信州の大自然に眠るブログ友


昨秋、あるブログ友が亡くなりました。
ガンですね。

彼は定年退職後、住み慣れた街を離れ、一人で山の麓で畑を耕しながら、俗世間とは離れた世界で生活しました。

彼はそこで大自然の中、充実した余生でした。

その全てを伝えることはできませんが、ほんのそのさわりだけでも伝えることが出来たらと思い、彼のブログの画像の主に小鳥を切り取り掲載しました。

彼は、ブログに生きた証を残し、彼亡き今、それを多くの人が見て彼の充実した生き方を画像を通して感じていただくことを目指したのかもしれません。

そういう意味では、ブログは遺書でもありますね。

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彼のブログ名とURL
野辺山の仙人 「時計のない国」からの便り
のんびり、あせらず、時の移ろいに身を任せ

(注)彼とはブログ友ゆうこさんもお友達です。

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彼の住んだ場所。

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場所は、赤岳の標高1600m前後の麓。
北に浅間山、南に富士山や南アルプスが垣間見える高原。

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具体的には赤岳の麓、長野県南佐久郡南牧村海ノ口の『八ヶ岳高原ロッジ』から、より赤岳に近い美鈴池周辺ですね。

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(注)上記画像右下の(+)をクリックしたら、画像は拡大します。
赤い○で囲んだのが美鈴池です。

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さて、以下、その抜粋画像。
尚、画像は、2009年4月からの分をほぼ時系列に掲載しました。

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彼は600坪の畑を耕していました。

そこから望む八ヶ岳三山(赤岳・横岳・硫黄岳)は春夏秋冬、朝夕、素晴らしい光景をかもし出してくれますから、毎朝の起床が楽しみでもありましたね。


画像は、八重桜から望む。






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      草刈の勇姿



それと、毎日の楽しみは、餌台とウッドデッキに置いてある餌に集まる動物と小鳥達を見守ること。これでより一層、充実した毎日になりましたね。

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左が夏のテン。右が冬のテン。同じテンだとは思えませんね。



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野菜は収穫期になると、軽トラに積んで息子たちや知人へ送ります。

秋には、野生の梨の実が落ちて、拾っただけでカゴいっぱいに。

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自然に生えているキノコもいっぱい獲れます。


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餌台に登場する小鳥たちを紹介します。
上の画像の左がカケス 、右がコジュウガラ。

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ウソとシジュウガラ。


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左から赤岳、横岳、硫黄岳。


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キツツキとツグミ

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アトリの群れがきた。


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タヌキとカケス。


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シジュウガラとリス。


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夕方、南方、垣間見える富士山。


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八ヶ岳三山。


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北に望むはズームアップした浅間山


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シメとヒガラ。


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大禅の滝の氷瀑


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樹氷の向こうに霞むのは浅間山

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餌台にはアトリとカワラヒワ。 右はコジュガラ。

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イカルの群れ。


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大雪の日のシメとアトリ。


いかがでしたか?
彼のアングルを通しての日々の心の変化や精神の高揚が分かるような気がしませんか?


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この記事の後半は、下記のURLです。
『たそがれをどう生きるか』  2013.01.30