取扱い会社)
春日井さぼてん(ラボ&ショップ こだわり商店) 
牛庵
キューピー
キングフィールズゴルフクラブ
京急百貨店
ケンタッキー
コヴァ・ジャパン(カフェ&スウィーツ)
ココス
コープ(生協)
コープ神戸

【さ行
坂本せん餅(東京のせん餅屋)
さくら水産(居酒屋)
SAKE bistro W
サステナブル・プランニング
(プラスイーコトドットコムという食料品のネット通販)
サブウェイ(サンドイッチの飲食店)
JA系列
JACKPOT(東京の飲食店系列)
JTBグループ
食文化(食料品のネット通販)
ジョナサン(ファミレス)
スーパーダイイチ(北海道のスーパー)
ステーキレストラン千一夜
精華堂あられ総本舗
全国かまぼこ連合会

【た行
大地を守る会
たいらや(栃木のスーパー)
たからやフレサ
つねもと商店(関西の米屋)
天神屋
てんや
東急ストア
東京都青果物商業協同組合
道後温泉の道後にきたつの路(物産展)
トミーファーム(群馬の農家さん)

【な行
農家の店しんしん

【は行
はま寿司
ピーコックストア(ネット通販)
P4(べトナム料理系列)
ファーマーズネットワーク
(関東の農産物グループ)
プライム・リンク(ネットの食品通販)
ふるさとファーム(野菜取扱い)
ベルク(関東のスーパー)
ヘリオス酒造(沖縄)
ベンガベンガ(関東のスーパー)
ホテルグランパシフィック

【ま行
マクドナルド
マルシェ系列
マルト神戸屋(パンメーカー)
ミツハシライス(関東を主にした米製品)
緑提灯応援隊
(国産食品を50%以上使う飲食店)
明治
白木屋・魚民・笑笑など)

【や行
やよい軒(東北の飲食店)
ヨンナナダイニング
(レストラン業、移動販売業)

【ら行

【わ行
ワイルドチーズベイクドケーキ