あの世でも日本の国歌『君が代』斉唱を


今日、3月11日は東日本大震災から満三年。恐らく、亡くなられた皆様には、数日前から一時的にこの世に舞い戻ってきているでしょう。

私は亡くなられた皆様には哀悼の意しか表せませんが、皆様には日本の国歌『君が代』をあの世でも斉唱していただきたく、改めて記事にしたためました。

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その前に、過去の私のブログ記事を垣間見ていただきたいものです。

(私のブログ記事)
古代イスラエル人と日本人 2013/4/21(日)

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さて、本題。

日本の国歌『君が代』の歌詞の出典は10世紀に編纂された古今和歌集』(古今和歌集巻七賀歌巻頭歌、題しらず、読人しらず、国歌大観番号343番)でお祝いの歌。

『我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで』

今回は『君が代』の歌詞の解釈の諸説の中から二つを紹介します。

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解釈1)

国歌 「君が代」のヘブライ語訳.wmv



君が代は ⇒ クムガヨワ(立ち上がれ!)お気に入り詳細を見る

千代に 八千代に ⇒ テヨニ ヤ・チヨニ(神の選民 シオンの民!)

細石の ⇒ サッ・サリード(喜べ・人類を救う、残りの民として)

巌となりて ⇒ イワ・オト・ナリァタ(神の予言が成就する!)

苔の生すまで ⇒ コ(ル)カノ・ムーシュマッテ(全地あまねく 宣べ伝えよ!)

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解釈2)

君が代の本当の意味 国家、君が代は恋の歌だった
The national anthem of Japan, Kimigayo(君が代) is a love song.

お祝いの歌の代表作として紹介されたのが「君が代」です。
「君」は君主をあらわすと­いう人がいますが、それは間違いです。

漢字の「君」は、「口」ヘンと「尹(イン)」を­組み合わせた文字ですが、「尹(イン)は、「手」に「|」(つえ)を持っている姿です­。これは「聖職者」をあらわします。

「口」は、その聖職者が口を開けて、何かを説いて­いる姿です。
つまり「君」という字は、会意形成文字で、高貴な人をあらわす文字です。
 読みは「クン」です。

「君主(クンシュ)」となると「高貴な人=君(きみ)の主人」なので、それだけ偉い人­です。つまり「君」という字は、高貴な人であり、だからこそ、源氏物語朝顔の君や、­藤袴の君など、美しい女性たちに「君」の尊称をつけています

「君」が天皇をあらわす­というのなら、源氏物語の女性たちは全員、天皇ということになってしまう実は、古代­日本語で「き」は男性、「み」は女性をあらわす言葉なのです
日本神話に登場する最初の男女神はイザナ「キ」ノミコトの『キ』イザナ「ミ」ノミコトの『ミ』であり、「おきな=翁­」「おみな=嫗」という言葉もあります。

イザナキ、イザナミ以前の神々は性別がなく、­日本の神々で最初に性別を持った神として登場するのが、イザナキ、イザナミです。

その­最初の男女神は、イザナキ、つまり「いざなう男」、イザナミ「いざなう女」として登場­します。「いざなう」は、漢字で書けば「誘う(いざなう、さそう)」です。

つまりイザナキ、イザナミの物語は、誘(さそ)いあう男女の物語でもあるわけです。

二人は天つ御柱で出会い、

キ 「我、成り成りて、成り余るところあり」
ミ 「我、成り成りて、成り足らざるところあり」

と声をかけあい、互いの余っているところと、足りないところを合体させて、子を産みま­す。

ここで大切なことが、男女が互いに「成り成りて」というところです。
「成り」というの­は、完全に、完璧に、という意味です。

知性も肉体も、まさに完璧に成長し、成熟したの­です。

ところが、完璧に成長したら、互いに「余っているところ」と「足りないところ」­があった。これは矛盾です。

そこで二人は互いの余っているところと、足りないところを合体させて「子」が生まれた­のです。

(注)換言すれば神々でさえ、完全に完璧に成長してから男女のまぐあいを持った。
ましてや、神々の子孫である我々人間は、男女とも当然に完全に成長してから、交合するものだということを教えている。

「きみ」とは、「完全に完璧に成長した男女の喜びの意味であり、尊敬し敬愛する人の­喜びであり、「きみが代」は、その「愛し尊敬する人の時代」という意味となります。

そ­の「愛し尊敬する人の代」が、「千代に八千代に」と続くのです。歌はさらに「さざれ石­の巌となりて」と続きます。

イメージ 1
さざれ石は、小さな小石が結束して大きな岩石となっている­という点です。

海底に堆積した小石は何千年何万年という年月を経て大陸プレート移動により物凄い圧力で石と石とがくっつき、それが地殻変動で隆起し山脈になります。

その山々で見つかるのがさざれ石です。

ひとつひとつは小さな小石でも、大きな力でみんなで団結したら、それは­大きな「巌」となる。

つまりさざれ石は、「きみ=男女」の結束、そして生まれて来る子­供達や新たに親戚となる者たちなど、そのすべての人々が、大きな力のもとで固く固く団­結しあい、協力しあうことの象徴でもあります。そして最後に「君が代」は、「苔のむす­まで」と締めています。

苔は、冷えきったり乾燥しているところには生えません。濡れていて、水はけの良いとこ­ろに生育します。カビとは違うのです。

つまり、濡れたものと、固いものがしっかりと結­びついたところに苔は生えます。
すなわち「苔」は、「きみ=男女」が、互いにしっかり­と結びつき、一緒になって汗を流し、涙を流し、互いにしっかりと協力しあい、長い年月­をかけて生育する。それは、男女のいつくしみと協力を意味します。

            いかがでしたか? 日本の国歌の二つの解釈。


お時間がありましたら、下記も。

(参考)

かごめ かごめ をヘブライ語で解釈する



かごめかごめ ⇒ カゴ・メー カゴ・メー(誰が守る? 誰が守る?)お気に入り詳細を見る

籠の中の鳥は ⇒ カグ・ノェ・ナカノ・トリー(硬く安置された物を取り出せ)

いついつでやる ⇒ イツィ・イツィ・ディ・ユゥー(契約の箱に納められた)

夜明けの晩に ⇒ ヤー・アカ・バユティー(神譜を取り、代わるお守りを作った)

鶴と亀がすべった ⇒ ツル・カメ・スーベシダ(未開の地に水を沢山引いて)

後ろの正面だあれ? ⇒ ウシラツ・ショーメン・ダラー(水を貯め、その地を統治せよ!)

                  ◆

さくら さくら を へブライ語で解釈する
幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもの(作者不明)。

さくら さくら ⇒ SKR SKR(隠れた 隠れた)お気に入り詳細を見る

やよいの空は ⇒ YYH YN SRH(唯一の神が迫害され、耐えて)

見わたす限り ⇒ MWT KGR(犠牲として死に、)

かすみか雲か ⇒ KSM KMK(くじ引きにされ、取り上げられた)

匂いぞ出ずる ⇒ NOH YZR(素晴らしい神の計画)

いざや いざや ⇒ YZY YZY(神の救い 神の救い)

見にゆかん ⇒ MN YK(捧げ物を決めた)