花粉のみならず中国の黄砂が危険

 
放射能に花粉。それにこの春は中国からの黄砂攻撃。
今春の黄砂は、例年のレベルを超えてリスクが半端じゃない。
 
数日前、生駒山は全く見えなかった。
この映像は2010年3月のもの。
 
 
 
対策はお済みですか?
 
洗濯物は室内で干すか、外で干す場合はカバーをかけ、乾いたら叩くこと。
室内では、シンクに水を張り、扇風機(10W未満ミニファン)で風をあてること。
 
以下の記事は、この1月の黄砂に関してのもの。
花粉より遥かに細かい黄砂なので無防備だと肺などの呼吸器官系をやられる。
 
喜ぶのは医者・病院と製薬メーカー、それと世界人口減を図るWHO。
 
 
 
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超有害な黄砂が日本に降り注ぐ  東スポ
 
沖縄県尖閣諸島問題に端を発したと思われる中国の「戦争準備命令」には度肝を抜かれたが、より間近に迫っているのが“有毒ガス”問題だ。北京や上海など中国各都市で大量に発生し、死者が出ている亜硫酸ガスの有害成分が、偏西風に乗り黄砂に紛れ日本に降り注ぐのは、もはや避けられない状況となった。
 
一刻も早く手を打たないと、取り返しのつかないことになる。 中国各地で有毒物質を含んだ濃霧が発生し、大気汚染が深刻化して・・・・(中略)
 
中国問題に詳しいジャーナリストの南郷大氏は「中国の大気汚染は、実際に死者が出ている。もはや人間が血を吐いて絶命するほど危険なレベルなんです」とショッキングな指摘をする。中略)
 
近年、韓国の牧場では放牧されている牛たちが黄砂を吸い込んで肺をやられ、もがき苦しんだ揚げ句に血を吐いて死ぬ被害が急増している
 
              
 
中国の病院では呼吸器系の不調を訴える患者が急増。
 
子どもたちが集団で点滴を受ける様子が見られました。
大気中の汚染粒子の濃度を予測した九州大学・竹村准教授のシミュレーション。
中国の広い範囲が濃い汚染粒子に覆われています。
これは「対岸の火事」ではありません。 

17日の予測によりますと、汚染粒子は西日本をすっぽりと覆っていました。
「今年初めて大きなものが来る可能性。今晩から明日の昼ごろまで」(九州大学 竹村俊彦准教授)

日本にも及ぶおそれの高い中国の汚染粒子。中でも、工場や車の排気ガスなどから出る「PM2.5」と呼ばれる極めて小さな粒子が問題視されています。一時、北京ではWHO(世界保健機関)指針値の36倍もの量が観測されました。

どれほど小さいのでしょうか。頭髪やスギ花粉よりもはるかに小さいのです。体内に入ると、気管支炎や喘息を引き起こします。
ところが・・・「風邪用の市販マスクをしても吸入を防ぐことはできない」(九州大学 竹村俊彦准教授)

山頂にある樹氷を観察することで日本国内への影響が調査されています。真っ白い樹氷も溶かしてろ過すると・・・真っ黒です。
「アイスモンスター」と呼ばれる巨大な樹氷で知られる山形県蔵王蔵王樹氷も溶かすと、黒い汚れが見つかっています

これらは中国から国境を越え飛んできた大気汚染物質だといいます。
春先には中国から黄砂が飛来します。この黄砂にも中国からの汚染粒子が含まれています。日中に国境はありますが、汚染物質を阻む壁は存在しません。(抜粋)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5233508.html
 
               
 
韓国を覆ったスモッグ、重金属は黄砂の最大26倍
 12日から4日連続でソウル市、大邱市、全州市をはじめ韓国各地で発生しているスモッグに、毎年春に飛来する黄砂よりも多い量の重金属が含まれていることが分かった。スモッグ(smog)とは、煙(smoke)と霧(fog)を合成した言葉だ。
 
 韓国環境部(省に相当)と国立環境科学院は12日から15日にかけ、ソウル市恩平区仏光洞の測定所でスモッグを分析した結果、昨年の黄砂飛来時に比べ、ヒ素(As)が5−11倍、セレン(Se)が8−26倍に達していたと発表した。
 
今回のスモッグは、昨年1月に発生したスモッグの平均値と比較しても、黄酸化物と窒素酸化物が3−4倍、ヒ素や鉛は2−3倍高かった。
 
 鼻を通過して肺まで達し、さまざまな呼吸器疾患を誘発する直径2.5マイクロメートル以下の超微粒子(PM2.5)の濃度も、12−15日にはソウル市内の測定所で最高171マイクログラム(1立方メートル基準、以下同じ)、大田市内で225マイクログラム、ペンニョン島で183マイクログラムを記録した。
 
これらの数値は、12日夜に最悪のスモッグに覆われた中国・北京(993マイクログラム)の4分の1から6分の1レベルだが、韓国国内で検討されている大気中の超微粒子の環境基準(50マイクログラム)の3−4倍に達している。
金成謨(キム・ソンモ)記者 朝鮮日報
               
スモッグ中の汚染物質、最大60%が中国から」
環境科学院「12日発生のスモッグも中国から来たと推定」
 スモッグが発生するとき、急激に増加する超微細粉じん(PM−2.5)の最大60%は中国からの風に乗って渡ってきたという分析結果が発表された。
 
