車の前に鶏を放り投げる橋下市長

 
大阪市には『公益通報制度』があり、それに桜宮高校の体罰問題は幾度となく提起されていたのですが、それを無視してきたのが橋下市長であり、彼の指揮下の6人の弁護士たち。
 
市民からの通報が他府県の数十倍である561件あったから対応が困難だったという弁解をしていますが、それは話が違います。
 
広報制度に提起されている問題を集計し、分類し、それに基づいて受けを狙う橋下市長が重要性や優先順位をつけたのは当然のこと。
 
橋下市長も担当弁護士達も桜宮高校体罰問題を無視したのは当然ですね。
何しろ、橋下氏は大阪府知事時代から体罰を糾弾する父兄を抵抗勢力モンスターペアレントとして父兄を嘲笑してきたのですから。
 
(参考)
現代版エセ遠山の金さんに騙される大阪人
国賊だらけの日本
 
(参考)
      大阪市公益通報制度(一部抜粋)
公益通報制度とは
 本市職員等の職務の執行に関する事実であって違法又は不適正なものについて、広く通報を受け付け、事実調査を行い、是正を図るとともに、通報者の保護を図る制度です。
1 通報できる者
 本市職員や市民をはじめ、だれでも通報ができます。(匿名でも可)
4 結果の通知
 いただいた通報の審議結果については、面会のほか、ファクシミリ、郵送、電子申請入力フォーム、電子メールなどの書面により通報され、その際、氏名、住所及び「結果通知を希望する」旨をお示しいただいた場合に通知を行います。
5 通報受付後の対応
 通報いただいた案件は全て、外部委員から構成される「大阪市公正職務審査委員会」において調査の要否を判断します。また、調査案件については、調査結果に応じて、改善策、再発防止策等もこの委員会で審議し、是正してまいります。なお、調査を実施するしないにかかわらず、通報者の保護を図っています。
 
尚、大阪市にはこの通報制度の他に下記投書制度もある。
区政・市政へのご意見等(市民の声)
 
(参考)
大阪市公益通報殺到でパンク 埋もれた「体罰情報」
                 2013.1.13 21:04 msn産経
大阪市立桜宮(さくらのみや)高校でバスケットボール部主将だった2年生の男子生徒=当時(17)=の自殺にからみ、「公益通報制度」の窓口に事前に寄せられた同部の体罰情報が生かされなかった問題で、同市の公益通報の受理件数が他の政令指定都市に比べて突出して多いことが13日、消費者庁への取材で分かった。(以下省略)
 
それにしても、
橋下のやり方は因縁(いんねん)をつけて金を脅しとるチンピラ手法ですね。
 
例えば、
徐行して路地走行中の善良な市民の車の前に鶏を放り投げ車にひき殺させる。
ここで弁護士橋下氏が華々しく登場し大声でわめく。
 
「鶏は、一日に一個の卵を産む。
年間で365個。
十年間では、1個×365日×10年間→3,650個
この卵代金と、鶏を亡くした飼い主の慰謝料を合わせて10万円を請求する」
 
善良な市民はびっくりする。
「そんな無茶な!」と。
 
善良な市民 「二万円しか持ち合わせがないですが」
橋下氏 「二万円しかない? しゃーないな、それで手を打とう」
 
(参考)私の履歴書・199 会社の女子事務員の情報は凄いですね
 
どうでしょうか?
彼のやり方の大半は当にこのようなチンピラの恐喝手法ですね。
 
チンピラとの違いは、この恐喝をテレビで更に叫ぶ。
 
「皆さん、路地では充分注意して走行するのは当然でしょう。
それが鶏であろうがはね殺すなんてとんでもないこと。
この車でひき殺されたのが皆さんのお子さんだったらどうでしょうか。
卵を産む鶏を殺された逸失利益(うべかりし利益)を請求するのは当然です」
 
善良なる視聴者は、「悪いのは鶏をはねた運転手」と洗脳され、「橋下は正義の味方。10万円ふんだくって当然」 として心の拍手を送る。
 
橋下氏は、テレビでまたまた目立った!露出した!と大満足。
無論、飼い主が車の前に鶏を放り投げたことなど知っていても知らん顔。
 
彼の言動とその顛末は、この例に当てはまるのですね。

尚、以下のゆーチューブは核心を得ていますので掲載しました。