命名は『ぽぽ』としました

 
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12月17日は我が家にぽぽが来てから満一年ですね。
 
注)左の画像は一年前の当日にパチリ。
口の周りの黄色は、餌のあわ玉の色。
 
(前回記事)白文鳥ポポを貰いに
 
 
さて、その昨年(2011年)12月17日の我が家でのぽぽの初日のこと。
 
ピンクの箱からぽぽを取り出し、妻はアワ玉をぽぽに与えました。
何しろ、インコ・チィの産んだ卵の孵化体験がありますから自信満々。
 
処が、ぽぽは食べようとしない。
そこで私が親指と人差し指でぽぽの口の両側を抑えて、無理やり口を開かせ、その間に妻がスプーンであわ玉を口の中にいれました。
 
これを3時間程の間隔で繰り返した深夜、突然ぽぽは飛んだのです。
びっくりしましたね。
 
未だ飛ばないと聞いていましたし、それに事前に飛ぶ為に羽ばたきの練習をするものですが、それが全くなく、然も、上手に飛ぶのですから。
 
だから餌をやるときは、いちいち何処かに停まっているぽぽを捕まえて餌をやりました。
 
然し、翌日も口元に餌を差し出しても一向に食べようとはしません。
口元をスプーンでこんこんと微かに打つと口を開けるはずなのですが。
 
以後口元を開けようとしても口を開かなくなり、餌を食べさすのは一苦労でした。
 
私 「食べたいと寄ってくるまで放置しておきなさい」
妻 「でも可哀想だから」
私 「いいからほっときなさい」
 
それから3時間ほど経過。
更に三時間ほど経過。
ぽぽは近寄ってくる雰囲気は皆無。
 
妻 「もう捕まえて。餌をあげるから。お腹を空かしているはず」
私 「ぽぽが餌を食べたいと寄ってくるまで耐えなさい」
妻 「でも・・・・・・」
私 「子育てと同じだよ。なんでもやってあげたらどうなる?
   動物の訓練と同様、何かができたら餌の褒美だからね」
 
 
それからここ一時間後ですね。
ぽぽが飛んできて妻の手に停まったのは。
 
餌を食べるようになってほっとしましたね。
でも相変わらず自らスプーンで食べようとしない。
 
ひょっとして?と思い、ホームセンターに行き、注射器形式の挿し餌(さしえ)器具を買ってそれを口元に持っていくと、バカでかい口を更に大きく開けるではありませんか。
 
 
参考)挿し餌器具で食べる文鳥の例
 
 
 
やはりそうでした。インコの場合は、孵化してからスプーンで与えていましたから、それでぽぽもいけると思ったのでした。
 
でも、ぽぽは孵化してから挿し餌器具で餌を貰っていましたから、スプーンでは食べないのは当たり前でしたね。
 
       ☆       ☆       ☆
 
《あれこれ迷った命名:『ぽぽ』の理由》
 
我が家に連れてきた12月17日、ピンクの小箱を開けてみると、そこには背の灰色の小鳥が・・・・・・
 
イメージ 2妻の一言 「わァ、鳩だ!」
 
大笑いしましたね。
背中の一部が灰色ですから、そう見えても不思議ではありません。
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私は中学生時代、鳩を飼って孵化させていましたから、成る程、雰囲気は似ていると思いましたね。
 
さて名前はどうするか?
 
妻 「ピピがいい」
私 「それじゃ、あの世のピピが焼き餅を焼くよ」
妻 「じゃぁ、鳩だから、はとぽっぽのぽっぽではどう?」
私 「賛成しかねるよ。鳩のイメージじゃ、例の首相を思い出すから」
 
それから思いつく名前を言ってみてはあーだこーだの繰り返し。
ようやく決まったのが二日後。
 
それが『ぽぽ』
 
『鳩ポッポ』のイメージがあるとしても、『たんぽぽ』のイメージの方が強いから、『ぽぽ』にしたわけでした。
 
但し、通常呼ぶときは『ぽぽ』ですが、『ぽぽち』とも呼んでいます。
注)『ぽち』と呼んだらワンコと間違う。
 
尚、見当たらない時に『ぽぽ』と呼ぶと、ピッと返答するのはピピと同じ。
返答は一度だけも同じ。どうして二度目は返答しないのでしょうね。
 
 
       ☆       ☆       ☆
 
《飛んで鍋に入るぽぽ》
 
イメージ 3晦日も近い夕食でのこと。
いつもの通り我が家では鍋。
 
上空ではぽぽが飛び交っていました。
毎日毎日、自由に飛ぶのが楽しいのでしょうね。
 
絶好調のぽぽは、その時、食卓の中央にある鍋の上30cmの高さを飛んで横切ろうとしたのです。
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処が、沸騰している鍋から湧き上がる蒸気に突入し、垂直に鍋に落下。
 
それは当に、鵜殿での葦(よし)焼きで巣を守ろうとし、火の中に突っ込むが、熱さと煙で落下する小鳥たちでしたね。
 
(その場面を書いた私のブログ記事)『鵜殿の葦焼きでの小鳥達』
 
 
私 「直ぐに上げて水で冷やして!」
シンク側の妻は、急いでぽぽを引き上げ、ボールの水に浸しました。
 
処が、直ぐに引き上げたのです。
私 「何をしているのか! ずっと冷やし続けなさい!」
 
またまたちょっと水に浸すただけで引き揚げます。
私 「脚だけではなく、胸も完全に熱が消えるまで水に浸さなきゃ!」
 
蒸気の中に突っ込んで気が動転し落下したのはぽぽでしたが、それと同じくらい突然の出来事でウロがきたのは妻でした。
 
「やけどをした両脚と付け根の筋肉はどうなったのか!」
「脚が悪かったピピのように、この子も脚が悪くなり歩けないかも」
 
それからのぽぽは、何か硬い物に停る場合は、片足交互で、両足を同時にして停ることはありませんでした。
 
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やはり、鍋の熱湯で火傷をした後遺症で脚が痛いのでしょう。
 
間もなく、ぽぽの両足の爪はべっ甲のように茶黒く変色しました。
 
でも、ぽぽの毎日の行動はいつも通りでしたので、ほっとしました。
 
 
 
尚、それから半年後には、すっかりこの鼈甲色は消えて、白い半透明なきれいな爪となりました。
 
 
 
(参考)
下記URLは、ブログ友で、私と同じく白文鳥を飼っているブログ
『はじめまして 白文鳥ぴい』