 環境部(省に相当)と国立環境科学院は「12日から全国各地で発生している重金属スモッグは、いわゆる『北京スモッグ』が発生した中国上空を通り韓国に渡ってきたものと推定される。
 
大気汚染濃度が深刻な中国大陸を経由したため、スモッグ中の重金属濃度が高まったものと考えられる」と16日説明した。中国から来た硫黄酸化物が、韓国の大気中における硫黄酸化物の29.7%を占めることも分かった。
 
 環境科学院とソウル大学ユン・スンチャン教授のチームが2009年に発表した「越境性大気エアロゾル粒子のモニタリングおよび影響分析研究」によると、韓国国内の超微細粉じん(PM−2.5)の32−60%は中国から渡ってきたものと分析されたという。
 
超微細粉じんのうちイオン成分の最大60%、有機・無機炭素成分の54−55%が中国から来ていることも分かった。こうした調査結果はコンピューターシミュレーション数値モデルに基づくものだ。環境科学院では「今も状況はあまり変わっていないが、韓国で発生する大気汚染物質の割合は減り、中国で発生する汚染物質の割合は高くなっているとみられる」と話している。
 
 また、毎年春に黄砂が発生すると、韓国の大気中の鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、ヒ素(As)といった重金属濃度も急増することが分かった。環境科学院のチャン・イムソク研究官は「黄砂は中国東部の工業地帯を経る際、重金属物質を巻き上げて韓国に達する。
 
黄砂のときは通常時に比べ、韓国の大気中の鉛は30%、カドミウムは50%、ヒ素は40%まで増える」と話している。
金成謨(キム・ソンモ)記者
                  
 
中国の汚染物質がカリフォルニアに到達!
米西海岸の大気汚染主因に―米メディア
配信日時:2013年1月21日 19時0分
 
2013年1月21日、中国で北京市を中心に連日にわたって深刻な大気汚染が確認された問題で、これが遠く米国にまで波及すると米メディアが伝えている。環球時報の報道。

今月中旬、北京を中心とした中国北部では記録的な空気汚染が数日にわたって続き、呼吸器系の医院に外来患者が殺到したり、濃霧のために交通事故が多発するなどの混乱が見られた。

この原因となっているのが“PM2.5”。大気中に浮遊する粒子状物質のうち、
粒径2.5マイクロメートル以下のものを超微粒子 (PM2.5)と呼んでいる。

大気中の有害な重金属や酸性酸化物、有機汚染物質など化学物質や細菌、
ウィルスを吸着し、これを吸い込むと呼吸器系をはじめとしたさまざまな疾患の原因にもなる。

この窮状は何も、中国国内の問題とは限らない。実は中国と太平洋をはさんだ米国のカリフォルニア州で、中国からの大気汚染物質が到達していることが確認されている。

汚染物質は大気の流れに乗って、気候条件によっては数日で米国西海岸に達する。
最近になって、当地での大気汚染における主因がこれであることが問題視され始めた。

米国の複数メディアの情報をまとめると、中国から米国に渡来する有害物質は水銀、オゾン、硫黄酸化物、すす、砂塵など。これによって、海産物の汚染や呼吸器系疾患の増加、酸性雨問題などがもたらされた。

環境保護庁はこの現状について把握しているが、多くの国民には知られていない事実だ。 
 
               
 
中国の大気汚染、深刻なのは当然!?ガソリン、軽油の汚染物質含有量、欧州の15倍も―中国

この2週間というもの、中国各地で深刻な大気汚染が観測された。大気汚染問題が再び注目を集めるなか、注目されたのは中国の原油製品だ。
排気ガスぜんそくや気管支炎などの原因になるPM2.5(微小粒子状物質)の発生源。北京市では汚染物質の20%が排気ガスだという。 

たんに車が多いことだけが問題ではない。原油に含まれる硫黄分の多さが問題だ。欧州諸国はガソリンや軽油に含まれる硫黄分を10ppm(ppm=100万分の1を示す数値)以下にする新基準を導入しようとしている。

中国では地域ごとに基準が違い、北京市では京5基準。上海、珠江デルタ江蘇省などでは国4基準、それ以外では国3基準が適用されている。しかし地方ではいまだに国2基準のガソリンを生産している精製所も多い。

国3基準では硫黄分は150ppmを超えてはならないと定められている。つまり中国の大部分の地域では、欧州よりも15倍も硫黄分を含む原油製品が販売されているわけだ。
 
硫黄分を除去するためにはコストが必要だが、問題は誰がそのコストを負担するか。原油製品の価格は国家が定めているために精製所は赤字になっているケースも多い。

もっとも中国政府は基準の厳格化を進めており、今年中にガソリン、軽油ともに新基準を導入することが決まっている。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68729&type=
 
 
 
 
その他)
大気汚染が深刻な北京市、有名小児科病院の患者3割が呼吸器系―中国
配信日時:2013年1月15日 10時15分
 
<中華ボイス>北京大気汚染、各国メディアが酷評=「2000万人が息苦しい首都」「空港の喫煙区」配信日時:2013年1月18日 11時42分
 
再び濃霧と深刻な大気汚染を観測、基準値をはるかに上回るPM2.5を検出―北京市
配信日時:2013年1月20日 13時28分
 
北京市、深刻な大気汚染時に自動車の運転停止命令も―中国
配信日時:2013年1月21日 19時44分