或るガン死


またまた関西の知人のご夫人がガンで亡くなりました。
齢い50歳代前半。
若いですね。

彼女と初めて会ったのが12年前。
最後に会ったのが7年前。

知人(亭主)のご自慢な奥さん。
関西のTVタレントと双子姉妹のようによく似ている。

彼女の体型を見て私は亭主に聞いた。
「奥さん、油物が好きじゃないのかい?」
「鳥の唐揚げと牛肉が大好物」

「それだけ? スナック類は?」
「ポテトチップが大好きでそれにスナック類を毎日ポリポリふた袋は食べているよ」

「直ぐに止めさせなきゃ、病気になるよ」
「そんな馬鹿な。有名な食品メーカーがそんなものを作るはずはない」

スナック類と牛肉偏重の食生活を止めるように二度は言ったはず。
馬耳東風でしたね。

そして3年前の2011年の3・11。
その年の夏頃、亭主から電話がかかってきたときに、ついでに言ったの。

「今、放射能の濃い野菜や牛肉が福島から関西に流れてきているから、食べないようにしているかい? それにスナック類も。」
「アッハハ、水無瀬さんは結構神経質なのですね。うちは何も気にせず食べて何ともないですよ。」

「馬鹿なことを言いなさんな。関東では突然死が多発。恐ろしいのは今は何でもなくての数年後からガン多発。白血病の場合は早い人で2年後から危ない。」
「水無瀬さんがそこまで言うなら家内に言っておきます」

昨年の春、一年ぶりに亭主から電話がかかってきた。

「家内がガンで抗がん剤投与と手術をするように医者に奨められている」
抗がん剤と手術は止めなさい。抗がん剤では確実に死にますよ。」

「医者は、手術の成功率はほぼ100%と言っていますよ」
「ネットで調べてみたのかい?」

「調べたらほぼそのような成功率でしたよ」
抗がん剤投薬と手術の前に、先ずは食事療法と温泉療法により免疫力でガンを治すようにしたらどうかね。」

「誰が家内を温泉に連れて行って面倒みるのかい?」
「奥さん元気なんだろう? 湯治で自炊したらいいじゃないか」

「でも医者に抗がん剤投与と手術をもうお願いしたから・・・」
「・・・・・、もうお願いしたって? 奥さんを殺す気か? ・・・・・ 」

それから半年後の昨年秋、携帯の留守録に「話したいことがある」との伝言。

手術が成功して元の健康を取り戻したのか?
それとも、手術がうまくいったとしても健康を回復しないのか?
或は、手術が失敗し、うろたえているのか?
或は、亡くなったのか?

彼の声色から想定すると、いい話ではない。

恐らく彼女のかっての食べ物で免疫力は落ちており、その上放射線で遺伝子が破壊され、更に抗がん剤投与で彼女は回復不能なほど衰弱しているに違いない

この段階になって私に声をかけてきたとして、果たして亭主はこの期に及んで医者の意に反して抗がん剤投与を断れるだろうか? 

医者を信じている彼やその家族を説得し、他の療法を選択させた場合、結果、彼女が死亡したら私は亭主のみならず、その子供たちや親類縁者・友人から呪われる。

私はその伝言を無視した。

それから半年後の今春のこと。
彼女の縁者から電話があった。

それは涙声であった。

昨年の初夏、抗がん剤投与してからの手術は失敗し、以後病床。
彼女の意識がなくなってから二十日は経過している。
医者からは今日明日にも亡くなるというもの。

それから三日後、亭主から電話があった。
体調が何となく思わしくないと病院で検査してから僅か1年後のこと。
日本の女性の平均寿命に対して三十数年残して・・・・・・




(参考)私のブログ記事抜粋

抗がん剤を飲まない方が治る 2013/3/1(金)

急遽、ガン対策について 2013/2/25(月) 
抗がん剤は造血機能を徹底的に破壊する。
①赤血球を激減さす。 悪性貧血 これで死ぬこともある。
②血小板を激減さす。 内蔵出血 多臓器不全で死ぬケースが多い。
③白血球が激減す。 ナチュラルキラー細胞も含む白血球が0近くなる。