米国のシナリオ通り動いた尖閣諸島での日本と中国

 
尖閣諸島トラブルは以前の私のブログ記事を再読しましたら理解できると思います。
 
以前にも申し上げましたが、短絡的な日本の物の考え方と違って、50年100年単位の物の考え方をするのが米国であり、中国・韓国なのです。
 
日本の領土・尖閣諸島を狙う中国の背後にいるのは米国?
 
(この記事の要約)
米国政権中枢の戦略文書より
 
東シナ海日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。
 
米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。
この戦略の前提として日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である(日本の世論により憲法9条改正)

 
そして、ロックフェラー=ロスチャイルドの利権のために日本軍と中国軍に「殺し合い」(戦争)を行わせる
 
その戦争遂行の為、日本に米国から高額な兵器を購入させる
そして米国は仲介役に転じ、漁夫の利を得て日本を支配する。
 
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それを念頭に昨今の以下の記事を読みましたら、米国の描くシナリオ通り、国際金融資本と提携する中国と野田政権が動いていることが良く分かると思います。
 
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日本人の尖閣上陸直後、首相側近が「自衛隊投入」言及(1)
2012年08月20日08時31分   [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 
(一部抜粋)
続いて日本地方議員が尖閣に上陸すると、待っていたかのように長島昭久首相補佐官は19日、テレビに出演し、「もう尖閣領海を守るために自衛隊を使う方法を、法改正を含めて考える時になった」と述べた。
 
また、中国に対する警戒・監視を強化するため、先端偵察機グローバルホーク」を次期中期防衛力整備計画(2016-2020年)期間に導入する方針を明らかにした。よくできた脚本のようだ。 
 
しかし野田政権の誤算は、尖閣のほかにも独島とクリル諸島(千島列島)という、日本が抱えている3つの領土問題が同時に勃発しているという点だ。戦力と対応が分散するしかない。
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長島首相補佐官「最後の手段で上陸させた」 尖閣事件「けが人出さない」が優先だった?
J-CASTニュース 8月19日(日)17時52分配信
 
(一部抜粋)
抗議船を出した「保釣行動委員会」の幹部は12年8月18日、香港の公共ラジオ局(RTHK)に対して、その時の様子を明かしている。この幹部は香港から抗議船に対して指揮していた立場だ。
 
この幹部によると、(1)海上保安庁の巡視船は、2、3回しかぶつかってこなかった(接舷してこなかった)(2)活動家が上陸した魚釣島に約9キロ地点まで近づいた時点で、多くの巡視船が離れていった、という。
 
主にこの2つの理由から、抗議船の活動家らは「上陸の機会がある」と思ったという。仮に、この幹部の話が正しければ、日本側の対応が上陸を誘発した、あるいは日本側は当初から「上陸ありき」だったとの指摘も出そうだ
 
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日米が初の島嶼防衛共同訓練 21日から、動的防衛力具現化
2012.8.17 22:55 
 
(一部抜粋)
尖閣諸島周辺の情勢が緊迫感を増す中、陸上自衛隊は21日から9月26日の37日間の日程で、米第3海兵遠征軍(3MEF)が米グアム島テニアン島で実施する島嶼防衛に関する実動訓練に参加する。
 
対中国軍を念頭に、日米両政府が目指す「動的防衛協力」を具現化する動きだ。日本政府としては、実戦的な日米共同訓練で対中国抑止力の向上を図りたい考えだ。
 
 
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 つまり、野田政権のやることを黙視していましたら、戦争になりますね。
 
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追記)中国を知るための適例
 
中国共産党はどのようになり上がったのか
 
(一部抜粋)
騙すのは煽動するためである。
闘争するには恨みが必要である。
恨みが無いのなら作ればいい。
 
中国で有名な“白毛女(びゃくもうじょ)は元々巫女だった。
地主に迫害された事は無かったが、共産党は彼女を取り上げ、ストーリーを作り直し、地主に迫害された典型として、京劇や舞台劇、バレエなど舞台で取り上げ、国民に大いに宣伝し、恨みを煽る材料とした。
 
これが中国の国民世論の操作の方法で、これを真似たのが韓国ですね。